大分が首位キープ!名古屋は浦安との上位対決を制す!

7月19日(土)~21日(月・祝)の3日間、全国各地でFリーグ2014/2015 powered by inゼリー第5節が行われた。府中と町田の“東京ダービー”は、2-1で町田が勝利。ホーム初戦のすみだと首位の大分による一戦は、1-2で大分がモノにして首位をキープした。名古屋と浦安の上位対決は、名古屋が4-3で接戦を制している。北海道はアウェイで神戸を3-2で破り、3連勝を飾った。湘南vs大阪は打ち合いとなり、5-5のドロー決着。浜松は仙台のホームに乗り込み、5-1と今季初勝利を飾った。第5節の詳細は以下のとおり。

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◆すみだvs.大分
墨田区総合体育館でホーム初戦となったすみだが首位の大分を迎えた一戦。立ち上がりはすみだが攻勢に出るが、7分にFP仁部屋和弘選手のゴールで大分が先制点を奪う。リードを得た大分は、すみだの反撃を阻止すると、12分にFPディドゥダ選手のCKから芝野創太選手が追加点を挙げた。ゴールが遠いすみだだったが18分、FP諸江剣語選手のゴールで1点を返す。1点を追うすみだは後半に入って攻勢をかける。FP岡山和馬選手が立て続けにチャンスを迎えるがゴールとはならない。その後は、互いにカウンターを仕掛けるオープンな展開となるも、両GKが好セーブを連発。そのまま試合は終了し、2-1で勝利した大分が首位をキープした。

 

◆府中vs.町田
府中市立体育館で行われた府中vs.町田の“東京ダービー”は、互いにチャンスを作りながらも両GKの好セーブにより得点が動かないまま時間が経過していった。ところが、前半終了間際に府中が6つ目のファウルを犯して、町田が第2PKを獲得。これをFP横江怜選手がきっちりと決めて町田が先制して試合を折り返した。迎えた後半は、立ち上がりに動きを見せる。21分、町田はセットプレーの流れからFP滝田学選手のシュートが決まり、リードを2点に広げる。追いかける府中は攻勢に出ると、32分にFP柴田祐輔選手が反転シュートを沈めて1点差に詰め寄る。残り3分14秒からはFP皆本晃選手をGKに置いてパワープレーを仕掛けた府中だったが、追いつくことができずに試合は終了。町田が2-1で府中とのダービーマッチを制した。

 

◆名古屋vs.浦安
テバオーシャンアリーナで名古屋と浦安による上位対決が行われた。ホーム開幕戦の名古屋は5分、FP森岡薫選手のゴールで先制。一方の浦安は、17分にFP星翔太選手のゴールでついに同点に追い付いた。しかし、その直後の18分、森岡選手が豪快なボレーシュートを決め、名古屋が勝ち越して前半を終えた。迎えた後半、試合のペースを掴み始めた浦安だが、31分にオウンゴールで名古屋に追加点を献上してしまう。それでも、浦安は直後にFP深津孝祐選手のゴールで1点差に詰め寄った。試合を決めたい名古屋は33分、FPラファエルサカイ選手のアシストからFPペドロコスタ選手がゴールを奪い、2点差を付けて勝利を手繰り寄せる。浦安は36分からパワープレーを開始すると、39分にFP稲葉洸太郎選手がパワープレーから1点差に迫るゴールを記録。しかし、浦安の反撃も及ばずに試合は終了。ホーム初戦の名古屋が、4-3で浦安との接戦をモノにした。

 

◆神戸vs.北海道
姫路市中央体育館で神戸と北海道が対戦した。勝ち点7で並ぶ両雄の一戦は、7分にFP上貝修選手のパスからFP吉田順省選手のシュートが決まり、北海道が先制に成功する。対する神戸は反撃に出るが、GK関口優志選手に阻まれゴールを割ることができない。それでも神戸は17分、FP相井忍選手のゴールで同点とする。しかし、北海道は直後の18分にFP十川祐樹選手のゴールですぐさま勝ち越しに成功し前半を終えた。迎えた後半、GK関口選手の好セーブで神戸の攻撃を凌いだ北海道は、26分に吉田選手のゴールで3-1とリードを広げる。2点差とされた神戸は猛攻をかけるが、ゴールが遠い。36分にパワープレーを開始すると、試合終了間際にFP須藤慎一選手のゴールで1点を返すも、そのまま試合は終了。アウェイの北海道が3-2で神戸を下し、3連勝を飾った。

 

◆湘南vs.大阪
小田原アリーナで湘南と大阪が激突した。試合は、湘南が先手を取る。2分にFP安藤良平選手のゴールで先制すると、5分にはFPボラ選手のシュートパスが相手に当たってネットを揺らした。2点のビハインドを追う大阪は11分、FP森秀太選手のゴールで1点差に詰め寄ると、続く12分にカウンターからFP村上哲哉選手が同点ゴールを決める。さらに大阪は、16分にFPヴィニシウス選手、17分にFP片山堅仁選手が立て続けにゴールを挙げ、2点リードで前半を終えた。迎えた後半は、ホームの湘南が反撃。すると25分、安藤選手のこの日2点目となるゴールで1点差とする。しかし、大阪はすぐさまヴィニシウス選手がネットを揺らして再び湘南を突き放す。負けられない湘南は、27分にFP刈込真人選手のゴールで三度1点差とすると、30分にはFP小野大輔選手のゴールでついに同点に追いついた。結局、試合はそのまま終了し、激しい打ち合いとなった一戦は5-5のドローに終わった。

 

◆仙台vs.浜松
仙台市体育館で仙台vs.浜松が行われた。シーズン初勝利を目指す両者同士の一戦は、徐々に浜松が攻勢をかける展開となった。GKクロモト選手の牙城をなかなか破れずにいた浜松だが、18分にFP松本行令選手がネットを揺らして先制に成功した。迎えた後半も、1点リードの浜松が試合のペースを握る。すると29分、シュートのこぼれ球をFP田中充彦選手が蹴り込んで浜松が追加点を奪った。その後、31分に得た第2PKを外した浜松だが、直後にFP江藤正博選手のゴールでスコアを3-0とした。仙台は3失点目の直後からFP今井翔選手をGKに置いてパワープレーを開始。しかし、浜松は32分に松本選手が4点目、36分に仙台の7つ目のファウルからFP蓮池紳吾選手が第2PKで5点目を奪った。その後、38分に仙台のFP唐澤広彰選手に1点を返されるも試合は終了。浜松が大量5得点でシーズン初勝利を挙げた。