第18節レビュー:大分が首位浮上!仙台はFリーグ初勝利!

Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第18節が11月1日(土)、2日(日)に全国各地で行われた。1日(土)に行われたすみだvs.大阪は、大阪が3-1で勝利し、府中vs.名古屋は府中が5-2で勝利した。町田vs.浜松は、町田が3-2で競り合いを制し、北海道vs.浦安は浦安が3-2で逃げ切っている。2日(日)に行われた湘南vs.仙台は、仙台が3-1で勝利し、Fリーグ参入後初勝利を挙げた。神戸vs大分は、大分が2-0で勝利して首位に浮上した。第18節の詳細は以下の通り。

 

◆すみだvs.大阪
墨田区総合体育館で行われた一戦は、8分に片山堅仁選手のゴールで大阪が先制するも、20分に宮崎暁選手がネットを揺らして、タイスコアで前半を終えた。すると32分にヴィニシウス選手のシュートが枠を捉えて大阪が勝ち越しに成功。さらに36分には村上晢哉選手のシュートが相手のオウンゴールを誘発し、大阪がリードを広げた。その後はスコアが動かずに試合は終了。大阪が4試合ぶりの白星を挙げた。


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◆府中vs.名古屋
府中市立総合体育館で行われた一戦は、名古屋が主導権を握って試合を進めるも8分に山田ラファエルユウゴ選手のループシュートが決まって府中が先制する。18分にはシンビーニャ選手の個人技からゴールを奪った名古屋が同点として前半を終えるも、22分に上福元俊哉選手がミドルシュートを沈めて、府中が再びリードを手にする。35分にはラファエルサカイ選手がこぼれ球を押し込んで名古屋が2-2とするが、36分にGK田中俊則選手のクリアランスにバックヘッドで合わせた上福元選手のシュートが相手のオウンゴールを誘い、府中が3度目のリードを得る。さらに37分には柴田祐輔選手のゴールで府中が名古屋を突き放した。2点を追う名古屋は直後からペドロコスタ選手をGKに置いてパワープレーに出るが、40分にGK田中選手のパワープレー返しが決まって勝負あり。府中が王者・名古屋に土をつけた。

 

◆町田vs.浜松
町田市立総合体育館で行われた一戦は、開始34秒に永島俊選手のゴールが決まって町田が先取点を取ると、19分には本田真琉虎洲選手が加点して前半を終える。迎えた26分には篠崎隆樹選手にもゴールが生まれ、町田がリードを3点に広げた。しかしここから浜松が反撃を見せると、27分に田中充彦選手がネットを揺らす。さらに33分には和久田章太選手もゴールを奪い、浜松が1点差に詰め寄る。しかし町田も最後の1点は許さず試合は終了。町田がホーム無敗を継続し、プレーオフ圏内をキープした。

 

◆北海道vs.浦安
北海きたえーるで行われた一戦は、3分に高橋健介選手がゴールを奪い浦安が先取点を奪う展開となった。するとリードを得た浦安は、17分に深津孝祐選手、28分に中島孝選手が加点して、3点のリードを得る。しかしここから北海道が反撃に出る。室田翔伍選手をGKに置いたパワープレーに移行した北海道は、37分に室田祐希選手のシュートがオウンゴールを誘発して得点を奪う。さらに40分、水上玄太選手も得点を奪い、1点差に詰め寄った北海道だったが反撃はここまで。浦安が逃げ切りに成功し、上位対決を制した。

 

◆湘南vs.仙台
小田原アリーナで行われた一戦は、開始47秒に安藤良平選手のゴールが決まって湘南が先制する。しかし仙台も9分に今井翔選手のゴールで同点に追いつくと、17分に渡邊一城選手、20分に庄司綾之選手が加点して前半のうちに逆転した。迎えた後半はスコアが動かない展開となると、残り5分46秒から安藤選手をGKに入れて湘南がパワープレーに出る。ところが39分に小野大輔選手が退場となり、追いかける湘南が数的不利に。このピンチに湘南はGKを安藤選手のままにして、攻撃時にゴールマウスを開けて4人で攻め込む。しかし仙台が粘りの守備を見せて試合は終了。仙台がFリーグ参戦後18試合目にして初勝利を挙げた。

 

◆神戸vs.大分
グリーンアリーナ神戸で行われた一戦は、6分に仁部屋和弘選手のゴールでアウェイの大分が先制する。そのまま前半を終えると、22分には森村孝志選手が加点し、大分が神戸を突き放す。神戸は34分から渡井博之選手をGKに置いてパワープレーを開始するが、最後までゴールネットを揺らすことはできずに試合は終了。神戸を下した大分が、名古屋をかわして首位に浮上した。