綱紀粛正および適正な管理体制の構築について

9月16日、日本フットサルリーグ(Fリーグ)に加盟している湘南ベルマーレフットサルクラブ所属の内村俊太選手が神奈川県青少年保護育成条例違反容疑で逮捕されました。結審していないものの、選手が逮捕されるような状況にあったことに関し、クラブとしてもリーグとしても管理不行き届きであったこと、またこのような事案発生の危険性を内包していたことについて、大変遺憾であると考えます。
内村選手は依然拘留中でありますが、9月18日に湘南ベルマーレフットサルクラブから選手登録抹消届が提出され、Fリーグとして即日承認し、内村選手は、Fリーグの登録選手でなくなりました。今後、Fリーグとして、公益財団法人日本サッカー協会と連携を取りながら処分を決定することになります。

 

一方、このような事案の発生未然防止、またより質の高い管理監督体制構築のため、Fリーグ自ら、Fリーグ各クラブに対して、本日「綱紀粛正および適正な管理体制の構築について」松崎康弘COOから文書を発信し、次の事項について、早急に実施できるよう(実施計画策定は本年9月30日まで)指示しました。これらを実施し、フットサル競技の質の向上のみならず、組織、選手役員関係者の社会的意識を向上させると共に、自らを律し、コンプライアンスを遵守し、フェアで公正な、美しいフットサルリーグになることを目指して参ります。

 

<実施事項>

①管理体制の見直しおよび体制の構築

ア. 組織全体の指揮命令系統
イ. コンプライアンス遵守確保体制
ウ. リスクマネージメント実施体制
エ. 事案発生時の対応体制

②教育責任者の設置

コンプライアンス遵守、リスクマネージメント、事案発生未然防止のために、また、更に高度の意識構築のために、クラブ、リーグ内における、選手、役員、事務局員の教育実施、外部との対応のための責任者を設置する。

③教育の実施

リーグ、クラブ内での意思向上施策のみならず、警察、外部専門家を招聘してのクラブの選手、役員、事務局員を対象とした研修会実施をする。

④不適切行為通報窓口の設置

リーグ、クラブの不適切な行為について、外部からの意見を受け入れる窓口を設置する。

 

*リーグ、各クラブは、これらの実施事項について、9月30日までに実行計画を策定することとしています。