立川・府中8発快勝! 単独首位の大分、無敗の大阪もそろって勝点を積み上げる【Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第5節】

Fリーグ2019/2020 ディビジョン1は、6月22日(土)から6月24日(月)の3日間にわたり、第5節の6試合を行いました。
 

Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第5節

湘南ベルマーレ 4-3 ヴォスクオーレ仙台
 
今季ホーム初勝利を目指す湘南が、仙台をホームに迎えました。序盤から拮抗した展開になり、6分、植松晃都選手のゴールで湘南が先制すると、およそ2分後には田村研人選手がこぼれ球を押し込み同点に追いつきます。11分、こぼれ球を突き刺した刈込真人選手のゴールで湘南が勝ち越すと、15分には森村孝志選手のアシストから加藤翼選手がゴール。仙台が再度同点に追いつきます。その後も一進一退の攻防がつづき、2対2で前半終了。すると湘南は、スターティングメンバーにアレンジを加え後半に望み、その采配が功を奏して開始わずか40秒で林田フェリペ良孝選手が勝ち越し点を挙げます。29分には本田真琉虎洲選手のシュートがオウンゴールを誘発し、2点をリードした湘南。アランギタヒ選手をGKに置いた仙台のパワープレーから1点差に迫られながらも、粘り強く仙台の攻撃を跳ね返した湘南が、今季ホーム初勝利を挙げました。
 
シュライカー大阪 1-0 エスポラーダ北海道
 
ここまで3勝1分と、今季無敗で武田テバオーシャンアリーナでのホームゲームを迎えた大阪。対する北海道は1勝にとどまっており、どちらにとっても勝利をしたい一戦は接戦となりました。序盤から好機を作りながらも決めきれない大阪。対する北海道もカウンターやセットプレーで大阪ゴールに迫りますが、得点することができません。12分、加藤未渚実選手との連係からアルトゥール選手がゴールし、1点を先制した大阪は、そのリードを守り1対0で前半を折り返します。迎えた後半も両チームともにチャンスを作りながら得点を挙げることができず、試合時間残り3分ほどで北海道は堀米将太選手をGKに置きパワープレーを開始します。しかし、大阪の守備の前にゴールをこじ開けることができず、試合終了。前半のアルトゥール選手のゴールが決勝点となり、大阪が開幕から5戦負けなしで2位をキープしています。
 
立川・府中アスレティックFC8-0 ボアルース長野
 
前節、アウェイでシュライカー大阪と対戦し、2点を先制しながらも試合終了間際に同点に追いつかれた立川・府中。今シーズンからFリーグ ディビジョン1に参戦しているボアルース長野と、リーグ戦で初対戦しました。立ち上がりからリズムをつかむ立川・府中は3分、今季チームに復帰した関尚登選手のゴールで先制に成功すると、その後もコンスタントに得点を重ね、前半だけで4得点を挙げます。迎えた後半も攻勢を緩めることなく積極的にゴールを狙うと、27分にはわずか30秒で2得点。試合終盤にはGKクロモト選手のロングフィードを酒井遼太郎選手が折り返し、これをこの試合がFリーグデビュー戦の堤優太選手が合わせて追加点を挙げ、8対0で完封勝利。今季初の共同開催に向け、弾みをつける結果となりました。
 
ペスカドーラ町田2-7 バサジィ大分
 
今季なかなか波に乗れず、ここまで1勝にとどまっている町田が、首位を独走する大分をホームに迎えました。序盤から積極的に町田ゴールに向かう大分は3分、仁部屋和弘選手のゴールで先制に成功すると、11分にはヴィトン選手が追加点を挙げ、2点をリードします。その後、オウンゴールで1点差に迫られますが、1対2で前半を折り返すと、後半も攻撃の手を緩めることなく、セットプレーやカウンターから得点を量産。1対5と4点を追う展開となった町田は、パワープレーを仕掛けますが、逆に失点を喫し、終了間際にクレパウジ ヴィニシウス選手のゴールで1点を追加するも追撃及ばずタイムアップ。大分は開幕5連勝で共同開催に臨みます。
 
Fリーグ選抜 1-7 名古屋オーシャンズ
 
U20フットサル日本代表のU-20 AFCフットサル選手権優勝を受け、少ないメンバーながら奮起をするF選抜が、名古屋オーシャンズと対戦しました。しかし、序盤から試合巧者の名古屋にペースを握られ、3分、フリーキックの流れからヴァルチーニョ選手に先制点を決められると、6分にはGK関口優志選手のロングスローからラファ選手が追加点を挙げ、早くも2点をリードします。その後もコンスタントに得点を重ねた名古屋は、0対4と4点リードで前半を折り返します。迎えた後半、25分にはヴァルチーニョ選手のアシストから吉川智貴選手が追加点。その後もさらにリードを広げます。7点を追う厳しい展開となったF選抜はGK上原拓也選手のスローを平井雅大選手が受け、折り返したボールに計盛良太選手が合わせて1点を返しますが、追撃及ばず試合終了。F選抜は今季初勝利を目指し、共同開催に臨みます。
 
フウガドールすみだ 3-2 バルドラール浦安
 
チームの結束力を見せるすみだが、浦安をホームに迎えました。まず試合を動かしたのは浦安。3分、左サイドから永島俊選手がシュートを突き刺し、先制に成功します。しかし9分、セットプレーの流れから上福元俊哉選手が同点ゴールを挙げると、ホームの後押しを受けるすみだは13分、宮崎曉選手のゴールで追加点。逆転に成功し、2対1で後半を迎えたすみだは29分、ガリンシャ選手のゴールで2点をリードします。追いかける浦安は、GKを石田健太郎選手、長坂拓海選手と変えながらパワープレーを仕掛けます。試合終了間際には長坂選手のゴールで1点差に迫りますが、反撃もここまで。3対2ですみだが勝利し、4勝1敗で4位をキープしています。