王者名古屋が8連覇に向け快勝!新規参入の仙台は2戦連続引き分け!

6月28日(土)国立代々木競技場第一体育館で、Fリーグ2014/2015 powered by in ゼリー 第1節・第2節 代々木セントラルの2日目が行われた。2日目の第1試合は、前日に開幕を迎えた仙台と、この日が開幕戦となった湘南が対戦し、1-1のドロー。続く第2試合には王者・名古屋が登場。大阪相手に4-0と完封勝利を収めた。第3試合の神戸vs大分は、打ち合いとなり大分が4-6で勝利、第4試合の北海道vs浦安は浦安が0-3で北海道を完封した。2日目の最終試合は町田vs浜松の一戦となったが、0-0のゴールレスドローとなっている。2日目に行われた5試合の詳細は次の通り。

◆仙台vs湘南
▽代々木セントラル2日目の第1試合は、前日に続き仙台が守備ブロックを作り守りを固める。GKクロモト、FP今井翔、FP佐々木諒など昨シーズン湘南でプレーした選手を多く擁する仙台は、湘南の猛攻にさらされながらも無失点で前半を終える。後半も湘南が押しこむ展開が続くと、28分に相手ファウルからPKを獲得。これをFP中村猛が冷静に決めて湘南が待望の先制点を奪う。この日もゴールが遠い仙台だったが38分、カウンターから佐々木が古巣相手に同点ゴール。そのまま試合は終了し、1-1の引き分けに終わった。

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◆名古屋vs大阪

▽代々木セントラル2日目の第2試合は、王者・名古屋が序盤から攻勢をかける。すると5分、FPシンビーニャがネットを揺らし名古屋が先制する。さらに10分にはシンビーニャがこの試合2点目となるゴールを決め、名古屋の2点リードで前半を終える。後半に入っても主導権は名古屋。しかし、GK宮竹晴紀の活躍もあり大阪は追加点を許さない。すると大阪は34分からFP稲田瑞穂をGKに置いてパワープレーを開始。しかし36分にFP渡邉知晃、38分にはGK篠田龍馬にゴールを許し、そのまま試合終了。8連覇を目指す名古屋が、快勝で好スタートを切った。

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◆神戸vs大分
▽代々木セントラル2日目の第3試合は、いきなり試合が動く。1分、GK青柳佳祐のスローからFP小曽戸允哉が決めて大分が先制する。その後も大分が攻め込む展開が続くも、神戸もGK冨金原徹を中心に守り切り、0-1で試合を折り返す。後半に入っても大分ペース。23分にはFP森村孝志がネットを揺らし1点を追加すると、25分には小曽戸がこの試合2点目となるゴールでリードを3点とする。さらにその直後には前線でボールを奪ったFP田村龍太郎が流し込み、大分が試合の大勢を決めたかに思えた。しかし、ここから神戸が反撃開始。28分にFP岡崎チアゴのゴールで1点を返すと、直後にはFP渡井博之のゴールも決まり2点差とする。この勢いで追いつきたかった神戸だったが、29分に大分のFP冨廣洋平にゴールを許し、再び3点差となる。それでも神戸は、30分にFP相井忍、34分にFP須藤慎一がネットを揺らし、1点差とする。勢いづく神戸は、残り3分23秒から渡井をGKに置いてパワープレー開始。しかし、終了直前にFP仁部屋和弘にゴールを許し万事休す。結局、終始リードを保った大分が4-6と打ち合いを制した。

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◆北海道vs浦安
▽代々木セントラル2日目の第4試合は、浦安が序盤からペースを掴むと3分、ドリブルを仕掛けたFP星翔太が豪快にネットを揺らし、浦安が先制する。先制を許した北海道だったが、連動した攻撃で浦安ゴールに襲いかかるもゴールが遠い。チャンスを作るも決定機を作れなかった浦安は、前半終了間際にFP田中優輝が追加点。前半を2点リードで終える。後半に入ると、互いに攻め合うオープンな展開に。それでも34分に浦安が星のこの試合2点目のゴールでリードを3点とする。北海道はその後パワープレーを仕掛けるもゴールを割れず。浦安が0-3で勝利した。

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◆町田vs浜松
▽代々木セントラル2日目の最終試合は、互いにアグレッシブな入りを見せる。町田は序盤から積極的にシュートを放っていくも、今季新加入のGK川原永光の前にゴールを割れない。9分にはゴール前のFKからFP篠崎隆樹がシュート、そのCKの流れからFP横江怜がシュートを放つも、どちらも川原が好セーブを見せる。浜松は11分に左サイドからカットインしたFP曽根田盛将が強烈シュート。しかし、こちらはGKイゴールが立ちはだかりゴールを奪えない。結局前半は0-0のゴールレスで終える。後半、先にチャンスを迎えたのは浜松だった。21分、左サイドから曽根田がゴール前にボールを送ると、走りこんだFP江藤正博が合わせるもイゴールがセーブ。こぼれ球にFP萩原洪拓が詰めるが、イゴールが驚異的な反応をみせ足でセーブする。その後はカウンターやミドルシュートで互いにゴールを目指すも、両守護神の活躍もあり得点は生まれず。町田は34分に第2PKを得るも、キッカーの横江が失敗し先制できない。終盤は互いにパワープレーを仕掛けるが、これも実らず。結局そのまま試合は終了し、0-0の引き分けにおわった。

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