代々木セントラル2日目レビュー!エスポラーダ北海道が参入7年目で初の開幕戦勝利!

3日、国立代々木競技場第一体育館でSuperSports XEBIO Fリーグ2015/2016の代々木セントラル2日目が行われた。第1試合の大分vs大阪は、5-2で大分が勝利。第2試合の湘南vs浦安は1-8で浦安が大勝、代々木セントラルの最終試合、北海道vs神戸は2-1で北海道が快勝している。

◆大分vs大阪
代々木セントラル2日第1試合は、昨シーズン5位の大分とプレーオフFinal Roundで名古屋と激闘を演じた2位の大阪が対戦した。立ち上がりからプレス強度を高めて大阪が主導権を握る展開となったが、新加入の小曽戸允哉が2度の決定機を決めきれない。相手の決定機を凌いだ大分は、9分に森村孝志が先取点を奪う。さらに12分、13分とセットプレーから北嶋佑一、田村龍太郎がそれぞれ加点し、前半で3点のリードを得ることに成功した。しかし後半は大阪が反撃。25分、稲田瑞穂のシュートパスからセグンドの永井義文が押し込んで大阪が得点を奪うと、27分にも永井のゴールが決まって、大阪が1点差に詰め寄った。攻勢をかける大阪は、36分から稲田をGKに置いたパワープレーを開始。しかし、39分に北嶋、40分にGK青柳佳祐にゴールを許して試合は終了。効果的に得点を重ねた大分が、大阪を下して開幕戦を白星で飾った。

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◆湘南vs浦安
代々木セントラル2日目第2試合は、昨シーズン10位の湘南と3位の浦安が対戦した。序盤こそ中盤での潰し合いが続き動きが少ない展開となるも、4分に小倉勇のゴールで試合の均衡が破れると、5分にも小倉が加点して浦安が2点のリードを得る。さらに浦安は13分に中島孝、16分には2ゴールを奪った小倉のアシストから19歳の浅野佑多がネットを揺らす。20分にもオウンゴールから浦安が5点目を奪ったが、湘南も前半終了間際に刈込真人が1点を返して前半を終えた。後半も浦安が主導権を握ると、29分にキックインの流れから荒牧太郎がネットを揺らす。5点を追いかける湘南は、34分から岡村康平をGKに置いたパワープレーを仕掛けるが、37分に星翔太、39分には小倉がハットトリックを達成して勝負あり。攻撃陣が爆発した浦安が湘南に大勝した。

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◆北海道vs神戸
代々木セントラル2日目最終試合は、昨シーズン4位の北海道と9位の神戸が対戦した。立ち上がりこそ落ち着いた試合への入りとなった一戦だったが、8分に岡崎チアゴのゴールで神戸が先制すると、その後はオープンな展開となる。しかし、北海道のシュートはGK冨金原徹の好セーブに防がれ、神戸のシュートはポストに嫌われた。そのまま後半を迎えた試合は、33分に左サイドを抜け出した堀米将太の折り返しを、ゴール前の本田拓磨が蹴り込んで北海道が同点に追いつく。さらに37分には、室田祐希、鈴木裕太郎と繋いで最後は水上玄太が押し込み、北海道が一気に逆転した。神戸は失点直後に鈴村拓也をGKに置いてパワープレーを仕掛けるが、最後の猛攻も及ばずに試合は終了。過去、開幕戦で勝利を挙げたことがなかった北海道が逆転勝利を飾った。

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