本日、北海きたえーる（北海道札幌市）にて「sfida　Ｆリーグオーシャンカップ2017 in 北海きたえーる supported by LIFEGUARD」準決勝2試合が行われ、シュライカー大阪を下した名古屋オーシャンズ、湘南ベルマーレを下したバルドラール浦安が決勝進出を決めました。

名古屋オーシャンズ 4-3 シュライカー大阪

 
　　
 
準決勝1試合目は、昨シーズンリーグ戦2位の名古屋と、1位の大阪が対戦しました。今大会屈指の好カードとあり、予想を裏切らない激戦となったこの試合。序盤から最初の1点を争い、激しくぶつかり合います。まず仕掛けたのは、星龍太選手を出場停止で欠き12人で臨む名古屋。齋藤功一選手が立て続けにシュートを放ちます。対する大阪もカウンターを仕掛けます。アルトゥール選手から小曽戸允哉選手とつなぎ、芝野創太選手がシュートを放ちますが、決めきることができません。
 
先制点を挙げたのは名古屋。ラファ選手のアシストで西谷良介選手が得点し、大阪は準々決勝から2試合連続で先制点を許してしまいます。同点ゴールを狙う大阪は9分、中央から小曽戸選手が鋭いシュートを突き刺し1-1。攻守にわたり集中したプレーを見せる両者。名古屋は今シーズン新たに加入し、準々決勝で初ゴールを挙げたラファ選手が積極的にゴールを狙います。チャンスを作ったのは、そのラファ選手。放ったシュートのこぼれ球を西谷選手が押し込み、勝ち越しに成功します。さらなる追加点を狙う名古屋ですが、齋藤選手のミドルシュートを大阪GK柿原聡一朗選手がはじき、コーナーキックからラファ選手のシュートも柿谷選手がセーブ。ゴールを割らせません。前半も残り1分を切ったところで、ここまでゴールを狙い続けていたラファ選手が難しい角度からのシュートをゴール右隅に突き刺し3-1。名古屋が2点をリードし、前半を折り返しました。
 
迎えた後半、点差を縮めたい大阪はチャンスを窺います。しかし、次の得点を挙げたのも名古屋でした。セットプレーからまたもラファ選手。左足でシュートを突き刺します。その2分後、大阪のチアゴ選手が見せ場を作ります。相井忍選手が自陣でカットしたボールを受けたチアゴ選手、名古屋FPに囲まれながらも、溜めて、溜めて、溜めてのシュート。これがゴールポスト内側に当たりゴールへ。2点差へと迫ります。残り6分強、大阪は芝野選手をGKに置き、パワープレーを開始。芝野選手が粘ってキープし、小曽戸選手がシュートを放ちますが、名古屋GK篠田龍馬選手がファインセーブを見せます。残り2分を切りますが、名古屋は大阪を再度のパワープレーに入らせません。残り1分33秒、パワープレーを再開した大阪は、終了間際にアルトゥール選手がゴール、点差は1点に。最後までゴールを狙い続けた大阪でしたが、名古屋も集中を切らさずリードを守り切り、4-3で勝利。21日の決勝戦へと駒を進めました。
 

湘南ベルマーレ 1-4 バルドラール浦安

 
　　

 
勝てば決勝進出。相手は名古屋オーシャンズ。ここまで快勝の湘南と、接戦を制して勝ち上がってきた浦安の一戦も、序盤から両者が積極的に得点を狙う展開となりました。キック力にも定評がある湘南GKフィウーザ選手がロングシュートを放ちますが、これは浦安GK藤原潤選手がはじきます。続いて湘南は、本田真琉虎洲選手がシュート。これはわすかにゴール右にそれます。対する浦安も星翔太選手のフリーキックからディドゥダ選手がシュートを放ちますが、湘南の内村俊太選手が体を張ってブロック。浦安はセットプレーや流れの中からチャンスを作りますが、GKフィウーザ選手の好セーブに阻まれ、ゴールを割ることができません。しかし8分、ここまで2戦で先制を許してきた浦安に、待望の先制点が生まれます。星選手のキックインから、荒牧太郎選手が右サイドネットにゴールを突き刺し0-1。1点を追う湘南も、負けじと得点を狙います。本田選手からロドリゴ選手のシュートはわずかにゴール左。刈込真人選手のフリーキックに小門勇太選手が合わせるも、ゴール前で浦安の星選手がクリア。湘南は逆に浦安の猛攻を受けますが、刈込選手、浦上浩生選手が体を投げ出す気迫のブロックを見せ、ゴールを割らせません。浦安が1点をリードしたまま、前半は0-1で終了します。
 
迎えた後半立ち上がり、湘南の内村選手が中央からシュート。浦安GK藤原選手がこれを膝ではじくと、内村選手がこぼれ球を再度押し込もうとしますが、またも藤原選手がブロックと、好セーブを見せます。浮き球に合わせた浦安・荒牧選手のシュートは、湘南GKフィウーザ選手が飛び出し体でブロック。両GKの活躍もあり、次の1点が生まれないまま後半戦も半ばに差し掛かった29分、浦安の丸紘生選手がゴール前右手からシュート。これをフィウーザ選手がはじきますが、跳ね返ったボールを○選手がゴール上部に突き刺し追加点。2点をリードする展開に。しかしその1分後。今度は湘南の本田選手が強烈なゴールを突き刺し、再度1点差に迫ります。このまま勢いに乗りたい湘南でしたが、自陣からのロングボールに合わせた浦安・野村啓介選手に得点を許し、点差が開きます。鍛代元気選手が絶好機を迎えた湘南でしたが、ゴール前に入った浦安のディドゥダ選手がこれをクリア。1点の遠い湘南は3分を残し、鍛代選手をGKにパワープレーを開始。しかし38分、GK藤原選手のロングボールに後頭部で合わせた星選手がダメ押しの4点目を決め、湘南の追撃を防いで1-4で勝利。先に進出を決めた名古屋が待つ、決勝へと駒を進めました。
 
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20日(土)・21日(日)チケット情報⇒　http://www.fleague.jp/leaguecup/ticket/

準決勝／3位決定戦／決勝4試合をAbemaTVでライブ配信⇒　http://www.fleague.jp/news/?p=30816