”関西ダービー”は大阪に軍配。すみだvs湘南の上位対決はすみだが1点差で勝利を収める【DUARIG Fリーグ2017/2018 第23節】

DUARIG Fリーグ2017/2018は、10月22日(土)、第23節の6試合を行いました。前日大敗した浦安が上位町田に点差をつけて勝利するなど、順位も変動しています。
 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第23節

10月22日(日) 12:00キックオフ(アリーナ立川立飛)
フウガドールすみだ 3ー2 湘南ベルマーレ

この6クラブ共同開催で2連勝を目指すすみだと湘南の対戦は引き締まった試合となりました。開始早々に栗本博生選手のゴールで先制したすみだ。しかし、およそ2分後、小門勇太選手のシュートパスを内村俊太選手が流し込み同点に追いつきます。そのわずか30秒後にはロドリゴ選手のゴールで逆転に成功した湘南。1ー2で前半を折り返します。1点を追うすみだ。後半開始38秒、岡村康平選手の反転シュートで同点に追いつきます。両者譲らず激しい攻防戦が続く中、均衡を破ったのはすみだ。先制点を挙げた栗本選手がカウンターを仕掛け、放ったシュートが湘南GKフィウーザ選手にはじかれたところを清水和也選手が押し込み逆転に成功。これが決勝点となり、3ー2ですみだが逆転勝利を収めました。

 
10月22日(日) 12:00キックオフ(大阪市中央体育館)
エスポラーダ北海道 3ー3 バサジィ大分

前日大差で敗戦した北海道と、9試合ぶりの勝利を挙げ連勝を目指す大分が対戦しました。先制したのは北海道。田辺陸選手の折り返しをチームのトップスコアラー、水上玄太選手が突き刺し1点をリードします。その後もペースをつかむ北海道は、前半半終了間際に酒井遼太郎選手から三浦憂選手と連携し、最後は水上選手がゴールし、2点リードで前半を折り返します。2点を追う大分は後半立ち上がりからチャンスを作り、22分、田村研人選手が北海道FP3人に囲まれながらもゴール。1点差に迫ると24分には原田浩平選手がゴール前右手から反転シュートを突き刺し同点とします。その後オウンゴールで逆転に成功した大分。しかし、酒井選手をGKに置きパワープレーを開始した北海道は、39分、神敬治選手のアシストから鈴木裕太郎選手が同点ゴールを決め3ー3。両者譲らぬ一戦は、勝点1を分ける結果となりました。

 
10月22日(日) 14:30キックオフ(アリーナ立川立飛)
アグレミーナ浜松 0ー3 名古屋オーシャンズ

開始わずか23秒、平田ネトアントニオマサノリ選手が左サイドから中央に切り込みシュートを突き刺します。先制に成功した名古屋。その後も追加点を狙いますが、浜松GK石黒紘久選手が好セーブを見せます。0ー1と名古屋リードで折り返した後半、24分、25分と西谷良介選手が立て続けに得点し、リードを広げます。ここで浜松は、多くの時間を残し、須藤慎一選手をGKにパワープレーを開始。しかし、名古屋の守備の前に得点を挙げることはできず、タイムアップ。浜松はこの2連戦を無得点で終えています。

10月21日(土) 14:30キックオフ(大阪市中央体育館)
バルドラール浦安 7ー2 ペスカドーラ町田

前日大敗を喫した浦安と、神戸に引き分けた町田が対戦しました。どちらも勝利がほしい両者の一戦。開始わずか35秒、先制したのは町田。ダニエル サカイ選手のキックインから室田祐希選手がシュートを放ち、はじかれたところを横江怜選手が押し込みます。しかし5分、青山竜也選手が自陣でカットし、パスを受けた石田健太郎選手が左足でゴール。同点に追いつくと、前半さらに2点を追加し、3ー1と浦安リードで前半を折り返します。後半序盤から両者チャンスを作りますが得点が生まれず迎えた32分、加藤竜馬選手のロングパスから星翔太選手がゴールし、浦安がリードを広げます。ここで町田は、横江選手をGKにパワープレーを仕掛けますが、浦安GK藤原潤選手がパワープレー返し。町田が1点を返した直後にも藤原選手がパワープレー返しを決め、さらに1点を追加した浦安。シュート数わずか16本で7得点とチャンスを生かした浦安が勝利を収めています。

 
10月22日(日) 17:00キックオフ(アリーナ立川立飛)
府中アスレティックFC 3ー0 ヴォスクオーレ仙台

前日大敗を喫した府中。はじめての立川立飛での連戦を連敗で終えるわけにはいきません。しかし、連敗を避けたいのは仙台も同じ。序盤から両者チャンスを作りますが、府中GKクロモト選手、仙台GK税田拓基選手と両GKの好セーブもあり、なかなか得点が生まれません。0ー0で迎えた前半終盤、マルキーニョ選手から宮田義人選手と連携し、最後は関尚登選手が先制弾。1ー0と府中リードで前半を折り返します。迎えた後半、なかなかスコアが動かないまま試合終盤。38分、岡山洋介選手のアシストから現在得点ランキングトップの渡邉知晃選手が追加点を挙げると、仙台は内野脩麻選手をGKにパワープレーを開始。しかし、渡邉選手に得点を許し3ー0。仙台の反撃ならず、府中が立川での初勝利を挙げています。
 
10月22日(日) 17:00キックオフ(大阪市中央体育館)
シュライカー大阪 7ー3 デウソン神戸

大阪での6クラブ共同開催で行われた”関西ダービー”。あいにくの悪天候となりましたが、入場者数は1300名を越え、会場が熱気に包まれました。前日大勝し、ホームでの連勝を収めたい大阪。対する神戸は前日引き分けており、この試合でも勝点を得たいところ。先制は大阪。開始わずか58秒、相井忍選手のアシストからチアゴ選手が得点します。1点を追う神戸も大阪ゴールに迫りますが、決定的なチャンスを迎えることができません。13分、チアゴ選手が先制点につづき2点目を挙げると、18分にはキックインからヴィニシウス選手がゴールし大阪の3点リードで前半を折り返します。3点を追う神戸、序盤に宮田樹選手のゴールで1点を返しますが、29分にヴィニシウス選手が追加点。そのわずか20秒後には相井選手が古巣・神戸から得点を奪い5ー1。終了間際まで攻防を続けた一戦は、残り3秒でヴィニシウス選手がハットトリックを達成し、7ー3。大阪が3連敗で迎えた6クラブ共同開催を連勝し、2試合17得点で終えています。