名古屋オーシャンズ首位独走!混戦の上位争いを抜け出すのはどこだ

6月に開幕したDUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1は、9月2日(日)に1巡目の全日程を終了しました。今週末に控える共同開催 大阪ラウンドから2巡目を迎えます。
 

≪名古屋首位独走!F選抜との対戦に注目≫

昨季王者の座を奪還した名古屋オーシャンズは、1巡目の11試合を10勝1分・勝点31で終え、首位を独走しています。11試合66得点と1試合平均6得点の攻撃力に加え、1試合平均で2得点以上を与えない守備力にも定評があります。強力なブラジル人プレーヤーが他のチームとは一線を画す攻撃を見せる一方、24歳トリオの八木聖人選手、齋藤功一選手、橋本優也選手や22歳の平田ネト アントニオ マサノリ選手ら若手が経験を積み、順調に成長を見せていることもチームの好調を支えています。
 
8月に開催された「AFCフットサルクラブ選手権」では惜しくも準々決勝敗退となりましたが、名古屋が2巡目以降もどこまで磨きをかけ、頂きに登りつめるかはペドロ コスタ監督の手腕の見せどころとなるでしょう。第12節では、9月8日(土)にFリーグ選抜と対戦します。1巡目に唯一引き分けたチームとの対戦とあり、若手主体のチーム相手に実力を見せつけることが期待されます。
 

≪大混戦の上位争い、プレーオフ出場への足掛かりは≫

2位以下は大混戦で2巡目に突入します。その中にあって好調なのはバサジィ大分。フットサル日本女子代表の監督を務めていた伊藤雅範監督がチームに復帰し、昨季低迷したチームは現在2位と大健闘を見せています。開幕前に獲得したブラジル人選手がも徐々にチームにマッチし、機能しているほか、立川・府中アスレティックFCから移籍した上福元俊哉選手が”熱血主将”として、選手たちを鼓舞し、チームをまとめていることも好調の要因と言えそうです。
 
勝点19で5位につける立川・府中アスレティックFCもプレーオフ出場を十分に狙える順位につけています。内田隼太選手や丸山将輝選手といった若手選手と完山徹一選手、皆本晃選手、渡邉知晃選手らベテラン選手の融合に加え、2巡目には新加入のジョー選手がどういった変化をもたらすか注目です。
 
昨季5位以内の成績を残し、プレーオフに出場したシュライカー大阪(勝点20・3位)、ペスカドーラ町田(勝点20・4位)、湘南ベルマーレ(勝点17・6位)、フウガドールすみだ(勝点12・8位)の4チームは波に乗り切れていない状況にあります。下位チームとの対戦で勝点を得られない試合も散見されており、2巡目で確実に勝点を積み上げられないと、レギュレーションが変更になり上位3チームのみが出場できるプレーオフへの道が閉ざされてしまいます。2巡目で名古屋の独走を止めることができるのはどのチームか、期待がかかります。
 
下位に低迷している、エスポラーダ北海道(勝点13・7位)、ヴォスクオーレ仙台(勝点12・9位)、バルドラール浦安(勝点9・11位)、アグレミーナ浜松(勝点4・12位)は、今季から導入したFリーグ ディビジョン2との入替戦出場だけは避けたいところです。北海道、仙台、浜松は11試合で40失点以上。守備の改善が、順位を上げるためのキーポイントと言えそうです。残り22節、奮起し巻き返しを図ることが期待されます。
 
2巡目のスタートは共同開催 大阪ラウンド!
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