Road to COLOMBIA vol.16 『リーグ戦から世界へ、世界での経験をFリーグへ』

いよいよ、SuperSports XEBIO Fリーグ2015/2016シーズンは、残り3節となった。名古屋オーシャンズは、11月14日の第29節 フウガドールすみだ戦で勝利し、リーグ戦1位が決定。プレーオフに向けて早々に準備に入ることができる。残るは4枠。11月14日に第29節で湘南ベルマーレに勝利したペスカドーラ町田が、プレーオフ進出の切符を掴みとった。ペスカドーラ町田は、2013/2014及び2014/2015シーズンと2年連続でプレーオフ進出を逃し、悔しい思いを持って今シーズンに臨んだ。その悔しさを晴らせて喜びもひとしおだろう。

残る3枠、どこのクラブが掴みとるのかは、今週末に行われる第31節、小田原セントラルが鍵を握る。プレーオフ進出は、現在3位のシュライカー大阪(勝点56)からフウガドールすみだ(勝点56)、バサジィ大分(勝点51)、府中アスレティックFC(勝点48)、エスポラーダ北海道(勝点48)、8位・バルドラール浦安(勝点46)までの6チームが争うことになるが、9位・湘南ベルマーレ、10位・デウソン神戸、11位・アグレミーナ浜松、12位・ヴォスクオーレ仙台も俄然調子を上げている。

■小田原セントラル対戦カード■

開催日 会場 キックオフ ホーム アウェイ
11月21日(土) 小田原アリーナ 12:30 バサジィ大分 vs. エスポラーダ北海道
14:30 名古屋オーシャンズ vs. デウソン神戸
16:30 シュライカー大阪 vs. アグレミーナ浜松
11月22日(日) 12:30 府中アスレティックFC vs. ヴォスクオーレ仙台
15:00 フウガドールすみだ vs. 湘南ベルマーレ
17:00 バルドラール浦安 vs. ペスカドーラ町田


全6試合、すべて激戦が予想されるが、特にこの小田原セントラルでプレーオフ進出が決まる可能性のある2クラブ(シュライカー大阪・フウガドールすみだ)の試合は見逃せない。シュライカー大阪の対戦相手、アグレミーナ浜松は第25節のホームゲームで勝利後、勝星には恵まれていないが、惜しい試合が続いている。フィジカルや集中力を40分維持出来れば侮れない相手となる。

また、フウガドールすみだの対戦相手となる湘南ベルマーレは地元・小田原でのセントラル開催。更に第27節~の4戦は3勝1敗。第28節では絶対王者を4-1で破り、第30節はプレーオフ進出を狙うバルドラール浦安を3-1で破るなど俄然調子を上げている。好調をキープし、小田原セントラルに臨む。

初日の第1試合、バサジィ大分 vs エスポラーダ北海道も見逃せない。両クラブともプレーオフ進出には落とせない試合となるため、大分・吉武監督、北海道・小野寺監督がどのような試合展開を狙うかも非常に興味深い。

6位の府中アスレティックFCは、最下位ヴォスクオーレ仙台との対戦になる。チームの中心である、皆本晃を怪我で欠いてい府中だが、プレーオフ進出に向けてこの試合は絶対に負けられない。しかし、仙台もそう簡単に勝利は献上しないことだろう。

8位・バルドラール浦安は、プレーオフ進出を決めたペスカドーラ町田との対戦となる。残り3試合、絶対に負けられない浦安。小田原セントラルでは試合開始からトップギアで臨み、勝利を目指す。町田のGKイゴールを筆頭に守備力の安定している町田から得点を奪うことができるのか、非常に見どころのある試合となることが予想される。

この小田原セントラルが終了すると、フットサル日本代表の欧州遠征のため、Fリーグが一時中断となる。フットサル日本代表に選出された選手は休む間もなく闘いが続くが、世界のトップを目指す以上、弱音を吐いてはいられない。ベテランの名古屋・森岡、酒井、大阪・佐藤、町田・滝田らに、若手の北海道・室田やすみだ・清水などが加わる。世界の強豪との対戦を経験し、帰国後には残る2節で代表選手としての風格も見せてほしい。

Fリーグ全12クラブの全選手が、2016年2月に行われるAFCフットサル選手権兼FIFAフットサルワールドカップアジア予選を勝ち切り、9月に開催されるFIFAフットサルワールドカップ(コロンビア)への出場を目指している。強化の進むミゲルジャパンのメンバーへの生き残りもかかる時期。リーグ戦でも最後まで諦めない気持ちを持って、アグレッシブに戦ってくれるだろう。

その結果、現在の順位からは予想もできない展開がこの小田原で繰り広げられるかもしれない。是非、この熱い戦いの行方は小田原アリーナで!

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