Road to COLOMBIA vol.12 『息つく暇もない攻防戦、代表候補合宿に確かな手ごたえ』

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*画像は第10節対戦時のもの

名古屋オーシャンズのAFCフットサルクラブ選手権出場により、第15節バサジィ大分vs名古屋オーシャンズのみ、その他の試合と異なる日程で開催された。

FP藤川朋樹が4年ぶりに復帰、スタメン出場となった大分と、主力の森岡薫、酒井ラファエル良男がメンバー外、田村研人、齋藤功一がメンバー入りした名古屋の対戦は序盤から激しいものとなった。名古屋の前鈍内マティアスエルナンが先制すると、負けじと大分のエース・仁部屋和弘が同点ゴール。双方譲らず試合が展開するが、高い集中力でチャンスを狙い続ける大分が、その後2得点を追加する。大分の2点リードで前半を終えるかと思えた終了間際、先週のシュライカー大阪戦では出場機会のなかった八木聖人がゴールを決め、1点差で前半を折り返す。

迎えた後半も両者の意地がぶつかり合い、名古屋の星龍太が同点弾を決めれば大分の仁部屋が突き放し、名古屋がリードを奪うと大分が追いつき、5-5の同点にもつれ込む。名古屋の今季初の引き分けで試合が終了するかと思われた残り3秒。大分の芝野創太が劇的ゴールを決め6-5でタイムアップ。大分が勝利を収め、名古屋の今季連勝記録は15でストップした。

仁部屋や前鈍内といった日本代表クラスの選手がきっちりと結果を出す中、前回のトレーニングキャンプで日本代表候補初選出となった芝野も結果を出し、31日に発表された代表候補メンバーにも名を連ねている。若手の台頭はリーグのレベルも引き上げてくれることだろう。代表候補から真の代表メンバーに選ばれ、アジア選手権を、W杯を戦う選手は一体誰になるのか。来週行われるトレーニングキャンプからも目が離せない。

8月31日に発表された日本代表候補メンバーはこちらから