すみだが名古屋にリーグ戦初勝利。浦安、残り2秒で劇的勝利を収める【DUARIG Fリーグ2017/2018 第20節】

DUARIG Fリーグ2017/2018は、10月7日(土)〜10月9日(月・祝)の3日間にわたり、第20節の全6試合を開催しました。
 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第20節

10月7日(土) 14:00キックオフ(トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
府中アスレティックFC 3ー2 バサジィ大分

連敗は避けたい府中。立ち上がりから積極的に仕掛け、6分、上福元俊哉選手が先制点を奪います。さらなる攻撃を仕掛ける府中に対し、GK後村祐樹選手が好セーブを見せると、主力の仁部屋和弘選手や原田浩平選手を欠く大分は少ないチャンスの中、石関聖選手が同点弾を決めると、1ー1で折り返した後半、セットプレーから田村龍太郎選手がゴールし逆転に成功。しかし26分、大分のファウルで得たフリーキックを皆本晃選手が直接決めて同点とすると、31分にはその皆本選手のアシストから渡邉知晃選手がゴールし逆転します。1点を追う大分は白方秀和選手をGKにパワープレーを仕掛け1点を狙いますが、これをしのいだ府中が勝利しています。

 
10月7日(土) 19:00キックオフ(トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
湘南ベルマーレ 7ー2 シュライカー大阪

「2daysだJ+F!」プロジェクトが実施され、多くの湘南サポーターが詰めかけた平塚総合体育館。その声援に後押しを受け、序盤から積極的に攻撃を仕掛ける湘南ですが、小門勇太選手の強烈なシュートがポストを直撃するなど、得点を奪うことができません。先制したのはアウェイ大阪。チアゴ選手がスピードのあるシュートを突き刺し0ー1とすると、10分にはアルトゥール選手が追加点を挙げ、湘南を突き放します。さらなる大阪の攻撃を気迫のこもった守備で防ぐと、鍛代元気選手のアシストから林田フェリペ良孝選手が1点を返し、1ー2で前半を折り返すと後半は湘南のゴールラッシュ。26分、刈込真人選手の折り返しから小門選手が同点ゴールを決めると、両者チャンスを作りながらも次の得点を奪えない戦況を打破したのは、植松晃都選手。2点差をひっくり返された大阪は、芝野創太選手をGKに置きパワープレーを開始しますが、直後に湘南GKフィウーザ選手のパワープレー返しを2発浴びると、終了間際までに湘南はさらに2点を追加。7ー2で勝利し、満員の会場は大声援で包まれました。敗れた大阪のキャプテン・アルトゥール選手は「僕個人としてはブラジルでもっともっとアウェイ感というのは経験しているし、今日起きたことは日本のフットサルにとって重要だと思います」とコメントを残しました。
 
10月8日(日) 14:00キックオフ(苫小牧市総合体育館)
エスポラーダ北海道 1ー4 ペスカドーラ町田

今季唯一の苫小牧開催は、アウェイの町田が1ー4で快勝しました。立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛ける町田は13分、ダニエルサカイ選手が強烈なミドルシュートを決め先制すると、つづく14分には森岡薫選手、16分には横江怜選手が得点を挙げ、前半で3点をリードします。3点を追う北海道は、後半開始わずか17秒で、田辺陸選手が得点し1点を返しますが、その後なかなか得点を奪うことができず、終了間際は森岡選手にこの試合2点目となる得点を奪われてしまいます。GKの交代を含め12選手全員が出場し、最後までゴールを狙い続けた北海道でしたが、両チームファウルも少なく、シュート数も拮抗した締まった試合で確実に得点を重ねた町田が1ー4で勝利し、3連勝。13試合負けなしで2位をキープしています。
 
10月8日(日) 14:00キックオフ(武田テバオーシャンアリーナ)
名古屋オーシャンズ 3ー7 フウガドールすみだ

参入からこれまでリーグ戦対名古屋戦で未勝利だったすみだが、今節初めて名古屋相手に勝利を収めました。3分、渡井博之選手のゴールで先制したすみだ。直後には清水和也選手が右サイドから鋭いゴールを突き刺し、序盤で2点をリードします。まずは1点を狙う名古屋。9分にルイジーニョ選手が中央からゴールを突き刺すと、その後もすみだゴールを脅かします。しかしヴァルチーニョ選手のゴールはポストに阻まれ、古巣との対戦となったすみだGK矢澤大夢選手が好セーブを見せるなど、得点を奪うことができません。後半立ち上がり、宮崎曉選手がゴール前左手から得点し、直後に退場者を出し劣勢となる名古屋。さらなる失点で3点を追う展開になると、西谷良介選手をGKにパワープレーを開始します。しかしパワープレー返しで失点を重ね、1ー7。33分には齋藤功一選手、橋本優也選手が得点し点差を縮めましたが、反撃及ばず。3ー7でアウェイ・すみだが勝利しています。

 
10月9日(月・祝) 13:00キックオフ(浜松アリーナ)
アグレミーナ浜松 1ー1 デウソン神戸

前節アウェイ・大分戦で終了間際に追いつかれ、引き分けとなった浜松。しばらく勝利から遠ざかっており、ホームで勝利を収めたい浜松は、序盤から積極的に仕掛けます。しかし、先制したのは神戸。前半終了間際、浜松のパスミスからボールを奪った水田貴明選手が得点し、1点リードで前半を折り返します。1点を追う浜松は、さらに攻撃を仕掛け、32分、山元優典選手が待望の同点ゴール。試合を振り出しに戻します。しかし、その後両者に得点は生まれず。シュート数では浜松42本、神戸21本と圧倒しながらも、チャンスを決めきれなかった浜松。勝点1を分ける結果となりました。

 
10月9日(月・祝) 15:30キックオフ(ゼビオアリーナ仙台)
ヴォスクオーレ仙台 4ー5 バルドラール浦安

先制したのは6試合ぶりの勝利を目指すホームの仙台。8分にPKを得ると、これをノエ選手が決めて1点をリードします。しかし10分、自陣でボールを奪った浦安は、カウンターから荒牧太郎選手が同点ゴール。12分には石田健太郎選手がゴールし、逆転に成功します。その後わずか20秒でアレックス選手がゴールし、シーソーゲームの様相を呈します。前半終了間際に南本晃選手がゴールし、1点リードで前半を折り返した仙台。しかし後半も仙台が突き放すと浦安が追いつき、4ー4で迎えた試合終了間際。このまま試合が終わるかに思えた残り2秒でパワープレーからディドゥダ選手がゴール。4ー5と浦安が劇的勝利を収めました。