DUARIG Fリーグ2017/2018 第5節 結果:名古屋5連勝ならず。すみだが東京ダービーを制す

DUARIG Fリーグ2017/2018は本日、第5節 JSPORTSシリーズ 墨田ラウンド、第5節 AbemaTVシリーズ 浦安ラウンドの計6試合をそれぞれの会場で行いました。

DUARIG Fリーグ2017/2018 第5節

7月8日(土)13:30キックオフ(墨田区総合体育館)
バサジィ大分 3-3 名古屋オーシャンズ

名古屋の5連勝を阻止したのは、10位の大分でした。4分、名古屋のヴァルチーニョ選手がデビューから3試合連続となるゴールを決めると、8分には大分の白方秀和選手が同点ゴール。しかし、ここまで4連勝で単独首位の名古屋は、12分にルイジーニョ選手がこちらもデビューから3試合連続となるゴール。18分にはラファ選手が追加点を挙げ、大分を突き放します。後半も攻勢を強める名古屋は、果敢に大分ゴールに迫りますが、粘り強く守備に徹する大分の前に決めきることができません。38分、タイムアウト直後の大分は、森村孝志選手のゴールで1点差に迫ると、残り11秒、今季加入した田村研人選手のゴールで同点に追いつき試合終了。名古屋は今季初の引き分けとなり、勝点1を分ける結果となりました。
7月8日(土)13:30キックオフ(浦安市総合体育館)
ヴォスクオーレ仙台 0-6 府中アスレティックFC

外国籍選手3名が加入した仙台は、前への推進力が増え、シュート数もこれまでの4試合と比べ倍近くに増えるなど攻撃への意識が高まった分、フィニッシュの精度と守備に苦しむ結果となりました。10分、皆本晃選手のゴールで先制した府中は、12分に花嶋悠選手のゴールで仙台を突き放します。後半にもオウンゴールを含む4ゴールを挙げた府中は0-6で完封勝利。谷本俊介監督は「仙台には外国籍選手が加入し、積極的に攻撃を仕掛けてくることを想定していたので、その分、裏のスペースやカウンターを狙いました」と話し、狙い通りに得点を重ねられたことが勝因だと語りました。この試合に勝利した府中は、順位をひとつ上げ、5位となっています。
7月8日(土)16:00キックオフ(墨田区総合体育館)
デウソン神戸 4-4 シュライカー大阪

墨田ラウンドの2試合目”関西ダービー”も、奇しくも勝点1を分ける結果となりました。先制したのは、序盤から攻勢に出た神戸。コーナーキックから宮田樹選手がゴールを挙げます。およそ1分後、芝野創太選手のゴールで大阪が追いつくと、12分にはまたもコーナーキックの流れから齊藤秀人選手が勝ち越しゴール。取られては取り返す展開を続ける両者は、後半も互いのゴールを脅かすプレーを見せ、35分には芝野選手が自身2点目となるゴールを挙げた大阪が、この試合で初めてのリードを奪います。逆転を許した神戸が、パワープレーの流れから稲田瑞穂選手のゴールで同点に追いつくと、直後には大阪がパワープレーを開始。しかし追加点を挙げることができず、4-4で試合が終了しています。
7月8日(土)16:00キックオフ(浦安市総合体育館)
アグレミーナ浜松 1-2 エスポラーダ北海道

浦安ラウンド2試合目は、立ち上がり22秒で試合が動きました。田辺陸選手のキックインから、高山剛寛選手が先制します。その後、拮抗した展開が続きますが、12分には北海道のキャプテン・酒井遼太郎選手がゴールを突き刺します。前半終了間際に浜松が猛攻を仕掛けますが、それをしのいだ北海道が2点をリードし、前半が終了。なんとか追いつきたい浜松は35分、前鈍内マティアスエルナン選手のゴールで1点差に迫り、直後に退場者を出した北海道に対し数的有利となりますが、さらなる追加点を奪うことができません。1分半ほどを残し、パワープレーを仕掛けた浜松でしたが、これをしのいだ北海道が2-1勝利しています。
7月8日(土)18:30キックオフ(墨田区総合体育館)
フウガドールすみだ 4-1 ペスカドーラ町田

ホストチームすみだと2位町田の”東京ダービー”は、ホームの後押しを受けたすみだが快勝しました。先制点を挙げたのはすみだ。3分に清水和也選手のゴールでリードを奪います。その後は拮抗した展開が続き、両者得点を挙げられないまま1-0とすみだがリードし前半を折り返します。後半、追いつきたい町田は猛攻を仕掛けます。しかし、すみだGK矢澤大夢選手の好セーブに阻まれ、得点を奪うことができません。31分に立て続けに追加点を奪われた町田は、パワープレーを開始。しかし、パワープレー返しを許してしまいます。さらなる劣勢に立たされた町田は、パワープレーを継続すると39分に室田祐希選手のゴールで一矢報いますが、反撃実らずタイムアップ。4-1ですみだが勝利しています。
7月8日(土)18:30キックオフ(浦安市総合体育館)
バルドラール浦安 2-3 湘南ベルマーレ

浦安にとって、苦しい時期が続いています。今季着々と実力をつけ、頭角を表す湘南は、19分に刈込真人選手がループシュートを決め、先制に成功。0-1で迎えた後半も開始わずか23秒でゴールを奪い、湘南がリードを広げます。直後にパワープレーを仕掛けた浦安は、この流れからディドゥダ選手が1点を返すと、29分にはセットプレーから荒牧太郎選手がゴールし同点に追いつきます。しかし、第2PKを得た湘南は、これをロドリゴ選手が決めて再度リードを奪うと、浦安のパワープレーをしのいで勝利。会見冒頭に「今日は久光(重貴選手)の誕生日なんです」と話した湘南・奥村敬人監督は「最後までお客さんの心を震わす試合ができたと思います。この勝ちを無駄にしないよう、明日も勝利したいです」と明日への意気込みを語りました。

試合日程・結果
第6節 J SPORTSシリーズ放送/配信
第6節 AbemaTVシリーズ放送