リーグニュース
2010年7月23日
オーシャンアリーナカップ2010 大会二日目レビュー

大会二日目となった本日、準々決勝の4試合が行われました。


準々決勝の4試合が行われた、Fリーグ大洋薬品オーシャンアリーナカップ2010。夏休みが始まった今日は、会場に多くの子供が観戦に訪れた。
第1試合はステラミーゴいわて花巻対バサジィ大分の対戦。どちらもこの大会までの練習試合が少なかったらしく、チームの仕上がりに不安を抱えながらのプレーとなったが、お互いの持ち味をぶつけ合ったゲームになった。
昨季からのスタイルを継続し、自陣に構えて守備ブロックを作ってから、縦に速い攻撃を仕掛ける花巻に対し、大分はボールをテンポよく回しながら、各選手が長い距離を動いてチャンスを作ろうとした。
前半終了間際に、大分は相手のマークミスを誘って、江口学がフリーになって先制ゴールを挙げると、後半も相手のオウンゴールで追加点。花巻はカウンターから渡邉知晃が決めて1点を返し、さらにパワープレーを行って攻め込んだが、大分がしのいで勝利をものにした。

第2試合はペスカドーラ町田とエスポラーダ北海道。昨季は1点を争う接戦になることが多かった好カードだ。町田は滝田学が家族に不幸があり欠場。チームは喪章をつけてのプレーとなった。
前半、町田はゴール前のFKを藤井健太が直接決めて先制点。後半もCKでのサインプレーから金山友紀がゴールを決め、2点のリードを奪った。
しかし、北海道も嵯峨祐太のミドルシュートと、FKから仲村学が決めて、連続ゴールで同点。さらに左サイドの展開から室田祐希のゴールも生まれ、3分で3ゴールを挙げて、一気に逆転に成功した。
この後、町田は前半の篠崎隆樹の退場に続き、後半も大地悟が退場。数的不利の展開を2度も強いられ、徐々に北海道の運動量が目立つ展開になる。町田はパワープレーを仕掛けたが実らず、逆に北海道がロングシュートから1点を追加して勝利した。
「選手がまったく集中できていなかった」(ジュニオール監督)と反省した町田に対し、北海道は「悪い流れだったが、後半は何とか高い位置からプレスをかけてボールを奪いにいけた。今季初めての公式戦としてはよくできた」(小野寺隆彦監督)と、満足の様子だった。

第3試合には、大会3連覇を狙うシュライカー大阪が登場。湘南ベルマーレとの対戦は、昨季の全日本フットサル選手権決勝と同じカードだ。
大阪は立ち上がりに、FKを林浩平が直接決めて先制ゴール。その後もおなじみの素早いボール回しからチャンスを作るが、追加点が奪えない。「暑さにやられ、体力の消耗が早かった」(アドリアーノ監督)
一方の湘南は、昨日のゲームで負傷したボラと江藤正博が欠場。苦しい陣容での試合となった。「高い位置でボールを奪ってからのショートカウンター」(小野直樹監督)を狙ってゴールに迫ったが、大阪には昨季リーグMVPのGKイゴールが健在。なかなか簡単にゴールを奪えない。試合はそのまま大阪が1点を守り切る形で終了した。

第4試合は戦力充実の名古屋オーシャンズが、スピード、パワー、技術、コンビネーションなど、圧巻のプレー振りを見せて、デウソン神戸を下した。
「立ち上がりはリズムもよく、チャンスも作れていた」(比嘉リカルド監督)という神戸だが、名古屋はそれを受け止めるかのような状態から、徐々に前に出て行く勢いを強め、シュートシーンを多く作っていく。14分に左からのパスを受けた北原亘が、鋭い切り返しから左足シュートを決めて先制。16分には左からのパスを受けた木暮賢一郎のループ、17分にはゴール前でボールを受けた森岡薫の強烈な右足シュート。畳み掛けるように一気に3点を奪い、試合の主導権を握った。
後半には前線で奪ったボールを新加入のルイス ネゴンが決めて4点目。神戸はパワープレーから1点を返すのが精一杯だった。
「今日は非常に気持ちの入った試合ができた。これを継続していきたい」(北原)
また、今日は北海道の室田祐希(18歳)、名古屋の逸見勝利ラファエル(17歳)と、2人の10代選手が登場し、話題となった。
「監督や先輩たちに助けられて、緊張せずに試合に臨めました」という室田は、スピードあるプレーで攻守に目立ち、決勝点も挙げる活躍ぶりだった。
逸見は高スピードの中の展開でも正確な技術を見せ、国内トップクラスの選手がそろう名古屋の中でもそん色なくプレーした。「自分自身の役割を果たして、チームに貢献できたと思う」(逸見)。10代とは思えない堂々としたプレー振りで、今後の活躍を期待させた。


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以 上