第27節プレビュー:プレーオフ出場を目指す町田と首位追走の浦安の“関東ダービー”開催!!
1月9日(金)~12日(月・祝)の4日間にFリーグ2014/2015 powered by inゼリー第27節の6試合が行われる。約1カ月ぶりに再開するリーグ戦。9日(金)には、7位の府中が11位の仙台をホームに迎える。10日(土)には5位・町田と3位・浦安の“関東ダービー”、12位・浜松と6位・大阪の2試合が開催。11日(日)は8位・すみだと10位・湘南、9位・神戸と首位・名古屋が激突する。12日(月・祝)には、4位・北海道が2位・大分をホームに迎える。
◆2015年のファーストゲームを制するのは?
府中アスレティックFC vs. ヴォスクオーレ仙台
1月9日(金)19:30キックオフ 会場:府中市立総合体育館
中断明けのリーグ戦で先陣を切る府中と仙台。府中は2014年の最終戦となった大分戦で9試合ぶりの黒星を喫した。プレーオフ進出を目指すためにも2015年最初の試合で白星を挙げて勢いを掴みたい。対する仙台も3連敗で2014年を終えているだけに、新年の初戦で勝利が欲しいところ。前からプレスをかけて主導権を握る両チームの対戦だけに、好ゲームに期待がかかる。
◆負けられない“関東ダービー”
ペスカドーラ町田 vs. バルドラール浦安
1月10日(土)17:00キックオフ 会場:町田市立総合体育館
絶対的な守護神・イゴールを負傷で欠く町田は、3連敗を喫して2014年の戦いを終えた。順位はプレーオフ圏内の5位にいるものの、6位の大阪とは勝ち点で並ばれている。残り7試合ではプレーオフ出場権を争うライバルたちとの対戦が続くだけに、初戦が重要になってくるだろう。一方の浦安は、2014年の最終戦で神戸と引き分け、首位・名古屋と勝ち点6差に広がった。今節は絶対に負けられない一戦となる。
◆ホーム初勝利を目指す浜松とPO圏内再突入を狙う大阪が激突
アグレミーナ浜松 vs. シュライカー大阪
1月10日(土)18:00キックオフ 会場:浜松アリーナ
今季わずかに1勝と苦戦を強いられている浜松。しかし第24節の湘南戦から保田健次朗監督が復帰を果たし、チームとしての方向性が定まった。中断期間を経て、チーム力が上がっていることに期待したい。そうすれば3年越しのホーム初勝利も見えてくるだろう。対する大阪は、2014年最後の試合で町田に勝利。プレーオフ圏内に位置する町田に勝ち点で並ぶことに成功した。直接対決も残されているが、まずは下位チームからしっかりと勝ち点3を奪いたい。
◆“らしさ”を出して勝利を掴み取るのは?
フウガドールすみだ vs. 湘南ベルマーレ
1月11日(日)14:00キックオフ 会場:墨田区総合体育館
すみだは2014年最後の試合で5試合ぶりの勝利を手にした。プレーオフ出場は依然として厳しい状況だが、“フウガらしさ”を勝利に結びつけて少しでも順位を上げていきたい。またホームアリーナでは2勝1分5敗と大きく負け越しているだけに、2015年最初のホームゲームは絶対に落とせない試合だ。一方の湘南は、2014年最後の名古屋戦で大敗を喫した。しかし横澤直樹監督は“勝ちパターン”が確立でき始めているとして、選手たちの成長に対する手応えを口にしていた。中断期間中にその“勝ちパターン”がどれだけチームに浸透してできたかが鍵を握る。
◆好調・神戸が王者・名古屋に挑む
デウソン神戸 vs. 名古屋オーシャンズ
1月11日(日)14:00キックオフ 会場:グリーンアリーナ神戸
今季序盤から苦しんでいた神戸だったが、5試合負けなしで2014年を締めくくった。新年最初に王者・名古屋から金星を挙げられればチームとしてもさらに自信がつくはずだ。対する名古屋は、5連勝で2014年を終えて首位争いを抜け出した。独走態勢に入るためにも初戦の神戸戦が重要となる。また、中断期間中に神戸から名古屋に復帰したFP齋藤功一選手のプレーにも注目だ。
◆PO出場権を争う2位と4位が直接対決
エスポラーダ北海道 vs. バサジィ大分
1月12日(月・祝)13:00キックオフ 会場:北海きたえーる
プレーオフ出場を目指す4位の北海道と2位の大分が激突する。北海道は残り7試合で上位陣との対戦を多く残している。上位進出の可能性もあるが、プレーオフ出場権を逃す恐れもあるだけに、目の前の試合に集中して勝ち星を積み重ねたい。対する大分もプレーオフを争うライバルとの対戦が多く残っている。首位に立つ可能性も残っているが、北海道と同様に一試合ずつ勝利を積み重ねていきたい。また、北海道のGK関口優志選手、大分のFP小曽戸允哉選手、FP仁部屋和弘選手といった日本代表選手のプレーにも注目だ。