初日に首位・大分、2位・大阪が登場! 注目試合が目白押し!【Fリーグ2019/2020 第6節・第7節】

明日28日(金)から30日の3日間、武田テバオーシャンアリーナでFリーグ2019/2020 第6節・第7節 共同開催名古屋ラウンドが行われます。今季初の共同開催は各チームが2試合ずつを行うため、この週末で順位が大きく可能性もあり、注目試合が目白押し。全12チームの見どころを紹介します。
 
エスポラーダ北海道(9位)
ここまで5試合でわずか1勝と、9位にとどまる北海道。特に直近2試合では0得点と、得点力に課題を残します。しかし、チームの結束力は固く、U-20フットサル日本代表で離脱していた木村優太選手もチームに戻り、代表活動で得た経験を還元してくれることでしょう。その北海道は、共同開催初日に現在首位のバサジィ大分と、翌29日に名古屋オーシャンズと対戦します。上位チームとの2連戦と厳しい戦いになりますが、ベテランと若手の融合で勝点獲得を目指します。
 
ヴォスクオーレ仙台(8位)
2勝3敗で共同開催を迎える仙台。今季は補強にも成功し、これまで以上の順位を狙えるチームとして大きな期待を受けています。得点力の高い堀内迪弥選手やベテランの荒牧太郎選手のほか、新加入の田村研人選手、森村孝志選手がチームに加わり、リーグ開幕前に行われたFリーグオーシャンカップでも初のベスト4進出という成長ぶりを示しました。その仙台は、29日に勝点で並ぶバルドラール浦安と、30日にはリーグ戦初対戦となるボアルース長野と対戦します。
 
バルドラール浦安(7位)
2勝3敗で7位の浦安。チームのまとまりは見せつつも、昨季からアルベルト・リケル監督が課題に挙げている決定力の不足で勝ち切れない試合が続きます。前節で見せた終了間際までゴールに迫り、1点差で追いつく粘りをこの共同開催でも見せ、勝ち切ることができるのか注目です。その浦安は29日にヴォスクオーレ仙台と、30日にシュライカー大阪と対戦します。勝点で並ぶ仙台との試合に勝ち切り、翌日の大阪戦に弾みをつけたいところです。
 
フウガドールすみだ(4位)
4勝1敗で4位につけるすみだ。日々、強度の高いトレーニングに励み、競争力の高いチームに仕上がっている今季は、共同開催でも連勝し、このまま上位をキープしたいところです。29日に今季F1昇格を果たしたボアルース長野と対戦した翌日は、毎シーズン勝利することを目標に戦っている名古屋オーシャンズと対戦します。まずは長野戦に勝利し、いい形で勢いを持って名古屋戦に臨むことを目指します。
 
立川・府中アスレティックFC(5位)
勝点10で5位につける立川・府中。開幕戦で大分に敗戦し、第4節ではシュライカー大阪に終了間際で追いつかれ、上位陣に勝ち切れない立川・府中ですが、前節では昨季Fリーグ選抜で経験を積んだ新井裕生選手やFリーグ初出場で初ゴールを挙げた堤優太選手など若手選手が活躍を見せ、完封勝利を収めています。この勢いのまま共同開催で連勝し、順位を上げ、上位をキープしていきたいところです。その立川・府中は29日にペスカドーラ町田と、30日にFリーグ選抜と対戦します。どちらも現在の順位は下位ですが、油断することなく勝点を積み重ねたいところです。
 
ペスカドーラ町田(10位)
新監督が就任し、なかなか波に乗ることができない町田ですが、若手選手の積極起用が実を結べば、地力を発揮し順位を上げていく可能性を大きく残しています。その町田はまず29日に立川・府中アスレティックFCとの”東京ダービー”を戦います。翌30日は今季唯一勝点3を奪った湘南ベルマーレとの”境川決戦”が早くも再戦。まずは共同開催初戦を勝ち切り、湘南との対戦では今季勝ち越しを狙います。
 
湘南ベルマーレ(6位)
直近2試合では1点差の難しい試合を勝ち切りながらも開幕から3戦で1分2敗と取りこぼした勝点が響き、6位につけている湘南。上位グループとはいえ、5位の立川・府中アスレティックFCにも3ポイント差をつけられており、この共同開催で連勝し、順位を上げることが求められます。その湘南は29日に第5節終了時点で5連勝で首位のバサジィ大分と対戦。30日にはペスカドーラ町田と、今季2戦目となる”境川決戦”を戦います。第2節の町田との対戦では1点差で敗戦しており、同じ相手に2敗は避けたいところ。まずは大分戦で弾みをつけ、境川決戦に臨みます。
 
ボアルース長野(12位)
今季Fリーグ ディビジョン1に昇格し、初めてのリーグ戦を戦う長野は、開幕以来5連敗で最下位。F1の厳しさを感じながら、初めての共同開催2連戦を迎えます。29日に対戦するフウガドールすみだはチームの完成度の高さを窺わせるチーム。30日に対戦するヴォスクオーレ仙台も、波の乗る気配を感じさせています。前節では8対0と完敗を喫していますが、気持ちを切り替え、挑戦者として両チームに挑むことが期待されます。
 
名古屋オーシャンズ(3位)
Fリーグ13年の歴史で11回優勝と、圧倒的な強さを見せる名古屋。しかし、年々各チームのレベルも向上しており、昨季リーグ戦無敗の名古屋は早くも第3節で敗戦を味わいました。しかし、その得点力や個人の能力の高さは今季も健在。ホームタウン・名古屋での共同開催で狙うは、もちろん2連勝です。29日にはプレシーズンマッチで引き分けたエスポラーダ北海道と対戦。翌30日には、妥当名古屋に気合が入るフウガドールすみだと対戦します。2連勝でこの共同開催を終えることが期待されます。
 
シュライカー大阪(2位)
第4節のホームゲームでは、立川・府中アスレティックFCに2点を先行されながらも終了間際に追いつき、5戦無敗で2位につける大阪。先日ブラジル人FP・ドゥドゥ選手の加入も発表され、さらなる戦力の増強に期待がかかります。28日にはFリーグ選抜と対戦。ここまで未勝利のF選抜ですが、U20フットサル日本代表の活動を終えた選手が戻ってくることもあり、決して侮ることのできない相手でしょう。翌30日にはバルドラール浦安と対戦を控えており、2連勝で上位をキープすることが期待されます。
 
バサジィ大分(1位)
伊藤雅範監督復帰2シーズン目で、チームの成長ぶりを見せる大分。開幕5連勝で単独首位をキープしています。特筆すべきはその得点力。名古屋オーシャンズ、シュライカー大阪といった攻撃力の高いチームを抑え、5試合で30得点と好調ぶりを見せています。その好調を支える守備力も、リーグ最少失点の7点。共同開催でも2連勝し、連勝記録を伸ばしたいところです。その大分は、28日にエスポラーダ北海道と、29日に湘南ベルマーレと対戦します。どちらも開幕以来なかなか調子の上がらないチームですが、その分この2連戦で勝利を目指し首位チームに挑んでくることでしょう。決して油断のできない相手です。
 
Fリーグ選抜(11位)
U20フットサル日本代表に5選手が選ばれ、10名という限られた人数で2試合を戦ったF選抜。5試合未勝利で11位につけていますが、チームメートのU-20 AFCフットサル選手権優勝をに刺激を受け、共同開催に臨みます。久しぶりにフルメンバーが揃い臨むのは、シュライカー大阪、立川・府中アスレティックFCと強豪つづきですが、今季初勝利が期待されます。
 
日程・結果:https://www.fleague.jp/score/
チケット情報:http://www.fleague.jp/ticket/central/nagoya1/
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