Road to COLOMBIA vol.1

2016年9月にFIFAフットサルW杯が開催される。そのW杯に進出することを目標に、Fリーグ全選手が5月2日(土)、3日(日)の開幕から激しい闘いを繰り広げている。

先週末に行われた第4節では絶対王者・名古屋オーシャンズがペスカドーラ町田に圧勝、首位に躍り出た。ホームで名古屋オーシャンズに勝利すれば一気に勢いに乗ることができたペスカドーラ町田であったが、今シーズンから名古屋オーシャンズに加入した中村友亮にハットトリックを決められ完封負けを喫した。

中村友亮、森岡薫 日根野谷建、イゴール、吉川智貴

勢いに今ひとつ乗り切れないシュライカー大阪は、第3節でエスポラーダ北海道とアウェーで引き分け。第4節はどうしても勝点3を上げたいと前半から激しい闘いを挑んだ。しかし、その大阪を上回る激しい闘いを展開したのがフウガドールすみだ。日本代表の西谷良介を中心に攻撃を仕掛けるすみだに対し、大阪も日本代表の佐藤亮、森秀太やベテランの村上哲哉が縦横無尽に動きまわり結果は引き分けであったが非常に見応えのある試合展開だった。

金川武司4 森秀太4

昨季同様序盤で調子に乗り切れない府中アスレティックFCは開幕こそ勝利したもののその後3連敗。中心選手である日本代表の皆本晃、同じく日本代表代表選手である渡邉知晃やベテランの完山徹一などが噛み合うまでにはもう少し時間が必要なのか。

また、昨シーズンもプレーオフに進出したもののタイトルに届かなかったバルドラール浦安はその悔しさをバネに日本代表の星翔太を中心となり非常に頼もしい試合を展開している。エスポラーダ北海道も失点はするものの負けないしぶとさと、日本代表・関口優志中心の守備力には頼もしさを感じる。

バサジィ大分も第4節で日本代表・仁部屋和弘が怪我から復帰。上位にしっかり位置取りしており、今後が非常に楽しみである。しかしながら、大変残念な報道が今週流れ、「2016年FIFAフットサルワールドカップでの上位進出」を目指すFリーグに水をさすこととなった。今一度、全クラブ・全選手が自ら目標を失うような行動を起こさないよう、気持ちを引き締める必要がある。特に、バサジィ大分はファン、サポーター、そしてスポンサーの皆さまにFリーグの魅力を伝えるため、他クラブより何倍もの努力をしなければならない。

下位に低迷しているデウソン神戸、ヴォスクオーレ仙台、湘南ベルマーレ、アグレミーナ浜松はここで巻き返しを図りプレーオフ進出を目指したい。「諦めるな!」「世界と闘うつもりで試合に臨んでいるか!」それぞれの目標を今一度見直し第5節に臨む各クラブの闘いに期待したい。

安藤良平4 松本行令4

ハリルジャパンは、ロシアW杯に向けていよいよ予選を闘う。なでしこジャパンは、前回優勝国としてカナダW杯に臨む。同じサッカーファミリーの一員として来年のコロンビW杯でベスト8以上を狙うミゲルジャパンのFリーグ戦士達よ、「Road to COLOMBIA」の夢を実現するために、闘って欲しい!!

夢を絶対に諦めるな!!!Fリーグ戦士!!

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