Road to COLOMBIA vol.14 『下位チーム善戦、すべての選手の躍動がFリーグを盛り上げる!』

5日(月)からフットサル日本代表候補合宿が行われている。本日行われたフットサルクウェート代表とのトレーニングマッチでは、7-1と快勝。明日の2戦目に向けて弾みをつける結果となった。

22大野、松本、石野 22近藤、金山、原

代表候補合宿直前の第22節でも激戦が繰り広げられた。リーグ戦も終盤に近づき、リーグ優勝、上位争いに目が向きがちになるが、下位チームも粘りを見せる。バルドラール浦安と対戦したヴォスクオーレ仙台は、ベテラン・清水誠が先制。後半、同点に追いつかれるも1-1で試合を終えた。デウソン神戸もバサジィ大分に1-2で敗れはしたものの、シュート数では圧倒。ここに決定力を備え、今後の躍進に期待したい。

初めてのFリーグ開催となった秦野市立総合体育館では、フウガドールすみだvsアグレミーナ浜松、湘南ベルマーレvsペスカドーラ町田の2試合が行われた。激戦を制したすみだのキャプテン・諸江剣語が「浜松は今の順位にいるのが不思議なくらい、個が強くやりづらかった」と話したとおり、チーム一丸となって気迫のこもったプレーを見せた浜松に、惜しみない拍手が送られた。また、秦野市での初開催を重要なものと位置づけて臨んだ湘南ベルマーレは、ペスカドーラ町田に1-7と大差で敗れはしたものの、横澤監督が「多くのサポーターが集まってくれたこういう場で勝利したかった。実現できなくて悔しい気持ちでいっぱい」と次節以降への意気込みを強く語った。

1戦、1戦、すべてのチームがあきらめない気持ちを持って戦うことで、Fリーグのレベルが向上し、会場を盛り上げる。次節から3巡目に入るFリーグ。2015/2016シーズンも残すところ11節。全選手の躍動に期待したい。