町田vs府中の”東京ダービー”は3-3のドロー。名古屋、3点差から逆転勝利を収める【DUARIG Fリーグ2017/2018 第21節】

DUARIG Fリーグ2017/2018は、10月13日(金)〜10月15日(日)の3日間にわたり、第21節の6試合を開催しました。

DUARIG Fリーグ2017/2018 第21節

10月13日(金) 19:30キックオフ(墨田区総合体育館)
フウガドールすみだ 4-1 デウソン神戸

清水和也選手がハットトリックを達成したすみだが、ホームで快勝しました。5分、シュートを放った清水選手、1度はブロックされこぼれたボールを押し込み先制に成功します。16分には宮崎曉選手のキックインからまたも清水選手、こぼれ球を反転シュートし2点をリード。しかし、18分、岡崎チアゴ選手が自陣でボールを奪うとそのままドリブルで持ち込み、ゴール前左手から森脩選手がゴールし神戸が1点を返します。2-1で迎えた後半、24分には田村佳翔選手のアシストから宮崎選手がゴールし神戸を突き放すと、つづく28分には清水選手がこの試合3点目となるゴールを決め4-1。さらなる追加点を狙うすみだに対し、神戸GK・小石峯成彦選手が好セーブを見せますが、前後半でのシュート数わずか12本にとどまった神戸は追加点を奪えず。すみだが連勝を3に伸ばしています。
 
10月14日(土) 19:00キックオフ(浜松アリーナ)
アグレミーナ浜松 4-3 シュライカー大阪

浜松が10試合ぶりの勝利を挙げました。立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛ける大阪。これを根気よい守備で防いだ浜松は5分、こぼれ球が大阪の選手に当たり、オウンゴールで先制します。15分にはフィネオ アラウージョ選手が左足でシュートを突き刺します。昨季王者の大阪から2点のリードを奪い、前半を折り返した浜松。しかし後半、2点を追う大阪は後半開始2分足らずでヴィニシウス選手が1点を返すと、23分には小曽戸允哉選手が追加点を挙げ同点に追いつきます。このまま逆転を狙いたいを大阪でしたが、34分、35分と前鈍内マティアスエルナン選手に2ゴールを決められ、再度2点を追う展開に。小曽戸選手をGKにパワープレーを仕掛けた大阪は、その小曽戸選手がループシュートを決め1点差に迫りますが、追撃及ばずタイムアップ。3連敗を喫しています。
 
10月15日(日) 13:00キックオフ(大分県立総合体育館)
バサジィ大分 1-2 ヴォスクオーレ仙台

試合を動かしたのはアウェイの仙台。6分、アレックス選手のゴールで1点をリードします。その後、拮抗した展開が続きますが、13分、カウンターから藤川朋樹選手がゴールし、試合を振り出しに戻します。前半終了間際には、フリーキックを得た大分。しかし、得点にはつながらず、同点のまま前半を折り返します。迎えた後半、29分、松木裕功選手のゴールで再度1点をリードした仙台。対する大分はファウルも重なり、終了間際にパワープレーを仕掛けるもゴールを奪うことができずに試合終了。少ないチャンスを決めきった仙台が7試合ぶりに勝利し、10位浮上。敗れた大分は11位に順位を落としています。
 
10月15日(日) 14:00キックオフ(湿原の風アリーナ釧路)
エスポラーダ北海道 1-1 バルドラール浦安

試合開始からわずか2分、退場者を出した浦安。数的優位に立ったホーム・北海道は、このチャンスをきっちり生かし、室田翔伍選手が先制点を挙げます。早い段階でタイムアウトを取得した浦安。決めきれない時間が続きますが、11分には中島孝選手の今季初得点となるゴールで同点に追いつき、その後も両者攻め合いますが、決めきることができずに1-1で前半を折り返します。迎えた後半、どちらもチャンスを作りながら、得点を奪うことができずに時間が経過。ホームでの勝利を目指す北海道は、残り3分を切りパワープレーを開始します。しかし得点には結びつかず、残り18秒で今度は浦安がパワープレーを開始。ここでも両者に追加点は生まれず、同点のまま試合終了。勝点1を分ける結果となりました。
 
10月15日(日) 14:00キックオフ(武田テバオーシャンアリーナ)
名古屋オーシャンズ 4-3 湘南ベルマーレ

首位・名古屋がホームでの逆転勝利を収めました。試合は開始直後に湘南の内村俊太選手がリーグ最速の6秒で得点を奪い先制に成功すると、出鼻をくじかれた名古屋は7分、14分と立て続けにオウンゴールを献上し、3点を追う展開となります。しかし、ファウルを重ねた湘南は、名古屋に第2PKを与えると、これを西谷良介選手がゴール右隅に危なげなく決め、1点を返します。そのわずか43秒後には、酒井ラファエル良男選手が同じくゴール右隅にシュートを突き刺し1点差に迫ると、2-3で迎えた後半開始直後、右サイド角度のないところからの折り返しにラファ選手が飛び込み3-3の同点に。これに勢いを得た名古屋は攻勢を強めると、33分、フリーでボールを受けた吉川智貴選手がゴールし逆転に成功。前節ホームで大敗を喫した名古屋が首位の意地を見せ、3点差をひっくり返す逆転勝利を収めました。
 
10月15日(日) 17:00キックオフ(町田市立総合体育館)
ペスカドーラ町田 3-3 府中アスレティックFC

2位・町田と4位・府中の”東京ダービー”は、戦前の予想通り、激戦となりました。試合序盤から激しい攻防が繰り広げられます。11分、再三チャンスを作っていた町田が室田祐希選手のゴールで先制。前半は1-0と町田リードで折り返します。1点を追う府中。町田のセットプレーのチャンスをGKクロモト選手が防ぐと、直後に渡邉知晃選手の11試合連続となるゴールで同点とします。29分にはダニエル サカイ選手のキックインに中井健介選手が合わせて再度1点をリードしますが、36分にはセットプレーから渡邉選手がこの試合2点目となるゴールで2-2に追いつきます。その後も両者1点ずつを追加。どちらも譲らぬ攻防は、3-3で試合終了。勝点1を分け合う結果となりました。