久光重貴選手講演会「生きること」

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昨日、ゼビオFリーグ第14節 湘南ベルマーレvsヴォスクオーレ仙台の試合終了後、小田原アリーナ研修室で湘南ベルマーレ所属、久光重貴選手が講演会を行いました。

「生きること」と題されたこの講演会には、湘南ベルマーレのスポンサーをはじめ、チームや選手を支援していただいている方々、選手、チーム関係者、そして下部組織P.S.T.Cロンドリーナの選手など約100名が参加しました。

久光選手は「Fリーグに関わっていたことでがんを発見することができました。同じタイミングで治療を始めた患者さんが亡くなっていく中、フットサルに関わっていられることに感謝しています。亡くなっていった方々が、”もう少し食生活を考えておけば良かった”と話されていたことが印象に残っています。現在、自分自身も健康でいることがどれだけ幸せなのか痛感しています。皆さんにお伝えしたいことは、”与えられた時間を無駄にすることなく、精一杯生きていく”ということ。選手には、一試合一試合の大切さ、一回一回の練習の重要性を理解してほしい」と語りました。

死の恐怖と背中合わせの時間を過ごしている久光選手が話した内容には、とても意味深いものがあり、参加者の方々も真剣に耳を傾けていました。

講演会は久光選手の「いつ人生が終わっても後悔のない時を過ごしたいと思っています。そして、湘南ベルマーレに関われたことに感謝しています」という言葉で締めくくられました。Fリーグのピッチに戻れるように、声援を送り続けていきたいと誰もが感じる研修会となりました。

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