激闘必至!! 明日5日(土)より全国各地で熱戦がスタート!!

6月27日(金)「Fリーグ2014/2015 powered by in ゼリー」が開幕した。

2016年にコロンビア(予定)で開催される「FIFAフットサルワールドカップ」でのベスト8入りの目標を達成すべく、日本代表を目指す多くの選手が激しい闘いを繰り広げた。

本年5月に開催された「AFCフットサル選手権」で、2連覇を果たしたミゲルジャパン(フットサル日本代表)は、2016年AFCフットサル選手権でワールドカップ出場権を獲得する必要がある。日本代表強化のためにも、今シーズン、来シーズンのリーグ戦が非常に重要になってくるだろう。

開幕の代々木セントラルでは、その片鱗を見せた試合がいくつか繰り広げられた。

6月27日(金)第3試合 フウガドールすみだvs.シュライカー大阪戦、1-1の同点で迎えた後半の残り僅かな時間で、シュライカー大阪の木暮賢一郎監督は「絶対に勝つ!!」気持ちを強く持ち、パワープレーで勝利を目指した。

迎え撃つフウガドールすみだは、後半になっても集中力を切らすこと無く、選手たちが極限までプレーした状態で、交代のためベンチに戻るほどであった。

とても見応えのあるこの試合は、シュライカー大阪が勝利をもぎとっている。Fリーグの意地、新規参入チームに負けられない気持ちが前面に押し出された試合であった。

負けはしたものの、一歩も引かずに攻撃し続けたフウガドールすみだにも拍手送りたい。

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6月28日(土)第5試合 ペスカドーラ町田vs.アグレミーナ浜松戦、結果は0-0の引き分けであったが、この試合は、両チームの素晴らしいゴレイロ(町田・イゴール選手、浜松・川原選手)のプレーが光った。

ペスカドーラ町田は、昨シーズン最終戦でプレーオフ進出を逃したことを今年の糧にし、カップ戦からアグレッシブに攻め続けたが、永く日本代表のゴールマウスを守ってきたアグレミーナ浜松・川原永光選手の壁を破ることが出来なかった。

一方のアグレミーナ浜松は、Fリーグ参入後2年連続最下位、未だホーム未勝利のレッテルを払拭すべく開幕からエンジン全開で挑んできたが、ペスカドーラ町田の守護神イゴール選手の壁を破ることが出来なかった。結果、スコアレスドローであったがこの2チームの成長には大いに期待したい。

 

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6月29日(日)第3試合 絶対王者・名古屋オーシャンズが開幕2連勝をかけて、府中アスレティックFCと闘った。

名古屋オーシャンズは森岡薫選手の先制点でリードしたが、その1分後府中アスレティックFC・上福元俊哉選手の得点で同点となり、ここから死闘が繰り広げられた。追加点をあげた府中アスレティックFCに対して、絶対王者の意地を見せ、4分後に同点に追いついた名古屋オーシャンズは、更に4分後に追加点をあげて引き離しにかかった。

今までであれば、このまま勝利を収める名古屋オーシャンズに対し、府中アスレティックFCはあきらめることなく、むしろ、名古屋オーシャンズを追い込むシーンがみられるほど迫力のある攻撃を見せた。特に、皆本晃選手のプレーからは日本代表選手としての意地を感じた。31分には、その皆本晃選手の意地の得点で同点に追いつき、一進一退の非常にアグレッシブな試合展開が試合終了まで続いたが、名古屋オーシャンズ北原亘選手が技ありの得点を奪い、名古屋オーシャンズは開幕2連勝・勝点6を掴むことに成功した。

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代々木セントラルでは非常に見応えのある試合がいくつもみられた。
リーグ戦順位は、2節を終え、昨シーズン優勝した名古屋オーシャンズを最後まで苦しめた、バサジィ大分が首位となっている。

「2016年まであと2年!」選手がどれだけ「2016 FIFAフットサルワールドカップ」での勝利を意識して、リーグ戦を闘うのか非常に楽しみになってきた。
5月にAFCフットサル選手権で優勝した日本代表メンバーも、その地位は安泰ではなくなってきた雰囲気を、この代々木セントラルでは感じた。

今週末から、ホームアンドアウェイ戦がはじまるが、それぞれの選手がどのようなメンタルで、どのような闘いぶりを見せてくれるか、非常に楽しみなシーズンである。

多くのフットサル・Fリーグサポーターの皆さま!

各試合会場で、選手たちに暖かくも、厳しい目をもってご声援いただければと思う。