北海道ホーム開幕戦で今季初勝利! 大分は湘南に敗れ、連勝ストップ【Fリーグ2020-2021 ディビジョン1】

Fリーグは9月27日、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1の4試合を行いました。
 

<Fリーグ2020-2021 ディビジョン1>

シュライカー大阪 1-0 立川・府中アスレティックFC
今季2勝目を目指す大阪が、立川・府中と対戦しました。序盤から両者チャンスを作りながらも、大阪は檜山昇吾選手、立川・府中は黒本ギレルメ選手と両GKが好セーブを見せ、得点を挙げることができません。第1ピリオドは拮抗した展開のまま、スコアレスで終了します。迎えた第2ピリオド、試合を動かしたのは大阪。23分、右からの低い弾道のコーナーキックにダイレクトで合わせた加藤翼選手のゴールで先制に成功します。その後は1点を守る大阪の守備が光り、前半以上にチャンスを作れない立川・府中。3分半を残し、渡邉知晃選手をGKに置きパワープレーを開始すると、終了間際まで得点を狙います。しかし、大阪の集中した守備の前に得点を奪うことができずに1対0で試合終了。1勝が遠い立川・府中は、ここまで4試合で1分3敗、大阪は今季2勝目を収めています。
 
バサジィ大分 1-3 湘南ベルマーレ
3連勝を目指す大分が、ホームに湘南を迎えました。前節もホームでボアルース長野に快勝している大分は、この試合でもペースを掴み試合を進めたいところでしたが、開始わずか10秒で湘南に先制を許してしまいます。崩れたリズムを立て直すべく攻勢に出る大分は9分、後方からのロングパスを受けた小門勇太選手が相手FPのマークを振り切り強烈なシュート。これがゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻します。逆転を狙う大分は、その後も流れの中やセットプレーからチャンスを作りますが、湘南も集中した守備でゴールを守ります。1対1の同点で迎えた第2ピリオドは、拮抗した展開が続きます。試合も終盤に近づいた35分、GKフィウーザ選手のロングフィードに頭で合わせた本田真琉虎洲選手のゴールで勝ち越した湘南は、38分にも自陣からのロングパスを受けた内村俊太選手が左足でシュートを突き刺し大分を突き放します。2点を追う大分は仁部屋和弘選手をGKにパワープレーを仕掛けますが、得点を奪うことができずにタイムアップ。3連勝を遂げることはできませんでした。湘南は、この試合で今季初勝利を収めています。
 
エスポラーダ北海道 2-1 バルドラール浦安
金井一哉新監督就任後、初勝利を目指す北海道が、ホーム開幕戦に浦安を迎えました。開始2分、先制したのはその北海道。キックインの流れから、Fリーグ史上最多出場記録を持つ水上玄太選手が相手FPのマークを振り切ってゴールを決め、リードを奪います。1点を追う浦安は、ディドゥダ選手、長坂拓海選手と主力を欠きながらも体を張った守備を見せ、同点のチャンスを狙います。第1ピリオド終盤には加藤竜馬選手がゴール前左手からシュートを放ちますが、これはポストに嫌われ得点に結びつきません。1対0と北海道リードで迎えた第2ピリオド、攻勢を強める浦安は石田健太郎選手のロングシュートで同点に追いつきます。しかし、およそ2分後、北海道は堀米将太選手の後方からのパスを受けた木村優太選手が独走からGKとの1対1を制してゴールし、再度リードを奪います。6分近くを残し、加藤選手をGKにパワープレーに出た浦安でしたが、追撃及ばず試合終了。北海道がホーム開幕戦で、今季初勝利を挙げました。
 
名古屋オーシャンズ 3-1 ボルクバレット北九州
早くも今季5戦目を迎えた名古屋が、F1昇格初年度の北九州をホームに迎えました。2分、八木聖人選手が左サイドから落としたボールに安藤良平選手が合わせ、先制に成功した名古屋。このまま北九州を突き放すかに見えましたが、3分には小林謙太選手との連携から安嶋健至選手がシュートを突き刺した北九州が、試合を振り出しに戻します。勝ち越しを狙う名古屋に対し、集中した守備を見せる北九州。見応えのある展開を見せながらも両者とも追加点が生まれずに、第1ピリオドを折り返します。第2ピリオドでは、序盤に吉川智貴選手が短く出したキックインに合わせたペピータ選手の強烈なシュートで、名古屋が勝ち越しに成功。再度同点を狙い食らいつく北九州に対し、31分には平田ネト アントニオ マサノリ選手との連携からペピータ選手がゴールしリードを広げます。2点を追う北九州は、GK小島義瑛選手に代わって出場したGK澤野亮太選手のロングフィードから決定機を作りますが、名古屋GK篠田龍馬選手の好セーブに阻まれ、決めきることができません。3分強を残しパワープレーを仕掛けた北九州でしたが、追撃及ばず試合終了。名古屋が開幕5連勝を収めました。
 

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