2巡目最後の第22節。町田がF選抜を下し、前回の雪辱をはたす【DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第22節】

DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第22節は、11月16(金)から18日(日)の3日間にわたり全6試合を行いました。
 

<DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第22節>

11月16日(金)
大田区総合体育館
フウガドールすみだ 3-2 立川・府中アスレティックFC

 
今シーズン唯一の大田区総合体育館での試合は、金曜日にも関わらず1000人を越える観客数を記録しました。熾烈な順位争いを繰り広げる立川・府中は是が非でも勝ちたい試合。しかし、序盤からすみだがペースをつかみます。8分、ボラ選手との連携から栗本博生選手が先制点を挙げると、17分には大薗諒選手のゴールで2点をリードし、前半を折り返します。後半序盤にもすみだが追加点を挙げ、3点を追う立川・府中はチャンスを作りながらもすみだGK・大黒章太郎選手の好セーブを前にゴールネットを揺らすことができません。32分、完山徹一選手のゴールで1点を返した立川・府中は、GKをクロモト選手から田中俊則選手に変え、FPに外国籍選手2名を置きます。6分近くを残しパワープレーを仕掛けると、ジョー選手のアシストからマルキーニョ選手のゴールで1点差に。しかし追撃及ばず3-2ですみだが勝利を挙げました。
 
11月17日(土)
浦安市総合体育館
バルドラール浦安 2-1 アグレミーナ浜松

 
11位の浦安が、最下位の浜松をホームに迎えました。序盤からボールを持ち、チャンスを窺う浦安は4分、左のコーナーキックに合わせ、三浦慎太郎選手がダイレクトボレー。これがゴールに突き刺さり、三浦選手のFリーグ初ゴールで1点をリードします。浦安がこのリードを守り1-0で前半を折り返すと、後半序盤、浜松が鷲北一輝選手のゴールで同点に。その後も両者少ないチャンスの中、ゴールを狙います。すると39分、コーナーキックの流れから粘り強くボールをつないだ浦安は、加藤竜馬選手のアシストから石田健太郎選手が押し込み2-1。このまま試合は終了し、浦安が6試合ぶりの勝利を挙げました。また、翌日に行われた他会場の試合結果により、浦安が順位を10位に上げています。
 
11月18日(日)
北海きたえーる
エスポラーダ北海道 1-2 バサジィ大分

 
10位・北海道が、6位の大分をホームに迎えました。若手の成長を目指す北海道は、2巡目の10試合での勝利はわずか1試合。ホームでの勝利からも遠ざかっており、何としてでも勝ちたい試合です。対する大分は、プレーオフ出場条件の上位3チームに食い込むため、1試合も勝点を落とせません。前半は北海道のシュート数6本に対し、大分は18本と実に3倍のシュートを放ちながらも決めきることができずに0-0で折り返します。迎えた後半、試合を動かしたのは大分。24分、レイチ選手のゴールで先制します。しかし、ホームで負けてはいられない北海道は34分、十川祐樹選手のゴールで同点に追いつくと、その後も拮抗した展開が続きます。このまま試合が終わるかと思えた終了間際、田村研人選手が放ったシュートが試合終了のブザーと同時に決まり1-2。大分が接戦を制しました。
 
カメイアリーナ仙台
ヴォスクオーレ仙台 2-4 湘南ベルマーレ

 
4試合ぶりの勝利を目指す仙台が、湘南をホームに迎えました。前半立ち上がりから拮抗した展開となったこの試合。均衡を破ったのは湘南でした。小門勇太選手のフリーキックからロドリゴ選手が押し込み先制に成功。しかし2分後には、GKのリスタートから、こぼれ球を藤山翔太選手が押し込み仙台が同点に追いつきます。1-1で迎えた後半、湘南は負傷で離脱していた浦上浩生選手が内村俊太選手のアシストから復帰弾を決め勝ち越すと、直後には鍛代元気選手のゴールでリードを広げます。まずは追いつきたい仙台は、マルロン選手をGKに置きパワープレーを開始すると、これが功を奏し1点差に。しかし、38分、内村選手のゴールで再度湘南にリードを広げられると追撃及ばずタイムアップ。2-4で湘南が勝利しています。
 
武田テバオーシャンアリーナ
名古屋オーシャンズ 3-2 シュライカー大阪

 
まるで決勝戦かのような緊張が漂う名古屋と大阪の上位対決。ここまで21戦負けなし(第15節は台風の影響により12月26日に延期)で首位を独走する名古屋と、その名古屋から2016/2017シーズンに王者の座を奪った唯一のチームである大阪との対戦は序盤から激しい攻防戦が繰り広げられました。試合を動かしたのはホームの名古屋。GK・篠田龍馬選手がキャッチからドリブルで持ち上がり、そのままシュートを突き刺し先制に成功します。10分にはキックインから吉川智貴選手が追加点を挙げ、名古屋が2点をリード。前半を2-0で折り返します。27分にはルイジーニョ選手のアシストからヴァルチーニョ選手がゴールし、リードを広げた名古屋。3点を追う厳しい展開となった大阪は30分、田村友貴選手のゴールで1点を返すと、加藤未渚実選手をGKに置いたパワープレーを仕掛けた直後の35分、稲田瑞穂選手のゴールで2点差に迫りますが、追撃及ばずタイムアップ。ホームアリーナでの共同開催を控える名古屋が3-2で大阪を下しました。
 
Fリーグ選抜 3-5 ペスカドーラ町田
 
前回の対戦ではF選抜が3-0と完封勝利を挙げたこのカード。もう一度勝利し、実力を示したいF選抜に対し、同じ相手に連敗をするわけにはいかない町田は序盤から積極的にゴールを狙います。3分、セットプレーからクレパウジ ヴィニシウス選手がゴールし、1点をリードすると、11分にはアウグスト選手が追加点。勢いの止まらない町田はその後F選抜のオウンゴールを誘発し、点差を広げます。前半のうちに1点を返したいF選抜は19分、鬼塚祥慶選手がゴールし、3-1で前半を折り返します。迎えた後半、23分にPKを得たF選抜は、これをキャプテンの三笠貴史選手が危なげなく決め1点差に迫ります。しかし貫録を見せつける町田は、直後に横江怜選手のゴールでF選抜を突き放すと29分には中井健介選手がダメ押しの5点目を決め5-2。32分、瀧澤太将選手のゴールし、2点を追うF選抜は残り3分、水谷颯真選手をGKに置きパワープレーを開始しますが追加点を奪うことができず、5-3で町田が勝利しています。