仙台、ホームでの6クラブ共同開催を2連勝で締めくくる【DUARIG Fリーグ2017/2018 第28節】

DUARIG Fリーグ2017/2018は、12月3日(日)、第28節の全6試合を行いました。
 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第27節

12月3日(日) 12:00キックオフ(ゼビオアリーナ仙台)
ペスカドーラ町田 2ー0 名古屋オーシャンズ

この2連戦で大阪、名古屋と上位陣との戦いが続いた町田。前日の第27節で大阪に6ー2と快勝し、その勢いのまま名古屋を無得点で抑え勝利しました。立ち上がりから両者ともに積極的に仕掛け、拮抗した展開に。スコアレスで前半を終え、迎えた後半もじりじりとした攻防戦が続き、どちらにも得点が生まれずに迎えた39分。ドリブルで中央を突破した室田祐希選手が自らシュートを突き刺し、町田が待望の先制点を奪います。直後にパワープレーを開始した名古屋でしたが、残り33秒で町田・金山友紀選手のパワープレー返しを浴び失点。2ー0で試合が終了し、町田が首位・名古屋に7ポイント差まで迫る大きな勝利を挙げました。

 
12月3日(日) 12:00キックオフ(グリーンアリーナ神戸)
エスポラーダ北海道 2ー3 湘南ベルマーレ

前日先制しながらも逆転負けを喫した北海道が、府中との上位対決に勝利した湘南と対戦しました。立ち上がり、いくつかチャンスを作りながらも決めきれない湘南に対し、徐々に流れをつかんだ北海道は16分、前日にも先制点を決めた高山剛寛選手がコーナーキックの流れからこぼれ球を押し込み先制に成功。1ー0で前半を折り返します。後半も積極的に仕掛ける北海道でしたが、23分、ロドリゴ選手のゴールで1ー1の同点となると、わずか11秒後に内村俊太選手がボールに滑り込み湘南が逆転します。24分には浦上浩生選手のゴールで湘南が北海道を突き放し、形勢逆転。まずは1点を返したい北海道ですが、湘南GKフィウーザ選手の好セーブもあり、ゴールを割ることができません。4分強を残し、酒井遼太郎選手をGKにパワープレーを開始した北海道は、左から鈴木裕太郎選手が押し込み1点を返しますが、追撃及ばずタイムアップ。3位をキープする湘南は、2位・町田に2ポイント差と迫っています。

 
12月3日(日) 14:30キックオフ(ゼビオアリーナ仙台)
フウガドールすみだ 6ー5 シュライカー大阪

それぞれ前日の試合では敗戦しており、連敗は避けなくてはならない両者の対戦は、凄まじい点の取り合いとなりました。開始わずか39秒で堀米将太選手が先制点を挙げた大阪は、5分にも相井忍選手のアシストから今井翔選手が追加点を挙げ、すみだを突き放します。反撃に出るすみだは7分、清水和也選手が強烈な反転シュートを決め1点差に迫ると、12分にはセットプレーの流れから岡山和馬選手が同点弾。前半から息つく暇もない展開を見せる中、19分には第25節で長期離脱から待望の復帰をはたした加藤未渚実選手が復帰弾を挙げ、2ー3と大阪リードで折り返します。後半立ち上がりにはわずか18秒で岡山選手の体に当たったボールがゴールに入り3ー3の同点に。24分には相井選手のゴールで再度リードを奪った大阪でしたが、その後3得点を追加し、2点のリードを許した大阪は、39分、ヴィニシウス選手のゴールで1点差に追いつくも反撃もここまで。激しい撃ち合いを制したすみだが勝点3を手にしています。
 
12月3日(日) 14:30キックオフ(グリーンアリーナ神戸)
バルドラール浦安 3ー2 府中アスレティックFC

連勝を狙う浦安と、プレーオフ出場に向け連敗は避けたい府中の一戦はで、先に試合を動かしたのは浦安。9分、開催地神戸出身の加藤竜馬選手がこぼれ球を押し込み先制に成功します。拮抗した展開が続く中、19分に関尚登選手のアシストから上福元俊哉選手が同点弾。1ー1で前半を折り返します。後半立ち上がり、フリーキックを得た府中。渡邉知晃選手のシュートは浦安GK藤原潤選手が弾きますが、こぼれ球を渡邉選手が押し込み勝ち越しにし成功。しかし31分、カウンターを受けた浦安はこれを星翔太選手が取り返し、荒牧太郎選手へ。これを荒牧選手が突き刺し2ー2の同点に。37分には永島俊選手が逆転ゴールを決め浦安が勝ち越すと、このリードを守り3ー2で試合終了。浦安は2連勝、府中は2連敗でこの共同開催を終えています。
 
12月3日(日) 17:00キックオフ(ゼビオアリーナ仙台)
ヴォスクオーレ仙台 6ー5 バサジィ大分

ホーム・仙台が粘りを見せ、勝利をもぎ取りました。前日、上位・すみだに対し参入後初勝利を挙げ、勢いに乗る仙台でしたが、序盤からペースをつかんだのは前日無得点で敗戦した大分。8分、白方秀和選手のゴールで先制すると、14分には田村龍太郎選手が追加点。2点のリードを奪います。直後からマルロン選手をGKに置き、パワープレーを仕掛ける仙台でしたが、得点は生まれず、通常の攻撃を再開。すると残りわずか4秒でマルロン選手が1点を返し、1ー2で前半を折り返します。ホームの後押しを受ける仙台は、後半序盤から攻勢を強め、22分、オウンゴールで2ー2の同点とすると、26分、30分と立て続けにゴールし、リードを奪う展開に。34分には大分・田村研人選手のゴールで4ー4となりますが、直後に堀内迪弥選手が勝ち越し点を挙げ5ー4とすると、38分には大分がパワープレーを仕掛けます。しかし、GK税田拓基選手のパワープレー返しで仙台が2点をリード。終了間際には田村研人選手がゴールし6ー5まで追い上げますが大分も反撃もここまで。ホーム・仙台がホームタウンでの共同開催を2連勝で締めくくりました。
 
12月3日(日) 17:00キックオフ(グリーンアリーナ神戸)
デウソン神戸 3ー3 アグレミーナ浜松

前日の試合を無得点で終え、必勝を目指す神戸は、開始わずか34秒でキャプテン・稲田瑞穂選手が先制点を挙げ、リードを奪います。リードを守り、追加点を狙う神戸はGK小石峯成彦選手の好セーブや、森脩選手の体を張った守備で浜松の攻撃を阻止します。しかし10分、自陣からのロングボールを受けた中村友亮選手が同点ゴールを決め試合を振り出しに戻すと、17分には左コーナキックに合わせた前鈍内マティアスエルナン選手がシュートを突き刺し、浜松が勝ち越しに成功。1ー2で前半を折り返します。1点を追う神戸は前半立ち上がり、森洸選手のアシストから川那部遼選手が同点ゴールを決め、2ー2の同点としますが、わずか30秒で前鈍内選手にゴールを決められ再度1点を追う展開に。試合時間4分を残し、岡崎チアゴ選手をGKにパワープレーを開始した神戸。「神戸のパワープレーには定評がある」と監督、キャプテンがともに自信をのぞかせるこの選択が功を奏し、38分、先制点を決めた稲田選手が同点ゴール。そのまま試合は終了し、勝点1を分け合う結果となりました。