第32節プレビュー:残り1枠を勝ち取るのは大阪か府中か!?

2月7日(土)、8日(日)の2日間、Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー第32節が行われる。今シーズンもリーグ戦は残り2節。先週末に行われた名古屋セントラルの結果、北海道のプレーオフ進出が決定し、残りの1枠を5位の大阪と6位の府中が争うことになった。大阪は8日に、アウェイで浦安と対戦。府中は7日にアウェイで湘南と対戦する。両者の勝ち点差は6と大阪は引き分け以上の結果で5位以内を確定させられるが果たして。その他、7日には仙台vs神戸、町田vs大分が開催。8日にはリーグ1位を決めた名古屋がアウェイで北海道と対戦し、浜松はホーム初勝利を目指してすみだを迎える。なお、今節は第30節と同一カードとなっている。

 

◆神戸に逆転負けを喫した仙台が、ホームで借りを返すか?
ヴォスクオーレ仙台 vs. デウソン神戸
2月7日(土)14:00キックオフ 会場:仙台市体育館

名古屋セントラルの対戦では、神戸が5-3で勝利した。2点を先行した仙台だったが逆転負けを喫してしまった。キャプテンの清水誠選手は「良い時間帯のプレーを40分続けることができない」と試合後に課題を口にしている。今節はホーム最終戦だけに、サポーターの大きな後押しを受けて勝利を目指す。一方の神戸は、追いかける状況からリスクをかけた攻撃で逆転勝利に結びつけた。前節同様に仙台は今節も引いて守りを固めてくることが予想されるだけに、得意のピヴォを使った攻撃でこじ開けたい。

仙台 神戸

 

◆連敗脱出なるか!? 岡山・町田がホーム初陣!!
ペスカドーラ町田 vs. バサジィ大分
2月7日(土)15:00キックオフ 会場:町田市立総合体育館

名古屋セントラルでは、町田が1-2で敗れ、プレーオフ出場の望みが絶たれた。今節はホームゲームとなるだけに、是が非でも勝利を掴みたい一戦だ。さらに、岡山孝介監督就任後初めてのホーム開催となるだけに、9試合ぶりの白星を手にして最終節を迎えたい。一方の大分は、名古屋セントラルでベンチ入りしたメンバーをすべて起用するなど、プレーオフを意識した戦いにシフトしている印象が強い。その中でも2連勝と結果を残すなどチーム力が向上しているのが見て取れる。残り2試合を勝ち切り、良い流れのままプレーオフを迎えたい。

町田 大分

 

◆リベンジを狙う府中、プレーオフ出場に望みをつなげるか?
湘南ベルマーレ vs. 府中アスレティックFC
2月7日(土)17:00キックオフ 会場:小田原アリーナ

名古屋セントラルの同一カードでは3-2で湘南が勝利し、プレーオフ出場を目指す府中にとって、大きな敗戦だったことは間違いない。府中は、残り2試合を連勝し、大阪が連敗しない限りはプレーオフに出場できない厳しい状況に立たされている。難しいミッションだが、谷本俊介監督が「可能性がある限り諦めない」と語るように、まずは目の前の試合に勝利し、翌日に試合を行う大阪にプレッシャーをかけたい。対する湘南は、今シーズンのホーム最終戦となる。小田原アリーナでは今シーズンわずか2勝に留まっているだけに、サポーターに勝利を届けて有終の美を飾りたい。

湘南 府中

 

◆プレーオフ進出を決めた北海道が王者から2連勝を目指す
エスポラーダ北海道 vs. 名古屋オーシャンズ
2月8日(日)13:00キックオフ 会場:北海きたえーる

名古屋セントラルでは北海道が3-1で勝利を収めたカード。王者を相手に得意のカウンターから2点を奪い、点差を詰め寄られても3点目を奪う強さを見せた。すでにプレーオフ出場は決定したが、ホームで再びジャイアントキリングを達成し、名古屋が待つFinal Roundに進むため勢いを持ったままプレーオフに臨みたい。一方の名古屋は、絶対王者として同じ相手に連敗を喫する訳にはいかない。すでにリーグ1位は決まっている状況だが、結果を求められるチームだけに勝ち点3を持ち帰りたい。

北海道 名古屋

 

◆大阪がプレーオフ出場権を懸けて浦安と激突
バルドラール浦安 vs. シュライカー大阪
2月8日(日)14:00キックオフ 会場:浦安市総合体育館

浦安は今シーズンのホーム最終戦を迎える。名古屋セントラルの大阪戦では浦安らしさを出せずに敗戦。今回の対戦では『アグレッシブなフットサル』の集大成として、結果だけでなく内容にもこだわった戦いを期待したい。一方の大阪は、この試合で引き分け以上の結果を残せばプレーオフ出場権を獲得できる。前回の浦安戦では相手のリズムを崩して効果的に得点を重ねただけに、今回の対戦ではどういった手を打つのかに注目が集まる。

浦安 大阪

 

◆ホーム初勝利に向けて、浜松がラストチャンスに挑む!!
アグレミーナ浜松 vs. フウガドールすみだ
2月8日(日)14:00キックオフ 会場:浜松アリーナ

ホーム初勝利を目指す浜松が、今シーズンのラストチャンスに挑む。名古屋セントラル3日目の神戸戦では、常に先行する試合運びで26試合ぶりの白星を手にしており、勢いを持った状態でホーム最終戦を迎える。対戦するすみだに先輩チームの意地を見せて、3シーズン目にしてホームアリーナでの初勝利を挙げたい。対するすみだは、プレーオフ出場の可能性が潰えた。しかし、「上の順位を目指す」と須賀雄大監督が語るように、新たな目標を掲げて残り試合に挑む。勝ち点1差の府中を追い抜くためにも、勝ち続けるしかない。なお、名古屋セントラルでの両チームの対戦は、すみだが5-2で勝利している。

浜松 すみだ