<名古屋セントラル1日目レビュー>プレーオフ進出を目指す大阪と北海道が上位陣から白星を挙げる

30日(金)にテバオーシャンアリーナ(愛知県名古屋市)でFリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第30節、第31節 名古屋セントラルの1日目(2試合)が開催された。初日の第1試合は、浦安と大阪が対戦し、大阪が5-3で勝利。第2試合の名古屋vs北海道は、北海道が3-1で勝利している。名古屋セントラル初日の詳細は以下の通り。

 

◆浦安vs大阪
▽名古屋セントラル初日第1試合は、17分にヴィニシウス選手のゴールで大阪が先制する。そのまま試合を折り返すと24分には稲田瑞穂選手がネットを揺らして大阪が浦安を引き離した。一方の浦安は30分に稲葉洸太郎選手がドリブル突破からシュートをねじ込んで1点差に詰め寄る。しかし37分に森秀太選手が追加点を奪って、大阪が3-1とリードを再び2点に広げた。追いつきたい浦安は失点直後から高橋健介選手をGKに置いてパワープレーを開始。ところが38分にGK宮竹晴紀選手、奥田亘選手に連続で得点を許してしまう。39分にオウンゴールから点差を縮めた浦安は、試合終了前に完山徹一選手がミドルシュートを沈めるが反撃もここまで。大阪が浦安を下してプレーオフ進出に一歩前進した。

GH1_4809

 

◆名古屋vs北海道
▽名古屋セントラル初日第2試合は、第1試合で浦安が敗れたことで名古屋がリーグ1位を決めるチャンスを得て開始された。しかし、12分に十川祐樹選手がネットを揺らして、プレーオフ進出を目指す北海道が先制する。さらに14分、カウンターから高山剛寛選手が得点を奪って、前半は北海道が2点のリードを得て終えた。迎えた後半は追いかける名古屋が圧力をかけて北海道陣内に攻め込んでいく。しかし、再三のシュートはクロスバーやポスト、さらにはGK関口優志選手を中心とした北海道の守備ブロックの前に跳ね返されていく。すると名古屋は34分からパワープレーに移行。直後に前鈍内マティアスエルナン選手のミドルシュートが決まって、1点差に詰め寄る。北海道は失点直後にタイムアウトを取ると、リードした状態から鎌塚聖哉選手をGKに置いてパワープレーに出る。すると、38分に室田祐希選手がネットを揺らして、再び2点差とした。試合終盤は名古屋が猛攻を仕掛けるが、北海道が最後までリードを守りきって試合が終了。名古屋から金星を奪った北海道は、4位・大阪との勝ち点1差を維持したまま、明日の直接対決を迎えることとなった。

GH1_7583