【全日本フットサル選手権】5-3で名古屋オーシャンズを下したペスカドーラ町田が初優勝!

本日、第21回全日本フットサル選手権大会 3位決定戦、決勝の2試合が行われました。3位決定戦ではバルドラール浦安が府中アスレティックFCを下し3位に、決勝ではペスカドーラ町田が5-3で激戦を制し、大会初優勝を遂げました。

3位決定戦
府中アスレティックFC バルドラール浦安

序盤から両者とも積極的に得点を狙います。セットプレーや両GKが起点になるなど様々な形でチャンスを作る中、先制したのは浦安。加藤竜馬選手の折り返しに三木一将選手が飛び込みゴールを決めます。1点を追う府中は果敢にゴールに迫りますが、浦安の守備に阻まれ得点を決めることができません。後半はやや落ち着いた試合運びとなりましたが、30分に中島孝選手のアシストから星翔太選手がヘディングでゴールを挙げると、そのわずか2分後には星選手との連携で小宮山友祐選手がゴール。浦安がリードを広げます。3点を追う府中はパワープレーを開始し、小檜山譲選手が体勢を崩しながらも気迫で得点を奪い取ると、39分には山田ラファエルユウゴ選手が鋭いシュートを突き刺し1点差に迫ります。その後もパワープレーを続けた府中でしたが、これをしのいだ浦安が3-2で勝利。この結果を受け、今大会の3位はバルドラール浦安、4位は府中アスレティックFCに決まりました。

決勝
ペスカドーラ町田 名古屋オーシャンズ

決勝戦らしく立ち上がりから激しい攻防戦が繰り広げられました。先制したのは町田。CKから横江怜選手がゴールを決めます。決勝ラウンド3試合で先制点を奪われた名古屋。2015/2016シーズン優勝の王者としてはこのまま引き下がるわけにはいきません。シンビーニャ選手が立て続けに2得点を挙げ逆転すると、試合はより一層激しさを増します。町田が篠崎隆樹選手のゴールで2-2の同点に追いつくと、名古屋が北原亘選手のゴールで突き放す点の取り合いに。前半終了間際には、町田のボラ選手が放ったシュートが名古屋FPに当たりOG。3-3の同点で前半を折り返します。後半も立ち上がりから両者集中してプレーに臨む中、待望の追加点を挙げたのは町田。森谷優太選手のアシストから金山友紀選手が得点を挙げると、またも森谷選手のアシストからボラ選手がダメ押しの追加点。名古屋は現役引退、来季の監督就任が決まっているペドロコスタ選手をGKにパワープレーを仕掛けますが、これをしのいだ町田が5-3で勝利。見事初優勝を決めました。大会MVPは町田の金山選手が獲得しています。

詳細はJFA公式サイトをご覧ください
http://www.jfa.jp/match/alljapan_futsal_2016/