大阪vs町田の激戦は小曽戸選手2得点の活躍で大阪に軍配【Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第1節 開幕駒沢セントラル】

本日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場でFリーグ2019/2020 ディビジョン1 第1節 開幕駒沢セントラル2日目のの3試合を開催しました。
 
立川・府中アスレティックFC 1-4 バサジィ大分
 
Fリーグオーシャンカップ3回戦の再戦となったこの試合。序盤から両者積極的にゴールを狙いますが、決めきることができません。試合を動かしたのは大分。8分、左からのパスをレイチ選手が突き刺し、先制に成功します。その後も拮抗した展開が続きますが、18分、右のコーナーキックから渡邉知晃選手がゴールし、立川・府中が試合を振り出しに戻します。1-1で迎えた後半、均衡を破ったのはまたも大分。31分、森洸選手がこぼれ球を押し込み勝ち越し点を挙げると、そのわずか30秒後には小門勇太選手のヒールパスから仁部屋和弘選手がゴールしリードを広げます。2点を追う立川・府中は退場者を出す苦しい展開。4分強を残し、内田隼太選手をGKにパワープレーを開始します。しかし追撃及ばず、残り21秒で仁部屋選手に追加点を奪われ試合終了。1対4で大分が開幕戦勝利を挙げました。
 
バルドラール浦安 5-2 ボアルース長野
 
長野がディビジョン1昇格後、初めてのリーグ戦を迎えました。まず試合を動かしたのは浦安。6分、新加入の西村祐飛選手が、相手GKの頭上を抜くゴールを決め、先制に成功します。続く10分には、粘り強くゴールを狙い続けた加藤竜馬選手が追加点を挙げ、浦安がリードを広げます。11分には伊藤広樹選手が昇格後初ゴールを決め1点差に迫りますが、2対1で迎えた後半、開始わずか6秒で西村選手がこの試合2点目となるゴールを挙げ、再度2点をリード。退場者を出しながらもコーナーキックの流れから北原健治選手がゴールし、追い上げる長野でしたが、長野の14本に対し39本ものシュートを放ち、終始ペースを握った浦安が終了間際に2得点を追加。小宮山友祐コーチがアルベルト・リケル監督に代わり采配を振った浦安が、5対2で勝利を収めました。
 
シュライカー大阪 4-2 ペスカドーラ町田
 
戦前の予想通り、緊迫した一戦となりました。昨季、リーグ戦3回の対戦ではいずれも引き分け、リーグ開幕に先立って行われたFリーグオーシャンカップでもPK戦にもつれ込む接戦を見せた両者。この試合でも序盤から激しいぶつかり合いを繰り広げました。試合を動かしたのは大阪。4分、GK檜山昇吾選手のロングスローから小曽戸允哉選手が町田GK小野寺優介選手との1対1を制し、先制に成功します。勢いに乗り追加点を奪いたい大阪と、まずは1点を返したい町田が接戦を繰り広げ、1対0と大阪リードで前半が終了。迎えた後半、22分にクレパウジ ヴィニシウス選手が強烈なシュートを決め、試合を振り出しに戻すと、およそ1分半後には小曽戸選手のこの試合2点目となるゴールで大阪が勝ち越し。その後も拮抗した展開が続き、第2PKを得た大阪でしたが、これを加藤未渚実選手が外し、追加点とはなりません。38分には日根野谷建選手のシュートからオウンゴールを献上し、同点に追いつかれた大阪でしたが、直後に齋藤日向選手が勝ち越し点。そのわずか16秒後には獲得した第2PKを加藤選手が今度は突き刺し4対2。このまま試合が終了し、大阪に軍配が上がりました。