【開幕に向けて】シュライカー大阪vsエスポラーダ北海道

6月10日(土)・11日(日)に開幕を迎えるDUARIG Fリーグ2017/2018。5月に行われた「sfida Fリーグオーシャンカップ2017 in 北海きたえーる supported by LIFEGURAD」では、昨季Fリーグ10連覇を逃した名古屋オーシャンズが優勝を飾り、湘南ベルマーレがシュライカー大阪とPK戦までもつれ込む熱戦を見せ、リーグ戦の開幕も波乱含みの展開となることを予想させる結果となりました。11年目を迎え、変革期にあるFリーグの開幕戦の見どころを紹介します。

シュライカー大阪シュライカー大阪 vs. エスポラーダ北海道北海道

昨季王者の大阪は、Fリーグオーシャンカップ2017準決勝で名古屋オーシャンズに敗れ、3位決定戦へ。その試合でPK戦を制し、3位の座を手にしました。就任4年目となる木暮賢一郎監督は「昨年以上の強い気持ち、高いモチベーションを持って臨む」と決意を語っています。アルトゥール、チアゴ、ヴィニシウス選手の「ブラジルトリオ」に加え、昨季最優秀選手賞に輝いた小曽戸允哉選手の得点力も健在。相井忍選手や堀米将太選手、芝野創太選手といった新加入選手が脇を固め、存在感を増すGK柿原聡一朗選手と冨金原徹選手のポジション争いも注目されています。

対する北海道は、Fリーグオーシャンカップ2017のホストチームとしてシードされながらも、初戦敗退。その悔しさを胸に、リーグ開幕戦に臨みます。U25フットサル日本代表に選出されたGK三浦拓選手やキャプテンを務める酒井遼太郎選手をはじめ、若手選手の活躍が鍵を握る北海道。カップ戦で劣勢の戦況を切り開いた神敬治選手や水上玄太選手といった頼れるベテランの存在も、昨季王者との対戦のキーポイントとなりそうです。273試合に出場し、出場数ランキングトップの水上選手は、これまでの10シーズンで開幕戦7回8得点と「開幕に強い男」としても名を馳せており、今季も注目が集まります。

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■加藤未央Fリーグ報道官のコラム