浦安が開幕3連勝で首位!町田は悲願の名古屋戦初白星!

7月5日(土)、6日(日)に全国各地でFリーグ2014/2015 powered by in ゼリー第3節が行われた。5日(土)に行われた大阪vs大分は、両者譲らず1-1のドロー決着となった。神戸vs湘南の一戦は、立ち上がりから神戸が優勢に試合を進めて4-1と快勝。浦安vs浜松は、浦安がコンスタントに得点を重ねて4-0と圧勝した。また、6日(日)に行われた北海道vs仙台は、2-1で北海道が逆転勝利。東京セントラル第1試合のすみだvs府中は、2-1ですみだがFリーグ初勝利。東京セントラル第2試合の町田vs名古屋は、町田が6-2で名古屋から初勝利を挙げた。

 

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◆大阪vs大分
大阪市中央体育館で行われた大阪vs大分は、立ち上がりから両チームともにチャンスを作り出す好ゲームとなった。その中で先手を奪ったのはアウェイの大分。15分に左からのキックインの流れからFP芝野創太がダイレクトで合わせると、このシュートがゴールネットを揺らした。前半は大分が1点リードのまま迎えた34分、右サイドでボールを持ったFP瀬戸彬仁のシュートが相手に当たってそのままゴールイン。ラッキーな形で追いついた大阪は、39分からFP松宮充義をGKに置いてパワープレーを開始。しかし、決勝ゴールは生まれずに試合は終了。白熱の一戦は1-1のドローに終わった。

 

◆神戸vs湘南
グリーンアリーナ神戸で行われた神戸vs湘南は、ホーム開幕戦を迎えた神戸が主導権を握る展開となる。5分、神戸はFKを獲得すると、キッカーのFP渡井博之が相手の壁の間を通すシュートを沈めて先制に成功する。一方の湘南は、失点直後からチャンスを作り始めるも、ファウルで相手を止める場面が目立ち15分に6つ目のファウルを犯して神戸に第2PKを献上。これをFP須藤慎一に決められ、湘南は2点のビハインドを負って前半を終えた。後半も神戸が主導権を握る展開となると、30分にカウンターからFP岡崎チアゴがネットを揺らして加点する。追いかける湘南はFP近藤純也をGKに置いてパワープレーを開始するも、35分には岡崎にパワープレー返しを許してスコアは4-0に。36分にFP久光邦明のゴールで1点を返した湘南だったが、反撃もここまで。神戸がホーム開幕戦で4-1と白星を飾った。

 

◆浦安vs浜松
浦安市総合体育館で行われた浦安vs浜松は、序盤から互いにチャンスを作り出すオープンな展開となった。先手を取ったのは浦安。14分、左サイドで仕掛けたFP三木一将がゴール前にシュートパスを入れると、FP田中優輝が合わせて浦安が先制した。前半は浦安が1点リードで終えると、22分には追加点を奪う。左サイドのキックインを獲得した浦安は、この流れからFP深津孝祐が蹴り込んだ。その後、優勢に試合を進める浦安は、30分にカウンターからFP星翔太がネットを揺らして追加点を挙げる。36分には、右からのキックインをFP稲葉洸太郎が沈めて浦安がリードを4点に広げた。試合終盤は浜松が立て続けにチャンスを迎えるも決めきれずに試合は終了。浦安がホーム開幕戦で4-0と白星を飾り、開幕3連勝を飾った。

 

◆北海道vs仙台
札幌市美香保体育館で代々木セントラル未勝利の北海道と仙台が対戦した。試合が動いたのは10分。FP今井翔のシュートがゴールマウスの右隅を捉え、アウェイの仙台が先制する。そのまま前半終了を迎えた試合は23分、仙台はFP中島涼太が2度目の警告で退場処分となる。すると、このプレーで獲得したFKをFP水上玄太が直接叩き込んで北海道が同点に追いついた。勢いに乗る北海道は、27分にも水上がネットを揺らして逆転に成功。そのまま逃げ切った北海道は、ホーム開幕戦で今季初勝利を挙げた。

 

◆すみだvs府中
町田市立総合体育館で行われた東京セントラルの第1試合は、代々木セントラルで2連敗を喫したすみだと府中が激突した。試合はすみだがペースを握って試合を進めていくもチャンスを決めきれず。前半の終盤は府中が盛り返していったが、こちらゴールが奪えないまま試合を折り返した。すると31分、右CKの流れからセグンドに詰めたFP半田徹也がネットを揺らして、すみだが試合の均衡を破る。先制された府中は、36分からFP皆本晃をGKにしてパワープレーを開始。すると、直後にFP山田ラファエルユウゴがミドルシュートを沈めて、府中が同点に追いついた。その後も互いにチャンスを作り出すも決めきれず、このまま試合終了かと思われた残り34秒に決勝点が生まれる。府中のボックス内で混戦となったところを、FP太見寿人が押し込んですみだが勝ち越しに成功。そのまま試合は終了し、すみだが参入3戦目でFリーグ初勝利を挙げた。

 

◆町田vs名古屋
町田市立総合体育館で行われた東京セントラル第2試合は、ここまで2分けの町田と2勝の名古屋が対戦した。試合は3分、左サイドからFP永島俊が豪快に蹴り込んで町田が先取点を奪う。さらに8分には左CKの流れからFP篠崎隆樹のミドルシュートが突き刺さり、町田がリードを広げた。連続失点を喫した名古屋はそこから反撃に出ると、14分にFP森岡薫のミドルシュートが決まって前半のうちに1点差に詰めよった。迎えた後半は23分に動く。カウンターを仕掛けが町田は、FP横江怜がゴールを奪って再び2点差とすると、35分にも横江が加点に成功する。3点を追いかける名古屋は、FPペドロコスタをGKに置いてパワープレーを開始すると、37分にFP前鈍内マティアスエルナンのシュートが決まってスコアは4-2に。ところが直後にオウンゴール、39分にはFP藤井健太にパワープレー返しを決められて勝負あり。町田は、8シーズン目で悲願の名古屋戦初勝利を挙げた。