大阪が逃げ切りホーム・湘南を下す。首位を独走する名古屋は8発快勝【DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第17節 共同開催 小田原/町田ラウンド】

DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第17節は、10月13日(土)に小田原アリーナ(神奈川県小田原市)、町田市立総合体育館で全6試合を行いました。

<DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第17節>

10月13日(土)
小田原アリーナ
フウガドールすみだ 1-0 アグレミーナ浜松

 
小田原ラウンド2日目第1試合は、かなりの接戦となりました。序盤からチャンスを作りながらも決めきれない両者。前半は0-0とスコアレスのまま折り返します。迎えた後半もなかなか得点は生まれません。試合も終盤に近づいた35分、すみだが5ファウル。このチャンスを生かしたい浜松でしたが、均衡を破ったのはすみだでした。岡村康平選手との連携から宮崎曉選手が叩き込み先制。タイムアウトを取った浜松は、中村友亮選手をGKに置きパワープレーを開始します。終了間際、自陣でのキックインからすみだゴール前までボールを運び、中村選手がシュートを放ちますが決めきれずに試合終了。1-0ですみだが勝利を収めました。
 
名古屋オーシャンズ 8-1 エスポラーダ北海道
 
首位を独走する名古屋が、その得点力を見せつけました。7分、酒井ラファエル良男選手のキックインに合わせたヴァルチーニョ選手のゴールで先制に成功すると、18分、19分とペピータ選手が連続で得点し3-0で前半を折り返します。迎えた後半立ち上がり、北海道は田辺陸選手が自陣から長い距離を走りカウンターを仕掛けると、ゴール前左手から押し込み1点を返します。しかし勢いの止まらない名古屋はその後、わずか3分で4得点と決定力の高さを見せると、終了間際に橋本優也選手がダメ押しの8点目。8-1で試合が終了し、北海道は共同開催2連戦を2敗で終えています。
 
湘南ベルマーレ 2-4 シュライカー大阪
 
2連戦の湘南が、上位を争う大阪をホームに迎えました。試合開始直後、チャンスを作る湘南。鍛代元気選手のパスに内村俊太選手が合わせますが、決めきることができません。対する大阪も、カウンターからチアゴ選手がシュート。序盤から激しい攻防が繰り広げられます。試合を動かしたのは大阪。13分、相井忍選手のアシストから堀米将太選手がゴールし先制に成功すると、つづく15分には自陣でボールを奪った加藤未渚実選手から芝野創太選手が相手FPの股を抜くパスを逆サイドに送り、これに後方から走りこんだ加藤選手が合わせ、湘南を突き放します。0-2で迎えた後半、立ち上がりからチャンスを作る湘南でしたが決めきれず、失点を重ねてしまいます。29分にはロドリゴ選手が左サイドに回り込みながらゴールを決め1-4。その後、鍛代選手をGKに置きパワープレーを仕掛けた湘南は、終了間際に内村選手のゴールで2点差に迫りますが追撃及ばずタイムアップ。湘南はホームでの共同開催を1勝1敗で終えています。
 
町田市立総合体育館
ヴォスクオーレ仙台 1-1 バルドラール浦安
 
どちらも連戦の仙台と浦安。前半から拮抗した展開で試合が進みます。前半10分を経過し、浦安がペースをつかみながらも決めきれずにいると、コーナーキックを得た仙台はこれに堀内迪弥選手が合わせて先制に成功。前日の試合でハットトリックの活躍を見せた堀内選手がまたも試合を動かします。前半シュート数わずか8本と少ないチャンスをものにした仙台が1点をリードし、前半を終えると、後半も序盤から浦安ゴールに迫ります。その後両者になかなかゴールが生まれない中、均衡を破ったのは浦安。36分、加藤竜馬選手が同点ゴールを決め、試合は振り出しに戻ります。試合時間残り1分を切り、タイムアウトを取った浦安は、最後まで仙台ゴールに迫りましたが追加点を挙げることができずに試合終了。勝点1を分ける結果となりました。
 
Fリーグ選抜  7-3  立川・府中アスレティックFC
 
しばらく勝利から遠ざかっているF選抜が、6連勝中で暫定2位の立川・府中と対戦しました。前回の対戦では3-3で勝点を分けた両者。プレーオフ出場、優勝を目指す立川・府中は序盤から積極的に仕掛けると、4分、左のコーナーキックに合わせた渡邉知晃選手のゴールで先制に成功します。このまま勢いに乗りたい立川・府中でしたが、11分にF選抜・三浦憂選手に同点弾を許すと、14分には小幡貴一選手のアシストから仁井貴仁選手にゴールを決められ2-1。前半終盤には新井裕生選手のフリーキックが壁に当たり跳ね返ったところを三笠貴史選手が突き刺し、F選抜が2点リードで前半を折り返します。流れを変えたい立川・府中は後半立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛け、渡邉選手が頭で押し込み1点差に。その後両者1得点ずつを追加し拮抗した展開となりますが、F選抜の勢いは止まらず、鬼塚祥慶選手が追加点を挙げ2点をリードします。ここで立川・府中はパワープレーを開始しますが、F選抜にパワープレー返しを浴び7-3。F選抜が5試合ぶりの勝利を挙げました。
 
ペスカドーラ町田 3-2 バサジィ大分
ホームでの共同開催を迎えた町田が、大分と対戦しました。序盤、大分がチャンスを作りますが決めきれず、先制したのは町田。7分、アウグスト選手のヒールパスに合わせた室田祐希選手が、自身Fリーグ通算100ゴール目となるシュートを突き刺します。これに勢いを得た町田は、森谷優太選手がシュートを放ち、大分GKマルセロ選手がはじいたところに詰めてリードを広げます。2-0で迎えた後半、まずは1点を返したい大分は、開始2分足らずで田村龍太郎選手のアシストから原田浩平選手がゴールし2-1。その後両者に追加点は生まれず、試合は終盤を迎えます。するとキックインを得た大分は、この流れから白方秀和選手が同点弾を決め、試合は振り出しに戻ります。このまま試合が終わるかと思えた38分、中井健介選手のゴールで町田が勝ち越しに成功。直後に白方選手をGKに置きパワープレーを仕掛けた大分でしたが追撃及ばず、3-2で町田が勝利を挙げました。