上位対決を制した浦安が2位浮上!! 町田は“境川決戦”で湘南を圧倒し3位浮上

▽Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー第11節が、5日(金)~7日(日)にかけて各地で行われた。5日(金)に行われたすみだvs.神戸は4-2で、すみだがホームアリーナ初白星を飾った。府中vs.北海道は5-2で府中が勝利している。6日(土)に行われた仙台vs.大阪は、前半に2点を奪った大阪が2-1で逃げ切った。浜松vs.名古屋の“東海ダービー”は、名古屋が5-2で勝利し、AFCフットサルクラブ選手権王者の意地を見せている。7日(日)に行われた浦安vs大分は、星翔太選手の10試合連続ゴールなどで浦安が5-2と勝利した。湘南vs町田の“境川決戦”は、町田が8-0と圧勝している。第11節の詳細は以下の通り。

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◆すみだvs.神戸
▽墨田区総合体育館で行われた一戦は、前半終了間際の19分にFP金川武司選手のゴールですみだが先制して試合を折り返す。24分にFP須藤慎一選手のゴールで神戸が同点に追いつくが、26分にFP曽根直人選手、36分に金川選手がネットを揺らしてすみだが2点差とする。直後に神戸はFP田中智基選手をGKに置いてパワープレーに出るが、38分にFP宮崎暁選手にパワープレー返しを決められてしまう。39分に田中選手選手のゴールで詰め寄った神戸だったが、反撃もここまで。すみだが神戸を下して、ホームアリーナで初勝利を飾った。

 

◆府中vs.北海道
▽府中市立総合体育館で3連勝中の府中と2戦未勝利の北海道が対戦した。試合は、府中が電光石火の先制点を奪う。キックオフ直後から前に出ていくと、FP皆本晃選手がGK関口優志選手の牙城を破った。幸先の良いスタートを切った府中は、8分にも皆本選手がゴールを決めて追加点を奪う。府中のプレスに苦しむ北海道だが、10分にFP室田祐希選手のゴールで1点を返した。しかし、その直後の13分、FP上福元俊哉選手のゴールで府中が3点目を奪取。さらに、府中は18分に第2PKを獲得すると、これをFP山田ラファエルユウゴ選手が確実に沈めてリードを3点に広げた。迎えた後半も府中が追加点。24分には敵陣でボールを奪った山田選手が関口選手との1対1を冷静に制してスコアを5-1とした。何とか反撃に出たい北海道は、35分からパワープレーを開始。試合終了間際の39分にFP阿部恭也選手がゴールを挙げたが、反撃もここまで。試合を通して北海道を圧倒した府中が、4連勝を飾った。

 

◆仙台vs.大阪
▽Fリーグ初開催となる塩釜ガス体育館で仙台vs大阪が行われた。試合は、立ち上がりから互いに攻め合うものの、GKクロモト選手とGK宮竹晴紀選手の両守護神が好セーブを見せてゴールを許さない。そんな中大阪は10分、FKの流れからFPヴィニシウス選手が左足で蹴り込み、先制に成功。さらに大阪は14分、右からのキックインを受けたFP稲田瑞穂選手のゴールで追加点を奪った。迎えた後半も2点をリードする大阪が試合の主導権を握る。しかし24分、CKからFP清水誠選手が倒れ込みながらゴールを沈めて仙台が1点を返した。反撃に出る仙台は、残り4分50秒からGKクロモト選手を上げてパワープレーを開始する。しかし、決定的なチャンスを作ることなく試合終了。アウェイの大阪が今季5勝目を挙げた。一方の仙台は塩釜での初開催試合を落とし、未勝利が続いている。

 

◆浜松vs.名古屋
▽浜松アリーナで6日、セザル監督体制2戦目となる浜松と先週のAFCフットサルクラブ選手権でアジア王者に輝いた名古屋が激突した。試合は早い時間帯にスコアが動く。3分、FPラファエルサカイ選手が放ったシュートのこぼれ球をFP白方秀和選手が押し込んで名古屋が先制した。一方の浜松は、13分にFP曽根田盛将選手のゴールで同点とする。これで浜松に流れが行きかけたが、15分にFP北原亘選手がボール奪取からゴールを奪い、名古屋がスコアを2-1として前半を終えた。迎えた後半、浜松は27分にFP中村友亮選手の突破からFP三輪修也選手がゴールを決めて再びタイスコアに戻す。攻勢をかける名古屋は、チャンスをGK川原永光選手に防がれていたが、35分にFP吉川智貴選手のゴールで勝ち越しに成功した。36分から浜松がパワープレーを開始するも、名古屋は37分にオウンゴール、38分にFP森岡薫選手とゴールを重ねて5-2で勝利。アジア王者に輝いた名古屋は、中国遠征後の難しい試合を制して首位をキープした。

 

◆浦安vs.大分
▽浦安市総合体育館で行われた上位対決は、15分にFP鳥丸太作選手のゴールで浦安が先制に成功。しかし大分も20分にFP仁部屋和弘選手のゴールで同点としてハーフタイムを迎えた。すると26分にFP冨廣洋平選手のゴールで大分が勝ち越し成功する。浦安は29分にFP星翔太選手の10試合連続ゴールで同点とするが、直後にFP荒牧太郎選手が退場して数的不利となる。このピンチを凌いだ浦安は33分、FP完山徹一選手がPKを決めて勝ち越すと、36分にはFP中島孝選手のゴールでリードを広げた。追いかける大分は直後にFP北嶋佑一選手をGKに置いてパワープレーに出るも、FPディドゥダ選手がこの日2枚目のイエローカードで退場。2分間を凌いで攻勢に出る大分だったが、39分にFP深津孝祐選手にパワープレー返しを決められる。試合終了間際にはGK青柳佳祐選手がボックス外でハンドを取られて退場し、試合はそのまま終了。浦安が大分を下して2位に浮上した。

 

◆湘南vs.町田
▽小田原アリーナで行われた一戦は、一方的な展開となった。今季2度目の“境川決戦”は序盤から湘南が出足の鋭い守備で主導権を握るも、13分にFP本田真琉虎洲選手のゴールで町田が先制する。さらに16分にも本田選手が加点すると、18分にはFP藤井健太選手がネットを揺らして町田が3点のリードを得てハーフタイムを迎えた。後半も町田が得点を重ねる。22分にFKの流れからFP滝田学選手のゴールで4点目を奪取。追いかける湘南は、残り5分からFP近藤純也選手をGKに置いてパワープレーを開始するが、36分にGKイゴール選手にパワープレー返しを決められる。37分には、セグンドに詰めたFP金山友紀選手にゴールを許すと、39分にイゴール選手、40分に藤井選手にパワープレー返しを決められて試合は終了。町田が大量8得点を奪い“境川決戦”を制した。