プレーオフFinal Round第2戦レビュー:名古屋オーシャンズ8連覇達成!!

3月1日(日)にFリーグ2014/2015powered by inゼリー プレーオフFinal Round 第2戦の名古屋オーシャンズvs.シュライカー大阪戦が行われ、延長戦の末、名古屋オーシャンズが勝利し、8連覇を飾った。第2戦の詳細は以下の通り。

◆名古屋vs大阪(第2戦)
優勝を懸けた大一番は、前日の試合同様に名古屋が立ち上がりから圧力をかけて試合を進めてく。すると3分に前鈍内マティアスエルナン選手のゴールで名古屋が先制。しかし大阪も直後からGK宮竹晴紀選手を上げたパワープレーで流れを引き戻しにかかると、6分に佐藤亮選手が同点ゴールを決めた。さらに10分、左CKの流れからヴィニシウス選手が逆転弾を挙げると、11分には森秀太選手のスルーパスに抜け出した加藤未渚実選手がネットを揺らす。2点のリードを許した名古屋はそこからギアを上げると、18分、19分と立て続けにラファエルサカイ選手が得点を奪い、前半を3-3で終えた。

迎えた後半は後がない大阪が仕掛けていくと、23分にキックインの流れからヴィニシウス選手がこの試合2点目を奪う。27分には個人技から森岡薫選手が同点ゴールを奪うが、29分にカウンターから佐藤選手がゴールを奪い切って大阪がリードする。さらに30分、右サイドを抜け出した森選手のシュートパスに田村友貴選手が合わせて、大阪が6-4とリードを広げた。再び追いかける名古屋は、さらに攻勢を強めていく。すると33分にキックインから森岡選手がゴールを奪い、1点差に詰め寄る。残り3分45秒からペドロコスタ選手をGKに入れたパワープレーに出た名古屋だったが、大阪の集中した守りの前にゴールを奪えず試合は終了。この時点で両チームの第1戦と第2戦の合計勝点が4で並んだため、優勝タイトルの行方は延長戦へと委ねられることに。

迎えた延長戦は、開始1分第2PKを獲得し、このチャンスを森岡選手がきっちりと決め、名古屋がリードを手にする。後がなくなった大阪はすぐさま稲田瑞穂選手をGKに置いたパワープレーに移行。チャンスを作り出す大阪だったが、ゴールを奪えずに延長前半が終了した。大阪は延長後半開始から今度は森選手をGKに置いたパワープレーで、名古屋を押し込んで試合を進めるが、延長8分にGK篠田龍馬選手のパワープレー返しが決まり、名古屋が2点目を奪う。その後も大阪が攻め込んでいくが、得点を奪えないまま試合は終了。延長戦を2-0で制した名古屋がリーグ戦8連覇を決めた。

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