Fリーグ大洋薬品オーシャンアリーナカップ2010は3日目を迎え、今日は準決勝の2試合が行われました。
第1試合はシュライカー大阪がバサジィ大分に快勝。「ほぼパーフェクトな状態で戦えた」とアドリアーノ監督も満足する内容だった。 立ち上がりの主導権争いを、前線からのプレッシングと素早いパスワークで制した大阪は、11分、瀬戸彬仁がゴール前のこぼれ球を拾ってシュートを決めて先制。19分にも右の松宮充義からの速いパスを、瀬戸がファーサイドで合わせて追加点を挙げた。 しかし大分も、前半終了間際に1点を返す。仁部屋和弘のロングシュートが相手に当たってコースが変わり、GKイゴールが前にボールをこぼしたのを武石高弘が押し込んだ。そして後半の立ち上がりにも、仁部屋の持ち込みから、左でフリーの蒲原旭にボールが渡った絶好機があったが、シュートは前に出てきたイゴールがセーブ。大阪は嫌な流れを守護神が断ち切った。 大阪は32分にゴール正面からのFKで、村上哲哉が目の覚めるような強烈なシュートを決めて3点目。その後大分はパワープレーに出たが、途中パスミスがあり、これを拾った大阪・佐藤亮がロングシュートを決めて突き放した。 「選手は最後まで頑張ったが、細かいところでミスが出て試合が決まってしまった」(大分・館山マリオ監督) 第2試合は、後半攻撃力が爆発した名古屋オーシャンズが、エスポラーダ北海道に大差で勝利した。 北海道は今大会エースの菅原和紀をケガで欠いているが、昨日は仕事の都合で名古屋入りできなかった、昨季リーグ日本人得点王の水上玄太がメンバーに名を連ねた。 前半は北海道も持ち前の豊富な運動量で名古屋のパス回しを追いかけ、20本のシュートを受けながらも無失点に押さえた。攻撃でも個人技で相手のプレスをかわしながらのパス回しで、何度か決定機を作り名古屋に対抗。スピーディーな展開に会場が沸いた。 試合が動いたのは後半の立ち上がりだった。名古屋はボールを奪ってのカウンターから、ラファエル サカイ、ルイス ネゴンと立て続けに2点を奪って、ゲームの主導権を握る。その後も攻撃の手を緩めず、25分にも共に森岡薫のアシストから、丸山哲平、北原亘が連続ゴールを挙げ、一気に点差を広げた。 「5分間で4失点。自分たちの手で試合を壊してしまった」(北海道・小野寺隆彦監督) 北海道は残り8分で嵯峨祐太をGKにしてのパワープレーで打開を図ったが、パスミスが目立ち、1点を返すのみに終わった。逆にその間、名古屋がボールを奪ってからのロングシュートやカウンターで次々にゴールを奪って、スコアは大差のつく形となった。 名古屋にとっては理想の展開だった。 「今日も戦術どおりにできた試合だった。前からのプレスで相手を疲れさせ、後半得点してリズムを作り、流れを作る」(ペドロ エンヒケス監督代行) 明日の決勝戦は、アジウ監督と期待のリカルジーニョの出場停止が明け、万全の状態で臨めそうだ。 「昨年この舞台で悔しい思いをして、1年間この決勝で打ち勝つことを考えていた。同じ大阪が相手。明日こそは勝ちたいと思っています」(北原) これに対して大会3連覇を狙う大阪は、 「名古屋はミスも少なく、チャンスをしっかりものにしてくる。今日みたいか、今日以上で100パーセントの力を出せないと勝てない」(アドリアーノ監督) 3年連続同カードとなった決勝は、大注目の対決だ。 ■オーシャンアリーナカップ2010特設サイトはこちら ■Fリーグフォトギャラリー Vol.46 オーシャンアリーナカップ2010 3日目