Fリーグ初のオールスターゲームはF-EASTの勝利!

ASボラ 10月8日(土)、Fリーグ10周年記念 オールスターゲーム supported by DUARIGが、宮城・ゼビオアリーナ仙台で行われました。Fリーグ初のオールスターゲームとなったこの試合。Fリーグ全12クラブからファン投票で選出された、24名の選手と4名の監督が熱戦を繰り広げ、会場を沸かせました。

f-east 4-4(PK4-3) f-west

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Fリーグ開幕10周年を記念して行われたこの試合。F-EASTはGK大黒、FP狩野、ボラ、皆本、室田、対するF-WESTはGK上原、FP久光、シンビーニャ、ヴィニシウス、仁部屋のスターティング5で試合に臨みました。

初のオールスターゲームとあって、前半は慎重な立ち上がりとなりました。ファーストシュートはWEST久光重貴選手。仁部屋和弘選手のパスにダイレクトで合わせます。対するEASTもカウンターからボラ選手、セットプレーから室田祐希選手がシュートを放ちますが、WESTのGK上原拓也選手のファインセーブに阻まれ、ゴールを割ることができません。

カウンターの応酬に会場の熱気が増す前半終盤。EAST稲葉洸太郎選手が自陣から抜け出しループシュートを放つと、GK上原選手が片手ではじき、WESTロドリゴ選手の狙いすましたシュートは、わずかにサイドネットにコースを外れるなど、両者見せ場を作りながらも決めきれず、前半は0-0のスコアレスドローで折り返しました。

迎えた後半、EASTはGK藤原、FP水上、狩野、ボラ、皆本、WESTはGK関口、FPロドリゴ、銀島、安藤、シンビーニャのメンバーで臨みます。先に試合を動かしたのはEAST。22分にリーグ戦の開幕節でも多くのゴールを挙げている水上選手が右サイドからシュートを叩き込み先制。しかしそのわずか40秒後には、WESTのシンビーニャ選手が強烈なシュートを放ち、これがクロスバー下部に当たりゴールイン。試合は振り出しに戻ります。

ここから試合は息つく間もなく、激しく展開します。32分、水上選手との連携からボラ選手がゴールを挙げ、EASTが再度1点をリードしますが、WESTは35分にヴィニシウス選手、38分に原田浩平選手がゴールし勝ち越しに成功。会場が熱気に包まれます。

試合時間残り1分を切り、さらに試合が動きます。GK藤原選手がハーフウェイラインを越えてパワープレーの形を作ったEAST。甲斐修侍選手との連携から、西谷良介選手が同点ゴールを挙げると、その10秒後にはWESTのヴィニシウス選手がゴール。このまま試合が終わるかと思われた39分55秒、最後までどん欲にゴールを狙い続けたボラ選手がこぼれ球を押し込み4-4の同点とします。前後半40分で決着がつかず、勝敗はPK方式に委ねられました。

先攻のWEST、後攻のEASTともに3人目までPKを成功させると、WESTの4本目をEASTのGK藤原選手がセーブ。4人目のキッカー、稲葉選手がPKを決めたEASTが激戦を制し、Fリーグ初のオールスター勝者となりました。

試合後、両チームの監督、コーチ、キャプテンは口々に「Fリーグにとって有意義なものとなった」「この経験をリーグ戦でも生かしたい」と満足した表情でコメントを残しました。

また、この試合のエキシビションマッチとして行われた、VEGALTA SENDAI DREAMS vs. MIYAGI DREAMSでは、ベガルタ仙台OB、ヴォスクオーレ仙台の選手、OBなど、宮城県のフットサル、サッカーに縁の深いメンバーが集い、会場を盛り上げました。