大阪、佐藤亮選手のハットトリックを含む9得点で名古屋を下す。神戸待望の今季2勝目。【DUARIG Fリーグ2017/2018 第26節】

DUARIG Fリーグ2017/2018は、11月23日(木・祝)、25日(土)、26日(日)の3日間にわたり、第26節の6試合を行いました。
 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第26節

11月23日(木・祝) 15:00キックオフ(駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場)
府中アスレティックFC 3-2 エスポラーダ北海道

開始わずか50秒で試合が動きました。宮原勇哉選手がドリブルから左足を振りぬき、アウェイの北海道が先制します。11分には左サイドからの折り返しに、上福元俊哉選手が頭で合わせ府中が同点に追いつきますが、そのわずか8秒後には宮原選手のアシストから高山剛寛選手が得点し、再度1点をリードします。1点を追う府中は、33分、38分と現在得点ランキング1位の渡邉知晃選手がゴールを決め、逆転に成功。リードを奪われた北海道は酒井遼太郎選手をGKにパワープレーを開始しますが、追加点を奪うことができずに試合終了。府中がホームで勝利を収めています。
 
11月25日(土) 16:00キックオフ(秦野市総合体育館)
湘南ベルマーレ 4-3 バルドラール浦安

手に汗握る展開となったこの試合。開始わずか49秒で、現在得点ランキング2位のロドリゴ選手がゴールし、ホームの湘南が先制すると、3分には浦安キャプテン・星翔太選手が同点ゴール。13分には岩本昌樹選手の今季初ゴールで浦安が勝ち越しに成功します。リードを守る浦安は、GK藤原潤選手が好セーブを見せますが、前半終了間際に湘南・小門勇太選手同点ゴールを決め、2-2で前半を折り返します。後半立ち上がりからセットプレーやカウンターでチャンスを作る浦安は、26分、宮崎岳選手の得点で再度勝ち越しに成功。しかしホームの湘南が意地を見せ、攻め込む時間が続くと、33分、内村俊太選手が同点弾。タイムアウト明けには内村選手がさらに追加点を挙げ、4-3と逆転します。失点後にタイムアウトを取った浦安は、パワープレーで最後まで得点を狙いますが追撃及ばず。湘南が勝点3を獲得しました。

 
11月25日(土) 17:30キックオフ(岸和田市総合体育館)
シュライカー大阪 9-4 名古屋オーシャンズ

勝てば名古屋のプレーオフ出場が決まる試合。「自分たちのホームで決めさせるわけにはいかなかった」と木暮賢一郎監督が語ったとおり、負傷や出場停止で主力を欠く大阪が、ホームでその意地を見せつけました。開始から2分足らずで佐藤亮選手が先制点を決めると、19分にも佐藤選手が得点し、首位・名古屋から2点のリードを奪います。迎えた後半、22分にラファ選手のゴールし1点差に迫る名古屋は、このまま追いつきたいところでしたが、セットプレーから失点。さらにはオウンゴールを献上してしまい、点差が開きます。その後も着実に得点を重ねていく大阪に対し、西谷良介選手、安藤良平選手とGKを変えながらのパワープレーを仕掛ける名古屋は33分に安藤選手のゴールで追加点を挙げると37分、38分にも得点を挙げますが追撃及ばず。佐藤選手自身初のFリーグでのハットトリックを含む9得点を挙げた大阪が、ホームで快勝を収めました。

 
11月25日(土) 19:00キックオフ(浜松アリーナ)
アグレミーナ浜松 3-3 ヴォスクオーレ仙台

慎重な立ち上がりとなったこの一戦。ホーム浜松がやや試合を支配しますが、どちらも得点を挙げることができません。8分近くを残して5ファウルの浜松は、厳しい展開となりますが、14分、萩原洪拓選手のパスに中村友亮選手が合わせて先制に成功。しかし、タイムアウトを取った仙台は松木裕功選手が同点弾を決め、試合を振り出しに戻します。1-1で迎えた後半、開始わずか36秒で中村選手がこの試合2点目となるゴールを決めますが、23分、静岡出身の内野脩麻
選手が同点ゴール。両者一歩も譲らぬ展開に。29分に松浦勇武選手がゴールし、3度目のリードを奪った浜松に対し、マルロン選手をGKにパワープレーを開始する仙台。しかし、得点を挙げることができません。このまま逃げ切りたい浜松でしたが、試合残り15秒、粘り強くパワープレーを続けた仙台がオウンゴールを誘発し、同点に。3-3の同点で試合が終了し、勝点1を分け合う結果となりました。

 
11月26日(日) 13:00キックオフ(大分県立総合体育館)
バサジィ大分 0-2 デウソン神戸

ホームタウンでの6クラブ共同開催を控える神戸が、念願の今季2勝目を挙げました。古巣との対戦となった大分・原田浩平選手が序盤から見せ場を作るなど、見ごたえのある試合となったこの試合。ホーム大分は、ペースを掴みながらも神戸GK小石峯成彦選手の好セーブに阻まれ得点を奪うことができません。0-0で迎えた後半も拮抗した展開が続き、両者ゴールが生まれないまま15分近くを経過します。すると35分、稲田瑞穂選手の折り返しから、川那部遼選手が押し込み神戸が先制。1点を追う大分は、タイムアウトを取りパワープレーを開始します。この猛攻をしのぐ神戸は、試合時間残り28秒でGK小石峯選手がパワープレー返しで追加点を挙げると、2点のリードを守りきり、今季初の完封勝利を収めました。

 
11月26日(日) 17:00キックオフ(町田市立総合体育館)
ペスカドーラ町田 5-3 フウガドールすみだ

今季3度目となる”東京ダービー”は、戦前の予想通り、熱戦となりました。序盤から積極的に先制点を狙うホーム・町田は3分、コーナーキックから室田祐希選手がシュートを突き刺します。まずは追いつきたいすみだ、果敢に攻撃を仕掛けますが、町田の徹底した守備の前にゴールを奪うことができません。すると10分、横江怜選手のシュートがはじかれたところを金山友紀選手が詰めて追加点。12分には岡村康平選手のアシストから宮崎曉選手がゴールし、すみだが1点差に迫ります。2-1で迎えた後半、立ち上がりからGK小野寺優介選手が好セーブを見せる町田は、29分に宮崎貴史選手が追加点。31分に清水和也選手のゴールで再度1点差に迫るすみだでしたが、わずか40秒足らずで町田・森谷優太選手が追加点。カウンターからボラ選手がゴールし、1点を追うすみだは岡村選手をGKに置きパワープレーを開始しますが、残り7秒で森岡薫選手がパワープレー返し。5-3で町田が勝利を収めました。