Fリーグ オーシャンカップ2014 最終日レビュー:町田との決勝を制した名古屋が5連覇を達成! 第3位は地元・湘南がPK戦の末勝ち取る!

5月25日(日)、小田原アリーナ~北條初夏の陣 wz WARRIOR~Fリーグ オーシャンカップ2014の3位決定戦・決勝が行われました。
 
町田との決勝を制した名古屋が5連覇を達成!
 
2014oc_match13
 
3 位決定戦は、名古屋との準決勝に敗れた大阪と町田に敗れた湘南の一戦。両チームともに連戦の疲れを感じさせないアグレッシブな入りとなった。すると10 分、相手陣内でボールを奪ったヴィニシウスが森秀太とのワンツーで抜け出し左足でプッシュ。このシュートがネットに収まり、大阪が先制に成功する。追いか ける湘南は12分、ゴール正面の位置でFKを獲得するも、流れから金井智之が放ったシュートは枠を捉えきれず。前半は大阪の1点リードで終えた。後半は地 元・湘南が積極的に仕掛けると27分、左サイドでボールを受けた金井が粘ってゴール前にパスを送ると、走り込んだ内村俊太が押し込んで同点とする。追いつ かれた大阪は、残り4分49秒で稲田瑞穂をGKに据えてパワープレーを開始。湘南も残り1分5秒から内村をGKに置いてパワープレーに出るも、互いにゴー ルを奪えずに試合は1-1で終了。勝負の行方はPK戦に委ねられた。PK戦では、両チームともに5人中4人が成功してサドンデスへ突入。湘南は6人目の山 中秀太が決めたものの、大阪は齊藤秀人が外してしまい勝負あり。5-4でPK戦を制した湘南が、ホーム・小田原アリーナで大会3位の座を掴んだ。
 
2014oc_match14
 
決 勝は、大阪との打ち合いを制して7大会連続となる決勝に進出した名古屋と、湘南に快勝した町田が優勝をかけて激突した。先制したのは名古屋。2分、左サイ ドのシンビーニャが入れたシュートパスを、セグンドでフリーとなった北原亘が楽々と押し込んでネットを揺らした。失点を喫した町田だが、気落ちすることな く果敢に攻め立てる。すると12分、相手陣内でインターセプトした中井健介がそのままドリブルで持ち上がり、シュートを流し込んで町田が同点とする。追い つかれた名古屋だったが14分、カウンターから森岡薫が吉川智基とのワンツーで抜け出してシュートを沈め、名古屋が2-1とリードする。町田はすぐさま反 撃に出ると、失点から20秒後に追いつく。左CKの流れから右サイドの篠崎隆樹が豪快ボレーを突き刺して同点とする。勢いに乗りたい町田だったが14分、 4秒ルールによりゴール正面で名古屋に間接FKを与えると、セットプレーから白方秀和がネットを揺らして3-2と勝ち越し前半を終えた。後半に入ると23 分、相手のシュートをブロックした大地悟がハンドを取られ、2枚目のイエローカードを受けて退場処分となる。数的不利の町田は、GKイゴールを中心として 2分間を耐え凌ぐ。しかし28分、吉川のインターセプトから名古屋がカウンターを開始すると、最後は渡邉智晃がシュートを決めて名古屋がリードを広げた。 2点差とされた町田は、29分に後呂康人のシュートを永島俊が触ってゴール。残り1分53秒から篠崎をGKとしてパワープレーに出るが、そのまま試合終 了。粘りをみせた町田を振り切った名古屋が、大会5連覇を達成した。