8年目のFリーグが開幕!! 新規参入2チームが開幕戦に登場!!

 

2014年6月27日(金)国立代々木競技場第一体育館で、Fリーグ2014/2015 powered by in ゼリーが開幕した。初日の第1試合は、昨シーズン7位の府中と6位の神戸が対戦し、打ち合いの末に神戸が勝利。続く第2試合は、今季からFリーグに加入した仙台と昨シーズン5位の町田が対戦し、ゴールレスドローに終わっている。初日最後の試合となった第3試合では、今季からFリーグに参入したすみだと昨シーズン4位の大阪が対戦し、大阪が勝利している。初日に行われた3試合の詳細は次の通り。

◆府中vs神戸
▽代々木セントラル初日の第1試合は府中がやや優勢に試合を進めていくも、5分に相手陣内の中央でボールを受けた森洸が放ったミドルシュートが、田村研人に当たってゴールネットを揺らし、神戸が先制する。すかさず反撃に出る府中は、失点直後に右CKの流れから田村がボレーシュートを沈めて同点とする。さらに6分、岡山洋介とのパス交換から上福元俊哉がゴールを奪い逆転。逆転を許した神戸は10分、斎藤功一がミドルシュートを突き刺し、前半のうちに同点として試合を折り返す。決勝点が生まれたのは31分だった。神戸はキックインの流れから山元優典がダイレクトで蹴り込んで勝ち越しに成功。結局試合はそのまま終了を迎え、3-2で神戸が勝利した。

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◆仙台vs町田
▽代々木セントラル初日の第2試合は、前半から新規参入の仙台が優勢に試合を進めていく。10分には今井翔のボール奪取からカウンターを開始すると、最後は渡邊一城がシュート。しかしこれはGKイゴールがセーブして得点とはならなかった。一方の町田は16分、右サイドでボールを受けた狩野新が入れたシュートパスに本田真琉虎洲が飛び込むも合わせられず。前半はどちらもチャンスを決めきれずにホイッスルを迎えた。迎えた後半は、町田が攻勢に出ると27分、左サイドで仕掛けた永島俊が相手陣内の深くまで侵入してシュートパスを入れる。しかし、GKクロモトに左足で触られてコースが変わり町田はチャンスを逃してしまった。仙台は31分、唐沢広彰のミドルシュートがGKイゴールの手をかすめて右ポストに直撃。こぼれ球に詰めた仙台だったが、一瞬早くイゴールがボールをおさえてシュートを放てなかった。両チームともに後半もチャンスを決めきれずに試合は終了。仙台はFリーグ初戦で勝ち点1を獲得した。

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◆すみだvs大阪
▽代々木セントラル初日の最終試合は序盤からオープンな展開となった。すると8分、カウンターから江口孝一がシュートに持ち込むと、これはGK大黒章太郎がセーブ。しかし、こぼれ球を江口が自ら蹴り込んで大阪が先制に成功した。前半はそのまま終了し迎えた34分、すみだはキックインの流れから田村佳翔が蹴り込んで同点に追いついた。すると大阪は残り2分55秒からGK宮竹晴紀を稲田瑞穂に代えてパワープレーを開始。すると直後に松宮充義が蹴り込んで勝ち越しに成功。終盤はすみだが猛攻を仕掛けるも、大阪が体を張った守備を見せて得点を許さずに試合は終了。大阪が開幕戦を2-1で勝利した。

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