立川・府中が1点差を守り切りホーム開幕戦で勝利! 大分vs名古屋の上位対決は名古屋に軍配【Fリーグ2020-2021 ディビジョン1】

Fリーグ2020-2021 ディビジョン1は、10月9日(金)、11日(日)に5試合を行いました。
 

<10月9日(金)>

Y.S.C.C.横浜 3-2 バルドラール浦安
前週の試合でF1初勝利を挙げた横浜が、ホーム開幕戦に浦安を迎えました。試合は序盤から大きく動きます。横浜ボールでキックオフすると、開始6秒、伊藤玄選手のゴールで横浜が先制に成功します。出鼻をくじかれた浦安でしたが、2分にはキックインの流れから大島旺洋選手がゴールし、試合を振り出しに戻します。連勝を目指す横浜は11分、カウンターを仕掛けようとした浦安からボールを奪い返した宿本諒太選手のパスに合わせた小林拓夢選手のゴールで勝ち越すと、つづく12分には現在行われているU-19フットサル日本代表候補のトレーニングキャンプに選出された黒田智暉選手のゴールで浦安を突き放します。2点ビハインドの浦安は、第1ピリオド終了間際に加藤竜馬選手をGKに置きパワープレーを仕掛けると、第2ピリオドも開始直後からパワープレーで得点を狙います。幾度となく惜しいシーンを作りますが、横浜GK後村祐樹選手が集中した守りを見せ、ゴールを割らせません。試合終盤には先制点を挙げた大島選手のシュートがオウンゴールを誘発し、1点差に迫った浦安でしたが、追撃及ばず試合終了。最後まで集中した守備を見せた横浜が、F1初の2連勝を挙げています。
 

<10月9日(金)>

ボアルース長野 2-5 ボルクバレット北九州
前週2連戦とタイトなスケジュールの中、1戦目でY.S.C.C.横浜と激戦を繰り広げた長野が、横浜と同じく今季F1に昇格した北九州をホームに迎えました。F1の先輩として絶対に勝たなくてはならない試合でしたが、序盤からファウルを溜め、10分には北九州に第2PKを献上。これを長坪優希選手が左足で危なげなく決めると、そのわずか12秒後には味方FPが頭で落としたボールをゴール前左手からクシヤマイザケ選手がシュートし、北九州が一気に2点をリードします。13分には今季新加入の丹羽脩人選手が右サイドにスライドしながらゴールを決め、1点差に追いついた長野でしたが、終盤には昨季F2得点王の清水誠也選手にゴールを奪われ1対3で第1ピリオドを折り返します。2点ビハインドで迎えた第2ピリオド、序盤に北九州が退場者を出し、数的優位に立った長野は荒牧太郎選手のパスに合わせた城野全輝選手のゴールで再度1点差に迫りますが、その後は得点を奪うことができず、26分、27分と失点を重ねてしまいます。初勝利を目指す長野は最後まで得点を狙いますが、追加点を奪うことができずに試合終了。北九州が今季2勝目を挙げました。
 
バサジィ大分 1-2 名古屋オーシャンズ
昨季年間準優勝の大分が、年間優勝の名古屋をホームに迎えました。9月末のホームゲームで湘南ベルマーレに敗戦し、連敗は避けたい大分。開幕5連勝で首位を独走する名古屋を止めるためにも負けられない戦いは、戦前の予想どおり見応えのある一戦となりました。立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛ける名古屋に対し、大分も集中した守備を見せカウンターのチャンスを狙います。まず試合を動かしたのは名古屋。ペピータ選手のヒールパスを受けた安藤良平選手のシュート性のパスを吉川智貴選手が左足で流し込み、先制に成功します。0対1と名古屋リードで迎えた第2ピリオド、まずは同点を狙いたい大分でしたが22分にも吉川選手にゴールを許し、2点を追う展開に。失点からわずか17秒後にはゴール前の混戦から仁部屋和弘選手がボールを押し込み、1点を返しますが、1試合を通して名古屋のシュート数33本に対し、11本と攻めきれない大分は、追加点を奪うことができず1対2で試合終了。大分は2連敗、名古屋は開幕6連勝を挙げています。
 
エスポラーダ北海道 2-2 フウガドールすみだ
3週連続でホームで試合を行う北海道が、今季初勝利を目指すすみだと対戦しました。引き締まった試合運びとなった第1ピリオド、まず試合を動かしたのはアウェイのすみだでした。5分、田口元気選手のシュートが右ポストを叩き跳ね返ったボールをガリンシャ選手が押し込み、先制に成功します。1点を追う北海道も幾度となくチャンスを作りますが、決めきることができません。このまま第1ピリオドを終えるかに思えた残り17秒、自陣からボールを繋いだ北海道は小島翼選手のゴールで同点に。1対1で第1ピリオドを折り返します。迎えた第2ピリオドも接戦は続きます。27分、GK坂桂輔選手のロングスローを胸で受けた三浦憂選手が体勢を崩しながらもボールを押し込み勝ち越しに成功。しかしその50秒後には森村孝志選手から鬼塚祥慶選手と繋ぎ、ラストパスを受けた三笠貴史選手のゴールですみだが同点に追いつきます。最後まで一進一退の攻防を見せた試合は、決着がつかず2対2で終了。勝点を分け合う結果となりました。
 
立川・府中アスレティックFC 2-1 湘南ベルマーレ
前週の試合で今季初勝利を収めた立川・府中が、3連勝を狙う湘南とホーム開幕戦で対戦しました。序盤から両チーム積極的にゴールを狙う好ゲームで、均衡を破ったのはアウェイの湘南。ロドリゴ選手のシュートが弾かれたところに林田フェリペ良孝選手が詰め、先制に成功します。しかし、そのわずか45秒後にはジョー選手が放ったシュートをペナルティエリア内の内田隼太選手が左足で触ってコースを変え、試合を振り出しに戻します。その後も拮抗した展開が続き、1対1で第1ピリオドを折り返すと、28分には湘南のパスミスを見逃さずボールを奪った上村充哉選手が自らシュートを突き刺し、逆転に成功します。1点を追う湘南は、試合終盤ロドリゴ選手をGKに置きパワープレーを仕掛けますが、GK黒本ギレルメ選手の好セーブもあり集中した守備を見せた立川・府中が逃げ切り、2対1で勝利。ホーム開幕戦を勝利で飾りました。
 

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