すみだ8発快勝!町田と引き分けた府中は6位転落【DUARIG Fリーグ2017/2018 第32節】

DUARIG Fリーグ2017/2018は、1月7日(日)に駒沢セントラル2日目の5試合を行いました。
 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第32節

湘南ベルマーレ 5-2 アグレミーナ浜松
名古屋に次いでプレーオフ出場を決めた湘南が、8位浜松と対戦しました。立ち上がりから積極的に仕掛けたのは浜松。野嶋倫選手がインターセプトからチャンスを作ると、湘南のセットプレーからカウンターを仕掛け、GK石黒紘久選手が起点となりジョン レノン選手がシュートを放つなど、湘南ゴールを脅かします。チャンスを作りながらも先制点を奪うことができずに迎えた4分、キックインの流れから湘南・植松晃都選手がこぼれ球を押し込み先制点を挙げ1点をリードすると、1点を追う浜松は6分、こちらもキックインから松本行令選手が左足を振り抜き同点ゴール。試合を振り出しに戻します。1-1で迎えた後半、フリーキックを得た湘南は、これを小門勇太選手が豪快に決め1点をリードすると、26分には横澤直樹選手がGK石黒選手との1対1を制し追加点を挙げ2点差に。33分には浜松ゴール前で粘り強くボールをつなぎ、最後は刈込真人選手が押し込みリードを広げます。しかし直後に浜松はジョン レノン選手が左足で強烈なミドルシュートを叩きこみ追加点。37分には湘南が退場者を出し、浜松が数的優位となりますが、この好機に追い上げることができなかった浜松は中村友亮選手をGKにパワープレーを開始します。しかし鍛代元気選手のパワープレー返しを浴び、タイムアップ。5-2で湘南が勝利を収めました。

名古屋オーシャンズ 3-1 デウソン神戸
首位・名古屋と最下位・神戸の対戦は、名古屋の圧倒的有利と思われましたが、前半から緊張感が漂う試合となりました。序盤から攻勢に出る名古屋に対し、粘り強い守備を見せる神戸は岡崎チアゴ選手が決定機を迎えますが、これは枠を捉えることができません。その後セットプレーから再三チャンスを作る名古屋に対し、神戸GK小石峯成彦選手が好セーブを見せゴールを死守。名古屋はシュート数で圧倒しながらも、なかなか得点を奪えません。すると17分、ラファ選手のボレーシュートで先制した名古屋は、わずか30秒後に西谷良介選手が追加点。瞬く間に2点をリードします。2-0で迎えた後半も、名古屋がボールを支配し試合を進めると、26分には吉川智貴選手がゴール前に折り返したボールをヴァルチーニョ選手が押し込み3点目。27分、森洸選手のアシストから松宮充義選手が1点を返した神戸でしたが、その後追加点を奪うことができず、残り5分以上を残して岡崎選手をGKにパワープレーを開始。しかし得点は生まれず3-1のまま試合を終えました。

ペスカドーラ町田 2-2 府中アスレティックFC
プレーオフ出場最後の1枠を目指す府中。前日の試合で大阪が勝利しているため、勝たなくてはならない一戦でした。しかし、先制は町田。GKピレス イゴール選手のロングスローに合わせたダニエル サカイ選手のボレーシュートで1点をリードします。しかし前半終了間際、府中・内田隼太選手が粘ってゴールを押し込み試合を振り出しに戻すと、迎えた後半28分、完山徹一選手のゴールで府中が逆転に成功します。ここから突き放したい府中でしたが、32分、町田・滝田学選手がゴール前右手からヒールで流し込み2-2の同点に。その後は両者一歩も譲らず、同点のまま迎えた試合終盤。勝点3を狙う府中は、4分弱を残し完山選手をGKに置いたパワープレーを開始します。しかし町田の守備の前に得点を奪えず、同点のままタイムアップ。プレーオフ出場最後の1枠の決定は、8日の結果に委ねられることとなりました。
 
フウガドールすみだ 8-0 バルドラール浦安
すみだの得点力が爆発しました。開始わずか53秒で清水和也選手が先制点を挙げると、10分、こぼれ球を岡山和馬選手が押し込み2点をリード。まずは1点がほしい浦安も積極的にシュートを放ちますが、丸紘生選手、荒牧太郎選手と立て続けのシュートはすみだGK矢澤大夢選手の好セーブに阻まれ、宮崎岳選手のシュートはバーを直撃。得点を奪うことができません。2-0で迎えた後半、開始わずか39秒で大薗諒選手が追加点を挙げると、後半半ばにはおよそ30秒の間に清水選手が立て続けにゴールしハットトリックを達成。小野大輔選手、星翔太選手とGKを変えながらのパワープレーで攻撃を仕掛ける浦安でしたが得点を奪えず、パワープレー返しを被弾。すみだのダメ押しの8点目は、この試合が長期離脱からの復帰戦となった稲葉洸太郎選手。後半だけで6得点のすみだが、完封勝利を収めました。
 
エスポラーダ北海道 3-3 ヴォスクオーレ仙台
立ち上がりから積極的に攻め合う両者。前日の試合で浦安に勝利し、今季初の連勝を目指す北海道でしたが、先制したのは仙台。堀内迪弥選手のアシストから井上卓選手が押し込み1点をリードします。0-1で迎えた後半、30分に先制点をアシストした堀内選手がゴールしリードを広げますが、32分、前日の試合で自身200ゴールを達成した水上玄太選手が得点すると、33分には宮原勇哉選手のゴールで同点に追いつきます。35分にはノエ選手が前線へ粘ってボールを持ち込み、その流れからアレックス選手が勝ち越しゴール。しかしおよそ1分後には鈴木裕太郎選手がキックインに合わせゴールを突き刺し再度同点に。その後は両者追加点を奪えず、勝点1を分ける結果となりました。