Road to COLOMBIA vol.4 『世界レベルに挑むFリーグ、2位から8位が大激戦!』

10節 森岡 

 神戸でのカップ戦まで1ヶ月を切った先週末、各地で第9節、第10節が行われ、今季無敗の名古屋オーシャンズが勝点30で頭ひとつ抜けだした。絶対王者・名古屋オーシャンズに隙はないのか。第8節から第10節の3試合で12得点、破壊力抜群の名古屋に真っ向勝負を挑んで撃破するのはどこのチームになるかが11節以降の見どころのひとつになる。
  
 第10節終了時点で2位バサジィ大分から8位府中アスレティックFCまでの勝点差はわずか”6”。この連戦で勝点6を積み上げた府中アスレティックFCはフットサル日本代表の皆本晃、渡邉知晃が得点し、勝利に貢献。第11節のホームゲーム vsバサジィ大分戦(6月27日(土)14:00 府中市立総合体育館)で勝利すると、俄然上位が見えてくる。

 また、ペスカドーラ町田はこの連戦を1勝1分で終え、勝点4を積み上げた。昨季終盤で失速しプレーオフ進出を逃した町田は、その悔しさをバネに何が何でもプレーオフ進出を勝ち取る意気込みをピッチで表現している。第11節のアウェー vsアグレミーナ浜松戦(6月28日(日)13:00 三重県営サンアリーナ)で勝点3を積み上げられるか。

 現在11位の湘南ベルマーレ、12位アグレミーナ浜松もこのような位置で満足するチームではない。湘南ベルマーレはキャプテンの浦上浩生を中心に必死で闘っているが、勝星に恵まれない。しかし、40分諦めずに「3点取られたら、4点取る」「5点取られたら、6点取って勝つ!」という気持ちを選手全員で持ち続けられれば、勝利は見えてくるだろう。

 また、アグレミーナ浜松は今季まだ勝点を挙げられていない。特にここ4試合では19失点と1試合平均で4点以上失点している。選手全員で失点を防ぐことができれば、必ず勝点は見えてくる。泥くさく、倒れてもボールに食らいつく気持ちで闘うことができれば・・・!キャプテン小池良平が先頭になってチームを鼓舞して闘えるか。このままでは終われない。絶対に諦めるな!

 世界の強豪と対戦するSFIDA Fリーグオーシャンカップ・神戸フェスタ2015 supported by LIFEGUARD、日本のフットサルクラブを代表して名古屋オーシャンズが出場するAFCフットサルクラブ選手権、来年2月のAFCフットサル選手権とFリーグの戦士たちは世界に挑戦している。年々競技レベルが向上するリーグ戦からも目が離せない。