代々木セントラル1日目レビュー!府中アスレティックFCが初の開幕戦勝利!

SuperSports XEBIO Fリーグ2015/2016が開幕! 9連覇を目指す名古屋が開幕ゲームで逆転勝利!

5月2日、国立代々木競技場第一体育館でSuper Sports XEBIO Fリーグ2015/2016が開幕した。第1節第1試合のすみだvs名古屋は、5-3で名古屋が逆転勝利。第2試合の仙台vs町田は0-3で町田が完封勝利した。代々木セントラル1日目最終試合の府中vs浜松は6-1で府中が快勝している。

◆すみだvs名古屋
昨シーズン加入を果たしたすみだと、前人未到の4冠を達成した名古屋が激突した開幕ゲーム。試合は開始44秒に動きを見せる。右サイドの稲葉洸太郎のラストパスからフリーでゴール前に走り込んだ岡山和馬が蹴り込んですみだが先制する。しかし3分、吉川智貴のゴールですぐさま同点とした名古屋が、14分に相手陣内でのパス回しからセルジーニョが勝ち越しゴールを奪う。さらに19分、セルジーニョの突破を岡山がファウルで阻んでしまい、すみだが6つ目のファウル。これにより名古屋が第2PKを獲得すると、森岡薫がきっちりと決めて、前半は名古屋が3-1とリードして終えた。後半はすみだが決定機を作り出していくが、宮崎暁、太見寿人がシュートを決めきれず。一方の名古屋は、34分に星龍太がゴールを奪い点差をさらに広げる。後がなくなったすみだは、失点直後に西谷良介をGKに置いたパワープレーを開始すると、36分に諸江剣語、40分には西谷のシュートが決まり1点差とする。追い上げるすみだだったが、残り8秒で森岡に個の試合2点目となるゴールを決められ勝負あり。新シーズンの開幕戦は、名古屋がすみだに逆転勝利を収めた。

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◆仙台vs町田
昨シーズン11位の仙台と8位の町田が激突した。試合は互いにチャンスを決めきれない展開の中17分、町田はFKの流れから篠崎隆樹がミドルシュートを放つと、最後はボラが押し込んで試合の均衡は敗れた。町田の1点リードで迎えた23分には、FKの流れから仙台のゴール前で混戦となり、最後はまたもボラが押し込んで、町田が後半の早い時間帯でリードを広げる。一方の仙台は、今井翔や影浦俊介がドリブルを仕掛けて突破口を開こうとするもGKイゴールの牙城は崩せない。仙台は、35分から昨シーズンまで町田でプレーしていた狩野新をGKに置いたパワープレーを開始。しかし37分には、金山友紀に押し込んで町田が3点目を奪う。その後もパワープレーを続ける仙台だったが、最後まで町田のゴールマウスを破ることはできずに試合は終了。町田が新加入・ボラの2ゴールなどで仙台に快勝した。

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◆府中vs浜松
代々木セントラル初日の最終試合は、昨シーズン7位の府中と12位の浜松が対戦した。試合は、開始早々に浜松GK石黒紘久のミドルシュートで幕を開ける。しかし2分に皆本晃がFKを直接叩き込んで府中が先制すると、6分には完山徹一、8分には渡邉知晃が連続で加点する。一方の浜松は失点直後の9分、小池良平が曽根田盛将のクロスを押しこみ、すぐさまゴールを奪い返す。しかし流れを引き戻すまでには至らず、前半は3-1と府中が2点のリードを持って終えた。後半に入っても府中が主導権を握ると、21分に皆本がループシュートを沈める。さらに25分には山田ラファエルユウゴもゴールを奪い、5-1と大差をつけた。浜松は31分から曽根田をGKに置いてパワープレーを開始するが、38分には渡邉のこの試合2点目が決まって勝負あり。府中が浜松に6発快勝を収めた。

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