名古屋、府中が完封勝利!”境川決戦”は町田が逃げ切る【DUARIG Fリーグ2017/2018 第16節】

DUARIG Fリーグ2017/2018は、9月16日(金)~18日(日)の3日間にわたり、第16節を開催しました。
 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第16節

9月16日(土)15:00キックオフ(岸和田市総合体育館)
シュライカー大阪 5-4 デウソン神戸

開始早々、相井忍選手のゴールで先制した大阪。4分にアルトゥール選手がフリーキックで追加点を挙げ、序盤で2点をリードします。前半終了間際にタイムアウトを取った神戸は、これが功を奏し、川那部遼選手がゴール。2-1で前半を折り返しま、後半このままの勢いで追いつきたい神戸でしたが、追加点を挙げたのは大阪。しかし、粘りを見せる神戸は失点直後に森脩選手のゴールで再度1点差に迫ると、24分には脩選手の兄、洸選手が同点弾。これに勢いを得た神戸は31分、キャプテン・稲田瑞穂選手のゴールで逆転に成功します。失点直後に退場者を出した大阪は劣勢に立たされますが、ここからホームの意地を見せ、35分、37分と得点を追加。盛り上がりを見せた関西ダービーは、5-4で大阪が勝利しました。
 
9月16日(土)18:00キックオフ(浦安市総合体育館)
バルドラール浦安 3-1 フウガドールすみだ

ホーム浦安が2連勝を挙げました。立ち上がりから両者積極的に攻め合う展開。浦安がセットプレーから決定機を作りますが、すみだGK清家大葵選手の好セーブに阻まれ、決めきることができません。試合を動かしたのは浦安。16分、中島孝選手の左からのコーナーキックを野村啓介選手が叩き込み、先制に成功します。1-0で迎えた後半、30分にはまたもセットプレーから浦安が追加点。ディドゥダ選手がフリーキックを直接決めて2点をリードします。直後にPKを得たすみだは、これを大薗諒選手が決め、1点差に迫ります。流れを引き寄せたいすみだでしたが、追加点を挙げたのは浦安。永島俊選手から加藤竜馬選手とつなぎ、最後は野村選手が流し込み3-1。このまま浦安がリードを守り切り、上位すみだを下しました。
 
9月17日(日)14:00キックオフ(塩釜ガス体育館) 
ヴォスクオーレ仙台 0-6 府中アスレティックFC

アウェイ府中が、完封勝利を収めました。前半序盤は拮抗した展開となりましたが、15分、上福元俊哉選手がこぼれ球を押し込み先制すると、前半終了間際には皆本晃選手のアシストから柴田祐輔選手がゴールし、前半を折り返します。2点を追う仙台は、後半立ち上がりからチャンスを作りますが、これを府中が集中した守備で跳ね返します。25分にはセットプレーから得点ランキングトップの渡邉知晃選手がゴールしリードを広げると、仙台の猛攻にもGK山田正剛選手が好セーブを見せます。8分以上を残し、パワープレーを開始した仙台でしたが、宮田義人選手、皆本選手が隙を見逃さず追加点。終了間際には岡山洋介選手がダメ押しの6点目を挙げ、0-6で快勝しています。
 
9月17日(土)14:00キックオフ(武田テバオーシャンアリーナ)
名古屋オーシャンズ 5-0 バサジィ大分

首位・名古屋が得点力を見せつけました。5分、ゴール前で浮き球に合わせた吉川智貴選手が先制し、1点をリード。その後拮抗した展開が続き、1-0で前半を折り返すと26分、平田ネトアントニオマサノリ選手のアシストから西谷良介選手が追加点。29分、大分のパスミスをラファ選手がすかさず左足で叩きこむと、30分にはキックインからルイジーニョ選手がゴールしリードを広げます。4点を追う大分はパワープレーを選択。しかし、36分にはヴァルチーニョ選手がパワープレー返しで5点目を挙げ、大分の反撃ならず。名古屋が勝点40で首位を独走しています。

 
9月17日(土)16:00キックオフ(小田原アリーナ)
湘南ベルマーレ 2-3 ペスカドーラ町田

今季2度目の”境川決戦”は白熱した展開となりました。前回の対戦では敗戦している町田が、立ち上がりから積極的に仕掛けます。対する湘南はすぐにセットを交代し、これに対応します。先制したのは町田。森岡薫選手の左サイドからのシュートを宮崎貴史選手が押し込み1点をリードします。早い段階でファウルを重ねた湘南に対し、波状攻撃を仕掛けた町田。湘南のGKフィウーザ選手がこれを好セーブで跳ね返しますが、15分、中村充選手が押し込み追加点を挙げると、16分には森岡選手が巧みなキープからゴールを突き刺し3-0で前半を折り返します。迎えた後半はペースを引き寄せた湘南。果敢に町田ゴールに迫り、25分に本田真琉虎洲選手のゴールで勢いを得ると、27分には高溝黎磨選手がゴール前で受けたボールを流し込み1点差へ。激しい攻防を続ける両者でしたが、湘南フィウーザ選手、町田ピレスイゴール選手と両GKの好セーブもあり追加点は生まれず。2-3で町田が勝利を収めました。

 
9月18日(月・祝)13:00キックオフ(浜松アリーナ)
アグレミーナ浜松 3-6 エスポラーダ北海道

両チーム合わせて9得点が生まれたこの試合。まずは9分、キックインから水上玄太選手が先制点を挙げると、15分、右からのコーナーキックに山桐正護選手が合わせてゴール。試合を振り出しに戻します。しかし直後に水上選手のこの試合2点目となるゴールで北海道が勝ち越すと、前半を1-2で折り返します。後半開始からわずか40秒で、オウンゴールから3点目を挙げた北海道は、つづく22分にも十川祐樹選手が得点し、浜松を突き放します。さらに1点を追加され、4点を追う浜松は、9分を残しパワープレーを開始。しかしなかなか得点に結びつかず、再度パワープレーを仕掛けた直後にパワープレー返しで失点します。終了間際には根気よく続けたパワープレーからフィネオ アラウージョ選手、中村友亮選手が得点を挙げますが追撃もここまで。勝利した北海道が8位に順位を上げ、浜松は9位に後退しています。