【全日本フットサル選手権】準決勝は府中vs.すみだ、神戸vs.大阪
3月18日(土)、国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区)で第22回全日本フットサル選手権大会準々決勝の4試合が行われました。Fリーグ年間優勝のシュライカー大阪、準優勝のペスカドーラ町田はシードされ、決勝ラウンドからの出場。1次ラウンドを勝ち抜いたFリーグ所属6チームを加えた8チームが、熱い戦いを繰り広げました。
府中アスレティックFC 3-2(前半0-1)バサジィ大分
準々決勝1試合目は、初戦らしく慎重な立ち上がりとなりました。拮抗した展開の中、18分に試合が動きます。右からのCKを得た大分は西原信彦選手がゴール前をボールを入れ、これを芝野創太選手がゴールし先制。1点をリードし、前半を折り返します。両チームともにスターティングメンバーを変えずに臨んだ後半。22分にパスカットから柴田祐輔選手がゴールを決めた府中は28分に水田貴明選手のゴールで逆転に成功。一度は同点に追いつかれますが、直後に勝ち越しゴールを挙げた府中が3-2で勝利し、準決勝へと駒を進めました。
バルドラール浦安 3-4(前半0-1)デウソン神戸
2試合目も前半は固い試合運びとなりました。前半のシュート数は浦安の17本に対し、神戸は9本。しかし、その少ないチャンスを生かした神戸は、4分に森洸選手がこぼれ球を押し込み先制します。後半にもセットプレーから原田浩平選手、原田選手のアシストから川那部遼選手がゴールを挙げ、神戸が3点をリード。パワープレーを仕掛けた浦安は、加藤竜馬選手の得点で1点を返しますが、直後にパワープレー返しで失点。それでもゴールを狙い続け、残り7秒、荒牧太郎選手のゴールで1点差まで迫ります。最後までパワープレーを続けた浦安でしたが、追撃及ばずタイムアップ。神戸が準決勝進出を決めました。
フウガドールすみだ 2-1(前半0-0)ペスカドーラ町田
今季のリーグ戦ではすみだが3敗と、町田に分があるかに見えた“東京ダービー”。立ち上がりは町田が積極的にチャンスを作りますが、徐々にすみだが攻撃のリズムを掴み、町田ゴールに迫ります。0-0で迎えた後半、開始から1分足らずで宮崎曉選手がゴールを挙げ、先制に成功したすみだ。28分には清水和也選手のゴールで追加点。2点を追う町田は篠崎隆樹選手をGKに置きパワープレーを開始すると、38分に金山友紀選手のアシストから森岡薫選手がゴールし、1点差に迫ります。その後もパワープレーを続け、チャンスを窺う町田でしたが、追加点を挙げることができずにタイムアップ。2-1で勝利したすみだが準決勝進出を決めました。
湘南ベルマーレ 0-3(前半0-2)シュライカー大阪
1次ラウンドで名古屋オーシャンズを下し、決勝ラウンド進出を決めた湘南。今季リーグ戦年間優勝の大阪と、第4試合で対戦しました。1次ラウンドの勢いのままにゴールを挙げたい湘南でしたが、先制したのは大阪。こぼれ球に田村友貴選手がきっちりと詰め、リードを奪います。さらなる追加点を狙う大阪に対し、湘南も積極的にゴールを目指しますが、大阪のGK柿原総一朗選手の好セーブもあり、得点することができません。OGで追加点を挙げた大阪が2点をリードし迎えた後半。なかなかゴールを割ることができない湘南は、安嶋健至選手をGKに置きパワープレーを開始。しかしゴールを奪うことができず、逆に大阪に追加点を奪われます。1点を返したい湘南でしたが、0-3で試合終了。2冠を目指す大阪が、準決勝へと駒を進めました。
準々決勝 3/18(土) 国立代々木競技場第一体育館 | |||
11:00 | 府中アスレティックFC (グループB1位) |
3-2 | バサジィ大分 (グループC1位) |
13:15 | バルドラール浦安 (グループA1位) |
3-4 | デウソン神戸 (グループF1位) |
15:30 | フウガドールすみだ (グループD1位) |
2-1 | ペスカドーラ町田 (Fリーグ年間2位) |
17:45 | 湘南ベルマーレ (グループE1位) |
0-3 | シュライカー大阪 (Fリーグ年間1位) |
準決勝 3/19(日) 国立代々木競技場第一体育館 | |||
12:00 | 府中アスレティックFC (グループB1位) |
vs. | フウガドールすみだ (グループD1位) |
14:30 | デウソン神戸 (グループF1位) |
vs. | シュライカー大阪 (Fリーグ年間1位) |
準々決勝に引き続き、準決勝2試合もAbemaTVにて生中継されます。
詳しくは日本サッカー協会公式サイトへ