ブザービート2連発!町田、湘南が準決勝進出を決める【DUARIG Fリーグ2017/2018 プレーオフ1回戦】

DUARIG Fリーグ2017/2018は、1月13日(土)にプレーオフ1回戦の2試合を行いました。どちらもの試合も、試合終了間際に放ったシュートで得点が生まれる激戦となりました。
 

DUARIG Fリーグ2017/2018 プレーオフ1回戦 第1試合

ペスカドーラ町田 3-2 シュライカー大阪
 
昨シーズンのプレーオフ Final Roundと同カードとなったこの試合。立ち上がりから両者積極的に先制点を狙います。前半中盤、早い段階からファウルを重ねた大阪は、町田に第2PKを与えてしまうと、これをダニエル サカイ選手がきっちり決めて先制に成功。リーグ戦上位クラブにアドバンテージのあるプレーオフでは、大阪は必ず勝たなければ準決勝に進むことができません。少なくとも2得点が必要となったその大阪は11分、コーナーキックを受けた佐藤亮選手がシュート。これを町田GKイゴール選手がはじいたところ、相井忍選手が押し込んで試合を振り出しに戻します。さらに圧力を増す両チーム。流れの中やセットプレーからチャンスを作りますが、どちらにも得点は生まれず、1-1で後半を迎えます。すると24分、アルトゥール選手のパスを受けた加藤未渚実選手が、相手FPの股を抜くシュートを決め、大阪が逆転に成功。この1点を守りたい大阪でしたが、32分、森岡薫選手のヒールパスに室田祐希選手が合わせてまたも試合は振り出しに。あと1点が必要となった大阪は、ヴィニシウス選手をGKにパワープレーを開始しますが、得点を奪うことができず、試合終了間際に中井健介選手が放ったパワープレー返しが試合終了のブザーとともに決まり、3-2。昨シーズンの雪辱を果たした町田が、14日の準決勝へと駒を進めました。敗れた大阪は、同日に行われる4/5位決定戦を戦います。
 

DUARIG Fリーグ2017/2018 プレーオフ1回戦 第2試合

湘南ベルマーレ 2-2 フウガドールすみだ
 
リーグ戦では湘南の1勝2敗、激戦が予想されたこの試合。まずは立ち上がり、コーナーキックを得たすみだはこれを田口元気選手がシュートしますが、湘南GKフィウーザ選手がセーブ。対する湘南もキックインから刈込真人選手、その後浦上浩生選手がシュートを放ちますが、ゴールを割ることができません。積極的にゴールを狙うすみだは前半だけで23本ものシュートを放ちますが決めきれず、スコアレスのまま試合は後半へ。すると後半開始わずか39秒で湘南・ロドリゴ選手のゴールで先制に成功。準決勝進出には少なくとも2点が必要となったすみだは34分、清水和也選手の強烈なシュートで同点に追いつくとさらに攻勢を強めますが、湘南GKフィウーザ選手の好セーブに阻まれ決めきることができません。このまま試合が終わるかと思われた残り3秒、鍛代元気選手のゴールで2-1とした湘南。さらに終了間際、すみだ・中田秀人選手のブザービートが決まり2-2の同点で試合が終了。リーグ戦上位のアドバンテージを持つ湘南が準決勝進出を決め、すみだは4/5位決定戦で大阪と対戦することが決まりました。