府中が首位・名古屋を下す!上位はさらなる混戦模様へ【DUARIG Fリーグ2017/2018 第15節】

DUARIG Fリーグ2017/2018は、9月8日(金)~10日(日)の3日間にわたり、第15節を開催しました。府中が首位・名古屋を下したほか、すみだ、町田など上位陣はそろって勝利を収めています。
 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第15節

9月8日(金)17:00キックオフ(グリーンアリーナ神戸)
デウソン神戸 0-5 湘南ベルマーレ

Fリーグで初の「ニコニコ動画」でのライブ配信が行われたこの試合。試合は終始、湘南がペースをつかむ展開となりました。まずは2分、刈込真人選手のゴールで先制すると、5分には植松晃都選手が追加点。早くも2点をリードします。神戸も少ないチャンスをものにすべく、攻撃を仕掛けますが、フィニッシュまでいくことができません。13分には植松選手がこぼれ球を叩き込み、この試合2点目となるゴールで神戸を突き放し、0-3で後半へ。まずは1点を返したい神戸。後半序盤から攻勢に出ますが、湘南GKフィウーザ選手の好セーブに阻まれ、ゴールを奪うことができません。ロドリゴ選手のゴールでさらにリードを広げられた神戸は岡崎チアゴ選手をGKにパワープレーを開始。しかし38分にはゴール前の混戦から上村充哉選手にゴールを決められ、0-5。このまま試合が終了し、アウェイ湘南が完封勝利を収めました。

 
9月8日(金)19:30キックオフ(グリーンアリーナ神戸)
シュライカー大阪 7-1 エスポラーダ北海道

大阪が得点力を見せつけた試合となりました。先制したのはアウェイ北海道。中4日での試合、長距離移動もありタイトなスケジュールの中、開始わずか2分足らずで室田翔伍選手がゴールを挙げ、好スタートを切ります。しかし4分、大阪はチアゴ選手の得点で同点に追いつくと、さらなる追加点を奪おうと北海道ゴールに迫ります。拮抗した展開がつづく中、前半終了間際に大阪が立て続けに3点を追加。チアゴ選手は前半だけでハットトリックを達成し、4-1と北海道を突き放します。後半もペースを握る大阪は、さらに3得点を追加。シュート数でも北海道を圧倒した大阪が、7-1で快勝しています。

 
9月9日(土)13:00キックオフ(墨田区総合体育館) 
府中アスレティックFC 4-3 名古屋オーシャンズ

名古屋が今季2敗目を喫したこの試合。戦前の予想どおり、攻守が目まぐるしく切り替わる、スピーディーな試合が展開されました。まず試合を動かしたのは府中。キックインの流れから、関尚登選手が流し込み、先制に成功します。しかし、およそ2分後には、吉川智貴選手のアシストからルイジーニョ選手が同点ゴール。名古屋が首位の意地を見せます。1-1で迎えた後半、CKから柴田祐輔選手、カウンターから渡邉知晃選手と得点を重ねた府中。2点を追う名古屋はパワープレーを選択します。しかし、皆本晃選手がパワープレー返しで追加点。劣勢に立たされた名古屋でしたが、試合終了間際、ラファ選手がFKを直接突き刺すと、40分にはCKからルイジーニョ選手がゴールを決め、1点差に迫ります。しかし反撃もここまで。4-3で府中が接戦を制しています。

 
9月9日(土)14:00キックオフ(相模原市立総合体育館)
ペスカドーラ町田 4-0 ヴォスクオーレ仙台

ホーム町田が、今季唯一の相模原開催で、快勝を収めました。まずは10分、新加入のダニエル サカイ選手が加入後2得点目となるゴールで先制すると、つづく11分には原辰介選手のゴールで2点をリードします。2巡目に入り好調の仙台。クラブ初の4連勝を目指し、前半のうちに1点を返したいところでしたが、前半終盤に金山友紀選手のゴールで町田が追加点。3点を追う展開に。前半のシュート数がわずか7本にとどまった仙台。後半の巻き返しが期待されましたが、1点が遠く、3分半を残しパワープレーを仕掛けます。しかし、金山選手がこの試合2点目となるパワープレー返しを決め、4-0と仙台を突き放し、完封勝利。町田は今季ホームゲームでの無敗記録を伸ばしています。

 
9月9日(土)17:30キックオフ(墨田区総合体育館)
フウガドールすみだ 4-2 アグレミーナ浜松

数々の目を奪うゴールが生まれたこの試合。まずは5分、ホームのすみだは宮崎曉選手のアシストから、清水和也選手が先制点を奪います。拮抗した展開が続く中、中村友亮選手との連携から、前鈍内マティアスエルナン選手が同点ゴールを突き刺すと、わずか2分後には先制点をアシストした宮崎選手が落ち着いてゴールを決め、すみだが再度リードを奪います。2-1で迎えた後半、25分には諸江剣語選手が左足でミドルシュートを突き刺し、2点をリードしますが、諦めない浜松は、中村選手が相手のミスを見逃さずにゴール。2点差へと迫ります。さらに追加点を狙う浜松は、GK鈴木陽太選手も積極的に攻撃に加わり、シュートを放ちますが、すみだGK矢澤大夢選手がはじいたボールを渡井博之選手がロングシュート。これを確実に決めたすみだが4-2で勝利し、6連勝を挙げています。

 
9月10日(日)13:00キックオフ(ビーコンプラザ)
バサジィ大分 1-2 バルドラール浦安

終了間際に試合が動いたこの試合。前半だけで22本と、大分の総シュート数と同数のシュートを放ちながらも決めきれない浦安。対するホーム大分も、得点を挙げることができません。0-0で折り返した後半も、スコアは動かず終盤を迎えます。すると先に試合を動かしたのは大分。36分、復帰から存在感を発揮する仁部屋和弘選手が先制点を挙げ1点をリードします。このまま逃げ切りたい大分に対し、加藤竜馬選手をGKに置きパワープレーを開始した浦安。その加藤選手が同点ゴールを決め、試合を振り出しに戻します。その後、7試合ぶりのメンバー入りとなった小野大輔選手をGKに変更し、さらにパワープレーを仕掛けた浦安は、残り4秒で加藤選手がヒールで流し込み逆転に成功。大分はホームで、痛い敗戦となりました。