仙台がクラブ史上初の3連勝!【DUARIG Fリーグ2017/2018 第14節】

DUARIG Fリーグ2017/2018は、3日(日)、第14節の6試合を行いました。
 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第13節

9月3日(日)12:00キックオフ(北海きたえーる)
ヴォスクオーレ仙台 4ー3 湘南ベルマーレ

今季1巡目の11試合では勝点を得ることができなかった仙台。2巡目の初戦となる第12節で常に先攻した戦いを見せ今季初勝利を挙げると、つづく第13節では3点のビハインドから逆転勝利を挙げ、連戦となったこの試合でも粘り強さを見せました。先制したのは湘南。小門勇太選手からロドリゴ選手とつなぎ、1点をリードします。しかし、リスタート直後に内野脩麻選手のゴールで同点に追いついた仙台。19分には昨日ハットトリックを決めた堀内迪弥選手が得点し1点をリード。迎えた後半、1点を追う湘南は攻勢を強め、幾度となく仙台ゴールを脅かしますが、これを集中した守備でしのぐ仙台は28分、ノエ選手のゴールで湘南を突き放すと、3分を残しパワープレーを仕掛けた湘南に対し、パワープレー返しで追加点を奪います。劣勢に立たされた湘南は最後までゴールを狙い続け、試合終了間際に植松晃都選手が1点を返しましたが、ここでタイムアップ。シュート数わずか12本ながら4得点の仙台は、クラブ史上初の3連勝を達成しています。

 
9月3日(日)12:00キックオフ(武田テバオーシャンアリーナ)
ペスカドーラ町田 2ー2 デウソン神戸

町田はクラブ史上最多となる7連勝を目指し、臨んだ一戦となりました。序盤からペースをつかむ町田は6分に先制。しかし、失点直後から攻勢に出た神戸はカウンターから岡崎チアゴ選手が持ち込み、左サイドの稲田瑞穂選手の折り返しを森洸選手が押し込んで、試合を振り出しに戻します。その後、神戸の猛攻を集中した守備で守りきる町田GKピレス イゴール選手が負傷に見舞われるアクシデントが発生。代わって水谷祐紀選手がピッチに入ります。1ー1で迎えた後半、拮抗した展開がつづく中、均衡を破ったのは町田。中井健介選手が角度のないところからのシュートを決め、1点をリードすると、1点を追う神戸は2分半を残し岡崎選手をGKに置きパワープレーを開始。パワープレー返しを受けそうになるも、稲田選手がゴール前まで戻りマイボールにするとそのまま攻撃にうつるなど、粘りを見せる神戸は残り57秒、右サイドの齊藤秀人選手がこぼれ球に素早く反応しゴールネットを揺らします。試合はこのまま2ー2で終了。勝点1を分ける結果となりました。
 
9月3日(土)14:30キックオフ(北海きたえーる)
府中アスレティックFC 7ー2 アグレミーナ浜松

前日の試合で北海道を1点差で下し勝利した府中と、3点を先取しながらも逆転負けを喫した浜松が対戦しました。開始2分、完山徹一選手の折り返しから渡邉知晃選手が先制を挙げ、1点をリードした府中。しかし4分には、新加入のフィネオ・アラウージョ選手が府中GK山田正剛選手との1対1を制し、試合を振り出しに戻します。ここから上位の意地を見せ始める府中は5分、マルキーニョ選手がこぼれ球を押し込み再度1点をリードすると、前半半ばから終盤にさらに4点を追加。6ー1と浜松を大きく突き放します。後半立ち上がり、攻勢に出る浜松はセットプレーからチャンスを重ねますが、決めきることができません。5点を追う神戸は15分を残し、パワープレーを開始。反撃のチャンスを窺います。しかし得点を奪うことができず、38分には完山選手のパワープレー返しでリードを広げられてしまいます。終了間際に中村友亮選手のゴールで1点を返した浜松でしたが、後半だけで23本のシュートを放つも決めきれず、決定力が課題として残る試合となりました。

 
9月3日(土)14:30キックオフ(武田テバオーシャンアリーナ)
シュライカー大阪 4ー4 バサジィ大分

前日今季2勝目を挙げ、勢いを得た大分は、序盤から上位の大阪相手に積極的に仕掛けます。両者激しい攻防を繰り広げながらなかなか得点が生まれないまま迎えた14分、森村孝志選手のミドルシュートを突き刺し、大分が先制に成功。1点を追う大阪は、前半終盤攻勢に出ると幾度となくチャンスを作りますが決めきることができません。0ー1で迎えた後半、23分にまたも森村選手が得点を挙げ、リードを広げた大分は、これに勢いを得てさらに積極的に仕掛けます。25分、藤川朋樹選手がハーフウェイラインあたりでパスを受け、左サイドを駆け上がると自らシュートを突き刺し0ー3。しかし、突き放された大阪も昨季王者の意地を見せます。失点直後にヴィニシウス選手のゴールで2点差に追いつくと、大分も負けじと追加点。両者譲らぬ攻防を見せる後半中盤。32分に相井忍選手の得点で2点差に迫った大阪は、小曽戸允哉選手をGKに置きパワープレーを開始します。するとこれが功を奏し、38分、39分と大阪が立て続けに追加点。3点差を追いつかれた大分にとっては、痛い引き分けとなりました。

 
9月3日(日)17:00キックオフ(北海きたえーる)
エスポラーダ北海道 1ー2 フウガドールすみだ

ホームでの連敗は避けたい北海道。4分、すみだのパスをカットしたキャプテン・酒井遼太郎選手がすかさずシュートを放ち、先制に成功します。これに沸く会場 。すみだにとっては完全アウェイの雰囲気の中、徐々にペースをつかみ始めると、宮崎曉選手の左サイドのコーナーキックをゴール前の岡村康平選手が押し込み同点とします。1ー1で迎えた後半も拮抗した展開がつづき、激しい攻防を見せる中、32分、ボラ選手のハーフウェイラインあたりからの縦パスを受けた左サイドの岡村選手が逆サイドに折り返し、右から走り込んだ宮崎選手がこれを叩き込んで逆転に成功。3分を残し、室田翔伍選手をGKにパワープレーを仕掛けた北海道でしたが、追撃及ばずタイムアップ。ホーム北海道は2連戦をどちらも1点差で敗戦する悔しい結果となりました。
 
9月3日(土)17:00キックオフ(武田テバオーシャンアリーナ)
名古屋オーシャンズ 6ー0 バルドラール浦安

名古屋が得点力を見せつけた結果となりました。まずは2分、安藤良平選手が浦安GK藤原潤選手との1対1を制し、先制に成功すると、攻勢に出る浦安に対し、GK篠田龍馬選手が好セーブを見せ、リードを守ります。1点を追う浦安はボールを支配し、チャンスを窺いますが、17分、橋本優也選手がゴール前左手からループシュートを決め2点差とすると、勢いを得た名古屋は前半残り45秒、浦安のオウンゴールを誘発。直後にはルイジーニョ選手が追加点を挙げ、0ー4とします。わずかな残り時間、加藤竜馬選手をGKにパワープレーを仕掛けた浦安でしたが、前半はそのまま終了。4点を追う劣勢となった浦安は、後半立ち上がりから積極的に仕掛けます。しかし、GK篠田選手の好セーブにも阻まれゴールを奪うことができません。24分にも得点を奪われた浦安は、7分を残し中島孝選手をGKにパワープレーを開始。すると、浦安・加藤選手の放ったシュートがこぼれ、このボールを右サイドライン際で拾ったヴァルチーニョ選手が無人のゴールにパワープレー返しを決め6点をリードします。このまま6ー0で完封勝利を収めた名古屋は、勝点37で首位をキープしています。