DUARIG Fリーグ2017/2018 第6節 結果:湘南勝利で2位浮上。浦安今季初勝利。

DUARIG Fリーグ2017/2018は本日、第6節 JSPORTSシリーズ 墨田ラウンド、第6節 AbemaTVシリーズ 浦安ラウンドの計6試合をそれぞれの会場で行いました。
 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第6節

7月9日(日)12:00キックオフ(墨田区総合体育館)
バサジィ大分 3-8 シュライカー大阪

墨田ラウンド2日目の初戦は、合計11点の入る乱打戦となりました。先制点を挙げたのは、昨季まで大分でプレーしていた大阪の芝野創太選手。さらに追加点を狙う大阪は圧力を強め、前半だけで5点をリードします。苦しい展開となった大分は、まずは1点を返すべく攻撃を仕掛けると、25分、森村孝志選手が3試合連続となるゴールを挙げます。ここからさらなる反撃を続けたい大分でしたが、31分には堀米将太選手が、つづく32分には芝野選手がハットトリックとなる追加点を挙げ大阪がリードを広げます。大分はその後、田村龍太郎選手が2得点を挙げ、食らいつきましたが追撃及ばずタイムアップ。前後半25本のシュートで8得点と、シュート成功率の高さを見せつけた大阪が4位に浮上しています。敗れた大分の吉武茂郎監督は「前半はサンドバックのようでした。前後半で天国と地獄だった」と試合を振り返り、次節以降について「勝ち点を1つでも多く取っていきたい」と意気込みを語りました。
 
7月9日(日)12:00キックオフ(浦安市総合体育館)
アグレミーナ浜松 2-3 府中アスレティックFC

序盤から両者積極的に仕掛けたこの試合。先制は府中。4分、渡邉知晃選手が鋭いゴールを突き刺します。まずは同点にしたい浜松。攻撃を形作り、果敢に府中ゴールに迫りますが決めきれず、4分近くを残して5つ目のファウルを侵してしまいます。19分、第2PKを得た府中。これを渡邉選手が危なげなく決め、2点をリードし前半を折り返します。しかし、後半立ち上がりから積極的にゴールを狙う浜松は、23分に岡野健選手の得点で1点差に迫ると、追撃の手を緩めず、29分には中村友亮選手がこぼれ球を押し込み同点に追いつきます。両者譲らず拮抗した展開が続きますが、戦況を打破したのは府中。皆本晃選手がフリーキックを突き刺し再度リードを奪うと、パワープレーを仕掛けた浜松の猛攻をしのいで2-3で勝利。府中が2連勝を挙げました。

 
7月9日(日)14:30キックオフ(墨田区総合体育館)
ペスカドーラ町田 0-8 名古屋オーシャンズ

名古屋の得点力が爆発した試合となりました。まずは3分、西谷良介選手が先制ゴールを挙げると、6分にはルイジーニョ選手が町田のパスミスを見逃さず、4試合連続ゴールとなるループシュートを決めます。7分には、今季の開幕戦でゴールを挙げた齋藤功一選手がゴールし、名古屋が早くも3点をリード。その後も名古屋は攻撃の手を緩めず、14分、15分とこちらも4試合連続ゴールのヴァルチーニョ選手が立て続けに追加点。なんとか巻き返しを図りたい町田でしたが、チャンスを作りながらも決めきることができません。8分近くを残し、パワープレーに出た町田でしたが、逆に名古屋に3点を追加され試合が終了。敗れた町田の森岡薫選手は「完敗です」と言葉少なに語り、この試合だけで4得点を挙げた名古屋のヴァルチーニョ選手は4試合7得点でゴールランキングトップに躍り出ています。

 
7月9日(日)14:30キックオフ(浦安市総合体育館)
湘南ベルマーレ 4-1 エスポラーダ北海道

浦安ラウンド2試合目は終盤に大きく試合が動きました。序盤から湘南ゴールに迫る北海道。セットプレーやセカンドボールから先制点を狙いますが、湘南GKフィウーザ選手の好セーブに阻まれ、得点を挙げることができません。激しくボールを奪い合い、カウンターを仕掛け合う中、北海道は鈴木裕太郎選手のアシストから水上玄太選手がゴールを奪い、1点をリードします。チャンスを作り続ける両者ですが、決めきることができないまま0-1で前半が終了。後半も立ち上がりから、次の1点を狙い攻撃を仕掛けますが、湘南はGKフィウーザ選手が、北海道はGK三浦拓選手がそれぞれ好セーブを見せ、どちらも得点を挙げることができません。しかし26分、セットプレーから鍛代元気選手がゴールを挙げ、1点差に追いついたと湘南はその後も猛攻を仕掛け、ロドリゴ選手のゴールで逆転に成功。直後にパワープレーを仕掛けた北海道でしたが、残り11秒でフィウーザ選手が、残り3秒で植松晃都選手が追加点を挙げ、4-1で湘南が勝利。順位を上げた湘南は、2位をマークしています。

 
7月9日(日)17:00キックオフ(墨田区総合体育館)
フウガドールすみだ 3-3 デウソン神戸

昨日”東京ダービー”を制したすみだが、土壇場で追いつき大阪と引き分けた神戸と対戦しました。先制は神戸。前日の試合で終了間際の同点ゴールを挙げた稲田瑞穂選手の得点で1点をリードします。しかし16分、宮崎曉選手のゴールで同点に追いついたすみだは16分に丹羽脩人選手が、前半終了間際には大薗諒選手のアシストから清水和也選手がゴールし、2点をリードします。迎えた後半、膠着状態が続く中、何としてでも追いつきたい神戸は、6分を残して稲田選手をGKに置きパワープレーを開始。するとこれが功を奏し森洸選手のゴールで1点差に迫ると、37分にも森選手がゴール。神戸が同点に追いつきます。もう一度勝ち越したいすみだは試合終了間際にパワープレーを仕掛けますが、両者追加点を挙げることができずにタイムアップ。勝点1を分ける結果となりました。粘りを見せ追いついた神戸にも、会場から大きな拍手が贈られました。

 
7月9日(日)17:00キックオフ(浦安市総合体育館)
バルドラール浦安 5-4 ヴォスクオーレ仙台

どちらも今季未勝利の浦安と仙台が対戦しました。まず試合を動かしたのは浦安。7分、カウンターから加藤竜馬選手がゴールを突き刺します。10分には永島俊選手が、移籍後のリーグ戦初ゴールを決め、2点をリード。しかし仙台も圧力を強め、14分にはセットプレーから新加入のマルロン選手が初ゴール。19分には永野雅也選手がループシュートを決め、2-2で前半を折り返します。後半も一時は3点をリードした浦安でしたが、仙台が意地を見せ1点差に迫る展開に。リードを守った浦安が5-4で今季初勝利を挙げましたが、最後まで激しい試合を展開した両者に、惜しみない拍手が贈られました。仙台のホセ・フェルナンデス監督は「どちらのチームも祝福したい」と両チームの激戦を称え、キャプテンの井上卓選手も「フットサルを楽しんでプレーできました。(シーズン)最後までこういう試合を続けていけば、今後にはつながると思います」と手ごたえのある一戦だったことを感じさせるコメントを残しています。