第23節レビュー:4位・町田がプレーオフ進出に向けて貴重な勝利!10位・仙台は2位・大分に金星!

Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第23節が11月28日(金)から30日(日)にかけて全国各地で行われた。28日(金)に行われた浜松vs.府中は1-1のドローに終わった。29日(土)に行われた浦安vs.湘南は、3-0で浦安が勝利。30日(日)に行われた大阪vs.神戸の“関西ダービー”は、神戸が0-3と快勝し、大分vs.仙台は、打ち合いの末に仙台が4-3で勝利した。名古屋vs.すみだも乱打戦となり、名古屋が5-4で勝利。町田vs.北海道は、町田が1-0で勝利した。第23節の詳細は以下の通り。

 

◆町田vs.北海道
町田市立総合体育館で行われた一戦は、4分にセットプレーから横江怜選手がボレーシュートをたたき込んで町田が先制に成功する。その後も町田が主導権を握って試合を進めていくが、そのまま試合を折り返した。迎えた後半は、一転して北海道が主導権を握って試合を進めていく。しかしリーグ最少失点を誇るイゴール選手を中心とした町田のブロックを崩せない。すると北海道は、残り1分55秒から室田翔伍選手がGKに入ってパワープレーを開始。しかし、最後までゴールは遠く試合終了。町田が2014年のホーム最終戦で白星を飾った。

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◆浜松vs.府中
唯一の金曜開催となった一戦は、2分に和久田章太選手のゴールでホームの浜松が先制点を奪う。一方の府中も7分に小山剛史選手のゴールですぐさま同点に追いつき、前半は1-1で終了した。迎えた後半は互いにチャンスを作り出すも両GKの好守により得点が生まれない。すると府中は37分から関尚登選手をGKに置いてパワープレーに出る。しかしゴールは生まれずに試合は終了。勝ち点1を分け合う結果に終わった。

 

◆浦安vs.湘南
浦安市総合体育館で行われた一戦は、6分にセットプレーから深津孝祐選手のゴールで浦安が先制する。さらに11分には加藤竜馬選手のミドルシュートが決まり、湘南を突き放した。一方の湘南は、GK鈴木陽太選手がハーフを越えて攻撃に参加する形からシュートに持ち込むがゴールが遠い。すると37分には中島孝選手がダメ押しとなる3点目を奪い試合は終了。浦安が連敗を2で止めた。

 

◆大阪vs.神戸
大阪市中央体育館で行われた“関西ダービー”は、前半をスコアレスで終えると迎えた30分に神戸洋平選手の得点で神戸が先手を取る。さらに31分には再び神戸選手がネットを揺らして、神戸がリードを広げた。追いかける大阪は2失点目の直後から稲田瑞穂選手をGKに置いてパワープレーを開始。ところが36分に岡崎チアゴ選手に3点目を奪われて勝負あり。神戸がアウェイでのダービーマッチを制して、2連勝を飾った。

 

◆大分vs.仙台
ビーコンプラザで行われた一戦は激しい打ち合いとなった。2分に森村孝志選手のゴールでホームの大分が先制する。18分にはオウンゴールで失点を喫したが、18分に田村龍太郎選手がネットを揺らして前半は大分が2-1とリードして終えた。迎えた後半は22分に佐々木諒選手のゴールで仙台が同点とする。23分には芝野創太選手が加点して大分がまたもリードを奪うが、29分に佐々木選手がこの日2点目を奪取。すると34分に藤巻孝平選手が決勝ゴールを奪い仙台が勝ち越して試合は終了。仙台が、首位争いを演じる大分から金星を奪った。

 

◆名古屋vs.すみだ
テバオーシャンアリーナで行われた一戦は、激しい打ち合いとなった。立ち上がりこそスコアが動かない展開となったが、12分に渡邊知晃選手がネットを揺らすと、17分には星龍太選手が加点して、名古屋がリードする。一方のすみだも19分に宮崎暁選手がゴールを奪い、前半のうちに1点差に詰め寄った。迎えた後半、28分に前回の名古屋戦でハットトリックを記録した清水和也選手が同点ゴールを奪い、試合は振り出しへ。しかし、ここから得点ランキングトップの森岡薫選手が大車輪の活躍を見せる。29分に、その森岡選手が勝ち越しゴールを奪うと、32分には杉尾浩平選手に得点を許してスコアは3-3に。32分には再び森岡選手のゴールで名古屋が勝ち越すと、すみだも36分に宮崎選手のゴールで食い下がる。しかし38分、森岡選手がハットトリックを達成し、名古屋が5-4と勝ち越しに成功。残り15秒でパワープレーを選択したすみだの攻撃を凌ぎ切り、名古屋が2014年のホーム最終戦を白星で飾った。