<名古屋セントラル2日目レビュー>北海道が大阪を下してプレーオフ進出に近づく!!

31日(土)にテバオーシャンアリーナ(愛知県名古屋市)でFリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第30節、第31節 名古屋セントラルの2日目(5試合)が開催された。第1試合の仙台vs.神戸は、神戸が3-5で逆転勝利を収めた。第2試合の湘南vs.府中は湘南が3-2で勝利し、第3試合の大阪vs.北海道は0-4で北海道が勝利した。第4試合の浜松vs.すみだは2-5ですみだが勝利し、第5試合の大分vs.町田は、大分が2-1で町田が勝利した。名古屋セントラル2日目の詳細は以下の通り。

 

◆仙台vs.神戸
▽立ち上がりから神戸がチャンスを作り出す展開となるも、5分に清水誠選手、10分に影浦俊介選手と仙台が得意のカウンターから2点を先行する。しかし12分にPKを獲得した神戸は、これを西谷良介選手が決めると、15分には原田浩平選手もネットを揺らして、前半を2-2で終えた。迎えた24分、CKの流れから相井忍選手がゴールを奪い、神戸が試合をひっくり返す。仙台はGKクロモト選手を上げたパワープレーを開始するが、30分に原田選手がこの日2点目を奪取。36分に佐々木諒選手のゴールで1点を返した仙台だったが、39分には岡崎チアゴ選手がカウンターから得点を奪い試合は終了。神戸が仙台を逆転で下した。

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◆湘南vs.府中
▽湘南と府中の関東ダービーは、2分に左サイドを突破した浦上浩生選手がシュートをねじ込んで湘南が先制する。しかし府中がすぐさま反撃に出ると、2分にソロカーバ選手、4分に皆本晃選手がネットを揺らし、逆転して前半を終えた。後半は湘南が優勢に試合を進めていくと、28分に山中秀太選手がネットを揺らして試合を振り出しに戻す。負けられない府中は残り3分47秒から関尚登選手をGKに入れてパワープレーを開始する。しかし38分に中村猛選手のパワープレー返しが決まって勝負あり。湘南がプレーオフ出場権を争う府中を下して6試合ぶりの勝利を手にした。

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◆大阪vs.北海道
▽前日の浦安戦に勝利した大阪と、同じく前日の名古屋戦に勝利した北海道が激突。勝ち点差1で迎えた4位と5位のシックスポインターは序盤からチャンスの多い見応えのある試合となった。試合が動いたのは24分、カウンターで持ち上がった室田祐希選手がループシュートを沈めて、北海道が先制に成功する。さらに、28分には水上玄太選手が追加点を奪い、北海道がリードを広げる。後がなくなった大阪は残り6分42秒から稲田瑞穂選手をGKに置いてパワープレーに出る。しかし39分に室田翔伍選手、40分に室田祐選手が連続得点を奪い、試合は終了。プレーオフ出場を目指す両チームのシックスポインターは北海道に軍配が上がった。

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◆浜松vs.すみだ
▽第4試合は序盤からすみだのゴールラッシュとなった。1分、3分に宮崎暁選手が連取して優位に立つと、10分にはカウンターから清水和也選手が得点を奪う。さらに11分、宮崎がハットトリックを達成して試合を折り返した。後半もすみだが優勢に試合を進めると27分にゴール前の混戦から宮崎選手がゴールを奪う。大きく引き離された浜松は7分33秒を残して曽根田盛将選手をGKに入れたパワープレーに出る。すると35分にFKを獲得し、これを松浦勇武選手が直接叩き込んだ。これで勢いづいた浜松は38分、曽根田選手がゴレイロさながらのプレーですみだのシュートをブロックするとそこからカウンターを開始。最後は笠井健太選手が押し込ん、浜松が2点目を奪った。しかし浜松の反撃もここまで。すみだが宮崎選手の4ゴールなどで浜松に勝利した。

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◆大分vs.町田
▽プレーオフ出場を決めた大分と、岡山孝介氏を新監督として迎えた町田の対戦。試合は7分にディドゥダ選手のミドルシュートが決まって大分が先行する。その後もペースを握って試合を進める大分は、19分にFKから、ゴール前の仁部屋和弘選手が押し込んで、前半のうちにリードを広げた。しかし22分、町田が大地悟選手のゴールで1点差に詰め寄る。その後も押し気味に試合を進める町田だが、ゴールが遠い。すると町田は4分26秒を残して篠崎隆樹選手をGKに入れてパワープレーを開始。しかし得点を奪うことはできずに試合は終了。大分が接戦を制した。敗れた町田は、プレーオフ出場の可能性が潰えた。

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